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王鵬とは?読み方・本名・父と兄弟と成績|大鵬の孫で貴闘力の三男、関脇2度・金星3個の192cm

王鵬とは?読み方・本名・父と兄弟と成績|大鵬の孫で貴闘力の三男、関脇2度・金星3個の192cm

王鵬幸之介(おうほう こうのすけ)は、大嶽部屋に所属する東京都江東区出身の力士です。2000年2月14日生まれの26歳で、192.0cm・185.0kg、得意技は突き・押し。本名は納谷幸之介で、祖父は昭和の大横綱と呼ばれた元横綱大鵬、父は元関脇貴闘力、4兄弟の三男にあたります。埼玉栄高校在学中の2018年1月場所に初土俵を踏み、2021年1月場所に新十両、2022年1月場所に新入幕。2025年1月場所に12勝3敗で優勝決定戦に進んで技能賞を受け、翌3月場所に新三役の関脇に上がりました。最高位は関脇で、金星は3個です。2026年9月場所は東前頭十枚目で7勝8敗でした。この記事では、協会公式プロフィールの数字、大鵬と貴闘力につながる家族、入門から関脇までの歩み、直近の成績、決まり手のデータ、九州場所の見どころを出典付きで整理します。

この記事の数字について

この記事の番付・プロフィール・戦歴は、日本相撲協会公式プロフィールの令和8年(2026年)九月場所 千秋楽時点の値です。十一月場所(九州場所)の番付は2026年10月26日に発表されるため、この記事では地位を九月場所の「東前頭十枚目」のまま書いています。新しい地位は発表後に最新の番付表で確かめてください。

この記事でわかること

  • 王鵬の読み方・本名・年齢・身長体重と、力士アンケートで答えた素顔
  • 祖父・大鵬、父・貴闘力、納谷4兄弟の顔ぶれ
  • しこ名を考えた前の師匠と、いまの師匠・大嶽親方
  • 初土俵から新十両まで3年、新入幕まで4年の歩み
  • 12勝で巴戦に進んだ2025年1月場所と、関脇2度・金星3個
  • 直近6場所の成績、押し出しが多い取り口と九州場所の見どころ
目次

王鵬とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール

王鵬は「おうほう こうのすけ」と読み、本名は納谷幸之介、東京都江東区出身で26歳の大嶽部屋の力士です。

九月場所の番付は東前頭十枚目でした。日本相撲協会の公式プロフィールに載っている基本情報は次のとおりです。和暦の日付は西暦に直しています。

項目内容
しこ名王鵬 幸之介(おうほう こうのすけ)
本名納谷 幸之介
しこ名履歴納谷 → 王鵬
生年月日2000年(平成12年)2月14日(26歳)
出身地東京都江東区
身長・体重192.0cm・185.0kg
所属部屋大嶽部屋
得意技突き・押し
初土俵2018年(平成30年)1月場所
新十両2021年(令和3年)1月場所
新入幕2022年(令和4年)1月場所
新三役2025年(令和7年)3月場所(関脇)
最高位関脇
2026年9月場所の番付東前頭十枚目

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「王鵬 幸之介」(令和8年九月場所 千秋楽時点、2026年10月24日取得)

ほかの関取の読み方や所属部屋とあわせて見るなら、現役力士一覧にまとめています。

しこ名は前の師匠が小学生時代から温めた名

「王鵬」は前の師匠の大嶽親方(元十両大竜)が、王鵬の小学生時代に思い浮かべて温めていたしこ名です。

Number Web(2025年7月5日、王鵬・夢道鵬のWインタビュー)によると、大嶽親方はわんぱく相撲の応援に出かけたとき、将来相撲取りになったらどんなしこ名がいいかと考え、「『王鵬』っていいよな、と思い浮かび、以来ずっと温めていたんですよ」と話しています。協会公式の星取表では、2020年11月場所までは本名の「納谷 幸之介」、新十両の2021年1月場所からは「王鵬 幸之介」の名前で載っています。

読み方は「おうほう」

協会公式プロフィールの読みは「おうほう こうのすけ」です。英語の表記は「Oho」です(日本相撲協会公式 英語版プロフィール)。祖父の「大鵬(たいほう)」と同じ「鵬」の字を使っています。

師匠は大嶽親方(元幕内玉飛鳥)、2025年9月に部屋を継承

いまの師匠は元幕内玉飛鳥の大嶽親方で、2025年9月に前の師匠の定年を受けて大嶽部屋を継ぎました。

文藝春秋(2025年11月号「大相撲新風録」)によると、前の師匠の元十両大竜は大鵬の「最後の愛弟子」で、2010年(平成22年)に大鵬から部屋を託され、2025年九月場所で定年を迎えました。部屋は熊ヶ谷親方だった元幕内玉飛鳥が名跡を変えて継いでいます。デイリースポーツ(2026年2月11日)によると、2026年2月の継承祝賀会で王鵬は新しい師匠について「部屋の若い衆と信頼関係を築くのがすごく早かったと思います」と話し、「常に全部勝つ気で全力で準備しています」と語りました。

