MENU

義ノ富士とは?読み方・本名・年齢と成績|学生横綱から幕下付出、金星3個と三賞5回の伊勢ヶ濱部屋のホープ

義ノ富士とは?読み方・本名・年齢と成績|学生横綱から幕下付出、金星3個と三賞5回の伊勢ヶ濱部屋のホープ

義ノ富士直哉(よしのふじ なおや)は、伊勢ヶ濱部屋に所属する熊本県宇土市出身の力士です。2001年6月25日生まれの25歳で、185.0cm・162.0kg。日本大学4年で学生横綱になり、2024年5月場所に幕下最下位格付出で初土俵を踏みました。十両を2場所連続優勝で通過し、新入幕からちょうど1年の2026年7月場所で新小結に。幕内8場所で金星3個、三賞5回を挙げています。2026年9月場所は西前頭二枚目で初日から5連敗したあと、9勝6敗まで巻き返しました。この記事では、協会公式プロフィールの数字、しこ名の由来、学生時代から三役までの番付の動き、金星と三賞、決まり手のデータ、十一月場所の見どころを出典付きで整理します。

この記事の数字について

この記事の番付・プロフィール・戦歴は、日本相撲協会公式プロフィールの令和8年(2026年)九月場所 千秋楽時点の値です。十一月場所(九州場所)の番付は2026年10月26日に発表されるため、この記事では地位を九月場所の「西前頭二枚目」のまま書いています。新しい地位は発表後に最新の番付表で確かめてください。

この記事でわかること

  • 義ノ富士の読み方・本名・年齢・身長体重と、力士アンケートで答えた素顔
  • 「草野」から「義ノ富士」に改めたしこ名の由来
  • 文徳高校・日本大学から、学生横綱として幕下付出で入門するまで
  • 十両2場所連続優勝から、新入幕1年で新小結になった番付の動き
  • 金星3個と三賞5回を挙げた場所と相手
  • 2026年9月場所の5連敗から9勝6敗までの15日間
  • 得意技「右四つ・寄り」と決まり手の内訳、十一月場所の見どころ
目次

義ノ富士とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール

義ノ富士は「よしのふじ なおや」と読み、本名は草野直哉、25歳の伊勢ヶ濱部屋の力士です。

出身地は熊本県宇土市で、九月場所の番付は西前頭二枚目でした。日本相撲協会の公式プロフィールに載っている基本情報は次のとおりです。和暦の日付は西暦に直しています。

項目内容
しこ名義ノ富士 直哉(よしのふじ なおや)
本名草野 直哉
しこ名履歴草野 → 義ノ富士
生年月日2001年(平成13年)6月25日(25歳)
出身地熊本県宇土市
身長・体重185.0cm・162.0kg
所属部屋伊勢ヶ濱部屋
得意技右四つ・寄り
初土俵2024年(令和6年)5月場所(幕下最下位格付出)
新十両2025年(令和7年)3月場所
新入幕2025年(令和7年)7月場所
新三役2026年(令和8年)7月場所
最高位小結
2026年9月場所の番付西前頭二枚目

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「義ノ富士 直哉」(令和8年九月場所 千秋楽時点、2026年10月20日取得)。付出の区分はデイリースポーツ「新入幕・草野 全部勝つ!」(2025年7月1日)による

ほかの関取の読み方や所属部屋とあわせて見るなら、現役力士一覧にまとめています。

しこ名の由来|「義」は義理人情の義、「富士」は伊勢ヶ濱部屋の伝統

「義」は本人いわく義理人情の義で、「富士」は元横綱旭富士・照ノ富士から続く部屋の字です。

入門から2025年9月場所までは本名の「草野」で取り、2025年11月場所の番付から「義ノ富士」に改めました。KAB熊本朝日放送(2025年11月7日)によると、5月場所のあとに「そろそろ四股名をつけないとな」と声をかけられ、候補の中から本人が字を選んでいます。「義」について本人は「義理人情の『義』なので」と話しています。

しこ名の「富士」について

伊勢ヶ濱部屋では、元横綱旭富士・元横綱照ノ富士のほか、同じ部屋の熱海富士、2026年1月場所から改名した伯乃富士も、しこ名に「富士」が付いています。改名を持ちかけたのが先代の師匠か現在の師匠かは報道によって書き方が分かれており、この記事では特定していません。

伊勢ヶ濱部屋|師匠は元横綱照ノ富士、熱海富士・伯乃富士と同じ部屋

伊勢ヶ濱部屋は東京都墨田区にあり、師匠は第73代横綱照ノ富士の伊勢ヶ濱親方です。

義ノ富士が初土俵を踏んだ2024年5月場所の師匠は、先代の元横綱旭富士でした。部屋は2025年6月9日に元横綱照ノ富士が継いでいます。2026年9月場所の時点で、同じ部屋の幕内上位には次の力士がいます。

しこ名2026年9月場所の地位九月場所の成績
熱海富士関脇8勝7敗
伯乃富士小結5勝10敗
義ノ富士西前頭二枚目9勝6敗

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「義ノ富士 直哉」(2026年10月20日取得)、熱海富士・伯乃富士の成績は日本相撲協会公式の星取表

大相撲の取組の決まりでは、同じ部屋の力士どうしは優勝決定戦を除いて本場所で対戦しません。義ノ富士にとって熱海富士と伯乃富士は、本割では顔が合わない相手です。

力士アンケートでわかる素顔|好きな食べ物は寿司、座右の銘は「感謝」

相撲を始めたのは6歳、好きな食べ物は寿司、趣味はサウナ、座右の銘は「感謝」です。

協会公式プロフィールには、本人が答えた力士アンケートが載っています。

質問義ノ富士の答え
相撲を始めた年齢6歳
好きな食べ物寿司
趣味・マイブームサウナ
好きな音楽浜田省吾
好きな漫画・アニメ・映画名探偵コナン
好きなテレビ番組・YouTubeチャンネル水曜日のダウンタウン
座右の銘・好きな言葉感謝

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「力士アンケート」(2026年10月20日取得)

「応援しているスポーツチームや選手」と「ここだけは相撲界で自分がNo.1だと思うこと」には、どちらも「なし」と答えています。好きなテレビ番組の「水曜日のダウンタウン」は、同じ2025年7月場所に新入幕を果たした琴栄峰と同じ答えです。

草野から義ノ富士へ|宇土市から文徳高・日大、学生横綱で幕下付出

熊本の文徳高校から日本大学に進み、4年で学生横綱となって2024年5月場所に幕下付出で入門しました。

文徳高校から日大へ|主将を務め、4年で学生横綱

高校は熊本の文徳高校、大学は日本大学で、相撲部の主将を務め4年で学生横綱になりました。

デイリースポーツ「新入幕・草野 全部勝つ!」(2025年7月1日)は、文徳高校から日大に進み、4年で学生横綱になった経歴を伝えています。デイリースポーツ「義ノ富士 新三役、小結昇進で決意」(2026年6月30日)によると、日大では相撲部の主将でした。学生横綱などの実績がある大学生は、幕下の最下位格からの「付出」で入門でき、前相撲や序ノ口から取らずに済みます。

2024年5月場所に幕下最下位格付出、幕下5場所すべて勝ち越し

初土俵は2024年5月場所の幕下最下位格付出で、幕下の5場所はすべて勝ち越しています。

付出の場所は6勝1敗で、11日目にはのちに大関となる安青錦にも勝っています。その後も西幕下二十九枚目・西幕下十七枚目で5勝2敗、東幕下七枚目・西幕下三枚目で4勝3敗と白星を先行させ、5場所で24勝11敗を挙げて2025年3月場所の新十両を決めました。

できごと時期そのときの年齢
初土俵(幕下最下位格付出)2024年(令和6年)5月場所22歳
新十両・十両優勝(14勝1敗)2025年(令和7年)3月場所23歳
十両優勝(13勝2敗)2025年5月場所23歳
新入幕・敢闘賞と技能賞2025年7月場所24歳
しこ名を義ノ富士に・初金星2025年11月場所24歳
2日連続金星・殊勲賞2026年(令和8年)1月場所24歳
新小結2026年7月場所25歳

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月20日取得)、デイリースポーツ「新入幕・草野 全部勝つ!」(2025年7月1日)

関取への道|十両2場所連続優勝から、新入幕1年で新小結

十両を2場所連続優勝で通過し、新入幕からちょうど1年の2026年7月場所で新小結になりました。

十両は14勝1敗・13勝2敗で2場所連続優勝

新十両の2025年3月場所は14勝1敗、翌5月場所は13勝2敗で、どちらも十両優勝です。

3月場所は西十両十四枚目、5月場所は西十両筆頭でした。十両の在位は2場所だけで、30番を27勝3敗で終えています。協会公式の受賞歴に並ぶ「十両優勝2回」はこの2場所のものです。3月場所の黒星は13日目の嘉陽戦だけで、7日目は不戦勝でした。5月場所は初日に英乃海、11日目に友風に敗れ、ほかの13番はすべて勝っています。

新入幕の2025年7月場所は11勝4敗で敢闘賞と技能賞

新入幕は2025年7月場所の東前頭十四枚目で、11勝4敗を挙げ敢闘賞と技能賞を受けました。

デイリースポーツ「新入幕・草野 全部勝つ!」(2025年7月1日)によると、新入幕の会見では、師匠から「三役、大関、横綱を目指してほしい」と期待をかけられています。この場所で初めてまげを結いました。協会公式の星取表では、8日目を終えて7勝1敗と序盤から白星を重ね、11勝4敗で終えています。

初めての負け越しは2026年3月場所の7勝8敗

入門から負け越しなしで番付を上げ、初めての負け越しは2026年3月場所の7勝8敗でした。

マネーポストWEB(2026年1月16日)は2026年1月場所の時点で「一度も負け越すことなく番付を駆け上がる」と紹介しています。3月場所は西前頭筆頭で7勝8敗となり、初めて負け越しました。この場所の4日目は不戦勝で、7勝にはこの1勝が含まれます。翌5月場所は東前頭二枚目で11勝4敗とし、2度目の敢闘賞を受けて新小結を決めました。
場所地位成績受賞
2025年7月場所東前頭十四枚目11勝4敗敢闘賞・技能賞
2025年9月場所西前頭六枚目8勝7敗—
2025年11月場所東前頭五枚目9勝6敗技能賞・金星1
2026年1月場所西前頭筆頭8勝7敗殊勲賞・金星2
2026年3月場所西前頭筆頭7勝8敗—
2026年5月場所東前頭二枚目11勝4敗敢闘賞
2026年7月場所東小結6勝9敗—
2026年9月場所西前頭二枚目9勝6敗—
幕内8場所の合計—69勝51敗三賞5回・金星3個

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月20日取得)

幕内8場所の数字

幕内8場所の通算は69勝51敗で、勝率は5割7分5厘です。勝ち越しは8場所のうち6場所、2桁勝利は新入幕の2025年7月場所と2026年5月場所の2回です。負け越した2場所は、横綱・大関と当たる前頭筆頭と小結の場所でした。

KAB熊本朝日放送(2026年6月29日)は、新小結の会見で負け越した場所や上位で8勝にとどまった場所もあったと振り返りながら、順調に来たと話したと伝えています。

金星3個と三賞5回|横綱から挙げた白星

金星は大の里から2個、豊昇龍から1個の計3個で、三賞は殊勲1・敢闘2・技能2の計5回です。

賞回数場所
十両優勝2回2025年3月場所・5月場所
殊勲賞1回2026年1月場所
敢闘賞2回2025年7月場所・2026年5月場所
技能賞2回2025年7月場所・11月場所
金星3個2025年11月場所(大の里)・2026年1月場所(豊昇龍・大の里)
幕内最高優勝0回—

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「義ノ富士 直哉」「戦歴・受賞歴」「過去の星取表」(2026年10月20日取得)

2025年11月場所に大の里から初金星

初金星は2025年11月場所の10日目、東前頭五枚目で横綱・大の里を破った一番です。

熊本日日新聞「年末回顧くまもと2025」(2025年12月27日)は、九州場所で横綱・大の里から金星を挙げたことを、熊本のこの年の出来事として取り上げています。この場所は9勝6敗で、技能賞も受けました。横綱・大の里の成績や経歴は別の記事にまとめています。

2026年1月場所は豊昇龍・大の里から2日連続の金星

2026年1月場所は西前頭筆頭で、3日目に豊昇龍、4日目に大の里を破り2日連続で金星を挙げました。

マネーポストWEB(2026年1月16日)によると、この2日間で受け取った懸賞は111本でした。場所は8勝7敗で勝ち越し、殊勲賞を受けています。豊昇龍から挙げた金星はこの1個です。

金星とは

金星は、前頭(平幕)の力士が横綱に勝ったときに記録される白星です。三役(関脇・小結)の地位で横綱に勝っても金星にはなりません。義ノ富士は小結だった2026年7月場所にも大の里と豊昇龍を破っていますが、この2勝は金星に数えられていません。横綱が負けた相手に金星を与える仕組みは、三役以上には当てはまりません。

新小結の7月場所と、5連敗から9勝の九月場所

新小結の7月場所は2横綱を破りながら6勝9敗、九月場所は5連敗から9勝6敗に戻しました。

新小結を決めた5月場所は1勝3敗から9連勝

2026年5月場所は東前頭二枚目で1勝3敗から9連勝し、11勝4敗で2度目の敢闘賞を受けました。

初日に琴勝峰に勝ったあと、2日目から霧島・若隆景・琴櫻に3連敗しました。5日目の大栄翔戦から13日目の宇良戦まで9連勝し、KAB熊本朝日放送(2026年6月29日)によると千秋楽まで優勝争いに加わっています。14日目に藤凌駕に敗れ、千秋楽は琴栄峰に勝って11勝4敗で終えました。この成績で、7月場所の新小結が決まっています。

序盤に星を落として後半に巻き返す場所が続く

協会公式の星取表を並べると、2026年5月場所は1勝3敗から9連勝、9月場所は0勝5敗から10日間で9勝1敗と、序盤に星を落としてから後半に白星を重ねた場所が続いています。7月場所は初日に大の里を破りながら、2日目・3日目に連敗しました。

7月場所は初日に大の里、9日目に豊昇龍を破るも6勝9敗

新小結の2026年7月場所は、初日に大の里、9日目に豊昇龍を破りましたが6勝9敗でした。

4日目には大関・安青錦にも勝っています。9日目を終えて5勝4敗と白星を先行させていましたが、10日目の豪ノ山戦から3連敗し、13日目に琴栄峰に勝ったあと、14日目の高安戦で負け越しが決まりました。千秋楽も大栄翔に敗れています。2横綱を破った9日目の一番は名古屋場所9日目のレポートで取り上げています。

九月場所は初日から5連敗、6日目に霧島を上手投げで初白星

西前頭二枚目の九月場所は初日から5連敗し、6日目に大関・霧島を上手投げで破って初白星でした。

5日目までの相手は藤ノ川・琴櫻・美ノ海・大栄翔・大の里でした。6日目は綱取りに挑んでいた霧島に土俵際まで追い込まれながら、逆転の上手投げで勝っています(秋場所6日目の取組レポート、NHKニュース(2026年9月18日))。ここから10日間を9勝1敗で終えました。

日相手結果通算
初日藤ノ川●0勝1敗
2日目琴櫻●0勝2敗
3日目美ノ海●0勝3敗
4日目大栄翔●0勝4敗
5日目大の里●(寄り切り)0勝5敗
6日目霧島○(上手投げ)1勝5敗
7日目琴栄峰○2勝5敗
8日目琴勝峰○3勝5敗
9日目安青錦●3勝6敗
10日目高安○4勝6敗
11日目豪ノ山○5勝6敗
12日目狼雅○6勝6敗
13日目欧勝馬○7勝6敗
14日目藤凌駕○8勝6敗
千秋楽朝乃山○(寄り倒し)9勝6敗

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月20日取得)。決まり手は秋場所千秋楽のレポートと熊本日日新聞・NHKの報道による

千秋楽は朝乃山を寄り倒して9勝目、6連勝で締めた

千秋楽は元大関の朝乃山を寄り倒して9勝目を挙げ、10日目から6連勝で場所を終えました。

熊本日日新聞(2026年9月27日)によると、右四つの相四つの朝乃山に先に左上手を取って寄り倒し、本人は「最後まで諦めない姿で勇気を与えられたかな」と話しています。勝てば敢闘賞だった朝乃山の受賞を止めた一番でもありました。

相撲の特徴|右四つ・寄りと上手投げ

得意技は右四つ・寄りで、直近6場所の白星は寄り切りが38%、上手投げが14%を占めます。

協会公式プロフィールは、過去6場所(2025年11月場所〜2026年9月場所)の白星50番を決まり手で分けて載せています。50番には不戦勝1番が含まれます。

決まり手白星に占める割合解説
寄り切り38%寄り切りとは
押し出し22%—
上手投げ14%—
その他26%寄り倒しなど

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「決まり手の傾向」(90取組50勝・不戦勝1含む、過去6場所、2026年10月20日取得)

寄り切りが白星の4割近く、組んで前に出る相撲

右を差して組み、前に出て寄る相撲が中心で、白星の4割近くが寄り切りです。

得意技の「右四つ・寄り」のとおり、右を差して組み、前に出て勝つ形が白星の中心で、寄り切りと押し出しを合わせると白星の6割になります。九月場所の千秋楽も右四つから寄り倒しで勝っています。一方で上手投げも14%あり、6日目の霧島戦のように土俵際で投げて逆転する白星もあります。

185.0cm・162.0kgの体格と、師匠の注文

協会公式の登録は185.0cm・162.0kgで、九月場所の千秋楽時点の値です。

協会公式の身長・体重は場所ごとに更新されるため、最新の値は日本相撲協会公式 力士プロフィール「義ノ富士 直哉」で確かめてください。デイリースポーツ「新入幕・草野 全部勝つ!」(2025年7月1日)によると、新入幕のときに師匠は「筋肉をもっと大きくして、力強い相撲を」と注文しています。

十一月場所(九州場所)の見どころ|番付発表は10月26日

十一月場所の番付は2026年10月26日に発表され、場所は11月8日から22日まで福岡で開かれます。

熊本日日新聞は三役復帰が濃厚と報道

九月場所の9勝で、熊本日日新聞は三役復帰が濃厚と伝えていますが、番付は発表までわかりません。

熊本日日新聞(2026年9月27日)は、千秋楽の白星を「三役復帰濃厚に」の見出しで報じています。九月場所の小結は大栄翔と伯乃富士で、ともに5勝10敗でした。どの地位になるかは10月26日の発表で決まります。番付が上下する考え方は大相撲の番付予想にまとめています。九州場所の日程や会場は九州場所の観戦ガイドをご覧ください。福岡国際センターで開かれる九州場所は、1年前に義ノ富士へ改名して最初に臨み、大の里から初金星を挙げた場所でもあります。

7月の熊本地震と「熊本の人に元気を」

2026年7月28日の熊本地震では、帰省中だった義ノ富士が被災し、宇土市の実家も大きな被害を受けました。

KAB熊本朝日放送(2026年8月27日)によると、義ノ富士は外出先で揺れに遭い、そのあと片付けを手伝いました。本人は「熊本の人に元気を与えられるような相撲を取って」と話し、九州場所で三役に戻ることを目標に挙げていました。九月場所は、その目標につながる勝ち越しでした。

本人が口にした大関への意欲

新三役の会見では、九州場所で大関とりにつなげたいという意欲を本人が口にしていました。

デイリースポーツ「義ノ富士 新三役、小結昇進で決意」(2026年6月30日)によると、新小結が決まった2026年6月の会見で「まずは勝ち越し、そして2桁」と目標を挙げ、地元に近い九州場所での大関とりにも意欲を見せています。7月場所が6勝9敗だったため、そのときに描いた順番は九月場所でいったん平幕からやり直しになりました。大関昇進の目安や条件は大関とはで解説しています。

義ノ富士についてよくある質問

義ノ富士は「よしのふじ」と読み、本名は草野直哉、日大出身で金星3個・三賞5回の力士です。

Q. 義ノ富士の読み方と本名は?

A. 「よしのふじ なおや」と読みます。本名は草野直哉で、入門から2025年9月場所までは本名の「草野」で取っていました(日本相撲協会公式プロフィール)。しこ名を義ノ富士に改めたのは2025年11月場所の番付からです。しこ名の下の名前「直哉」は、本名と同じ字のまま残しています。

Q. 義ノ富士のしこ名の由来は?

A. 本人は「義」を「義理人情の『義』」と説明しています(KAB熊本朝日放送、2025年11月7日)。「富士」は、元横綱旭富士・照ノ富士から続く伊勢ヶ濱部屋の字です。改名を持ちかけたのが先代と現在の師匠のどちらかは、報道によって書き方が分かれています。改名の時期は、師匠が元照ノ富士に代わった2025年6月のあとの場所にあたります。

Q. 義ノ富士の出身地と大学は?

A. 出身は熊本県宇土市です。高校は熊本の文徳高校、大学は日本大学で、相撲部の主将を務め、4年で学生横綱になりました(デイリースポーツ)。その実績で、2024年5月場所に幕下最下位格付出で初土俵を踏んでいます。デイリースポーツ(2026年6月30日)によると、日大で副主将として支えた同期の一意も、2026年7月場所で新入幕を果たしました。

Q. 義ノ富士の金星と三賞は?

A. 金星は3個で、2025年11月場所に大の里、2026年1月場所に豊昇龍と大の里を破ったものです。三賞は殊勲賞1回・敢闘賞2回・技能賞2回の計5回、ほかに十両優勝が2回あります(協会公式の受賞歴)。三賞は幕内8場所のうち4場所で受けており、2025年7月場所は敢闘賞と技能賞の同時受賞でした。幕内最高優勝はまだありません。

Q. 義ノ富士の次の番付は?

A. 十一月場所(九州場所)の番付は2026年10月26日に発表されます。九月場所は西前頭二枚目で9勝6敗で、熊本日日新聞は三役復帰が濃厚と報じていますが、地位は発表まで決まっていません。番付は、九月場所の成績をもとに協会の番付編成会議で決まります。発表後は最新の番付表で確かめてください。

Q. 義ノ富士は休場したことがありますか?

A. 協会公式の星取表に載っている15場所に、休場の記録はありません。2024年5月場所の初土俵から2026年9月場所まで、すべての取組に出ています。休場した力士の翌場所の番付の扱いは、今場所の休場力士一覧と番付のルールで解説しています。

まとめ|義ノ富士は25歳、学生横綱から約2年で三役を経験した

義ノ富士は25歳、学生横綱から幕下付出で入門し、約2年で小結まで上がった伊勢ヶ濱部屋の力士です。

2024年5月場所の初土俵から、幕下5場所をすべて勝ち越し、十両は2場所連続優勝で通過しました。新入幕の2025年7月場所で敢闘賞と技能賞、その後も横綱から金星を3個挙げ、新入幕から1年で新小結になっています。

小結の7月場所は6勝9敗でしたが、九月場所は5連敗から9勝6敗に戻しました。得意技は右四つ・寄りで、白星の4割近くが寄り切りです。熊本出身の力士として、十一月場所の九州場所に臨みます。

場所中の番付と顔ぶれは最新の番付表、その日の勝敗は取組結果速報から確認できます。同じ部屋の熱海富士・伯乃富士とあわせて、十一月場所の番付を確かめてみてください。

【大相撲百科について】

「大相撲百科」は、日本の国技である相撲のルール、決まり手、力士情報、最新ニュースを網羅した専門メディアです。


【運営理念】:日本の文化遺産を未来へ、そして世界へ

当メディアは「日本文化の正しい発信による国益への寄与と、文化遺産の継承」を目的として運営されています。 1500年以上の歴史を持つ大相撲は、単なるスポーツではなく、神事や伝統に基づく日本の至宝です。私たちは日本を深く愛する立場から、この素晴らしい文化が誤解なく世界に認知され、後世に正しく残っていくことが重要であると考えています。 国内外の相撲ファン、そしてこれから相撲を知るすべての方へ、熱量と敬意を持った正確な情報をお届けします。


【コンテンツ制作・編集方針】(情報の信頼性について)

伝統文化を正しく伝えるという理念に基づき、当メディアでは以下の編集方針を徹底しています。


  • 一次情報の徹底: 本場所の結果、休場情報、番付などの事実情報は、日本相撲協会などの公式発表、および信頼できる大手報道機関の情報を一次ソースとして執筆・検証します。
  • 客観的な技術解説: 決まり手やルールの解説は、過去の取組データや公式な定義に基づき、図解を交えて客観的に解説します。
  • ファクトチェック: AI等による自動生成情報をそのまま公開することはせず、必ず運営体制による事実確認(ヒューマンチェック)を経た上で公開します。

【運営者概要】

  • サイト名称: 大相撲百科
  • 運営主体: 大相撲百科 運営事務局
  • 設立目的: 大相撲に関する正しい知識の普及と、日本文化の世界的発信
  • お問い合わせ: 広告掲載、取材依頼、その他のお問い合わせはメール(japan.aidaim@gmail.com)よりご連絡ください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次