力士アンケートでわかる素顔|好きな漫画はドラゴンボール

相撲を始めたのは6歳、好きな食べ物はからあげと果物とピーマンの肉詰め、趣味はゲームです。

協会公式プロフィールには、本人が答えた力士アンケートが載っています。

質問王鵬の答え
相撲を始めた年齢6歳
好きな食べ物からあげ/果物/ピーマンの肉詰め
趣味・マイブームゲーム
好きな音楽なし
好きな漫画・アニメ・映画ドラゴンボール/ポケットモンスター/ONE PIECE
好きなテレビ番組・YouTubeチャンネルもこうの実況/大和田伸也の隠れ家
応援しているスポーツチームや選手なし
座右の銘・好きな言葉なし
ここだけは相撲界で自分がNo.1だと思うことなし

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「力士アンケート」(2026年10月24日取得)

家族|祖父は大鵬、父は貴闘力、納谷4兄弟の三男

王鵬の祖父は元横綱大鵬、父は元関脇貴闘力、母は大鵬の三女で、王鵬は4兄弟の三男です。

続柄名前わかっていること
祖父大鵬(元横綱)昭和の大横綱。幕内優勝32回
父貴闘力(元関脇)幕尻優勝の経験がある
母美絵子さん大鵬の三女
長男—プロレスラー
次男納谷幸林(たかもり)中央大学相撲部を経て、2020年3月に角界入り
三男王鵬幸之介(本人)2018年1月場所初土俵、最高位関脇
四男夢道鵬幸成(むどうほう こうせい)2019年11月初土俵、2025年1月場所に幕下優勝

※出典:文藝春秋(2022年2月号「大相撲新風録」)、東京スポーツ(2025年1月25日)、東京スポーツ(2025年1月22日)、デイリースポーツ(2025年1月25日)

祖父・大鵬は「3番目の幸之介が、一番相撲取り向き」

祖父の大鵬は生前、4人の孫のうち三男の幸之介(王鵬)をいちばん相撲取り向きだと見ていました。

文藝春秋(2022年2月号「大相撲新風録」)は、大鵬が「3番目の幸之介が、一番相撲取り向きかな。」と話していたと伝えています。大鵬の出身地の北海道弟子屈町にある大鵬相撲記念館の山名政勝館長も、東京スポーツ(2025年1月22日)で、大鵬が「幸之介が俺の目から見たら根性もあるし、いいと思うんだよな」と話していたと振り返りました。歴代の横綱の顔ぶれは横綱とはの記事で一覧にしています。

父・貴闘力と「親子3代関取」

2021年1月場所の新十両で、祖父・父・本人の3代が続けて関取になりました。

デイリースポーツ(2020年11月25日)によると、日本相撲協会は2020年11月25日の番付編成会議で王鵬の新十両を決め、元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男として「親子3代関取」が誕生しました。2025年1月場所に優勝争いをしたときは、東京スポーツ(2025年1月25日)が、大鵬は優勝32回、貴闘力は幕尻優勝の経験があり、王鵬が優勝すれば3代での優勝は初めてになると伝えています。

兄弟は4人、次男と四男も大嶽部屋

納谷4兄弟のうち長男はプロレスラーになり、次男・三男・四男の3人が大嶽部屋に入門しました。

文藝春秋(2022年2月号「大相撲新風録」)によると、長男はプロレスのリングに立ち、次男の納谷幸林は中央大学相撲部を経て2020年3月に角界入りし、四男の夢道鵬は高校在学中の2019年11月に初土俵を踏みました。文藝春秋(2025年11月号「大相撲新風録」)は、大嶽部屋に王鵬・夢道鵬・納谷の「三兄弟」が所属していると書いています。デイリースポーツ(2025年1月25日)によると、夢道鵬は王鵬の付け人を務めながら2025年1月場所に7戦全勝で幕下優勝し、「次は十両に上がるつもりで頑張ります」と話しました。

兄弟で同じ場所に優勝争い

2025年1月場所は、弟の夢道鵬が13日目に幕下優勝を決め、兄の王鵬も幕内で優勝争いをしていました。デイリースポーツ(2025年1月25日)によると、王鵬は「集中して残り2番取っていきたい」と話しています。幕内の優勝は巴戦で豊昇龍に渡りました。

祖父の故郷・北海道弟子屈町は「第2の故郷」

大鵬の出身地の北海道弟子屈町は、王鵬にとって幼いころから通う「第2の故郷」です。

東京スポーツ(2025年1月22日)によると、王鵬は幼少期から大鵬相撲記念館を訪れ、2024年10月にも母の美絵子さんと2人で来館しました。山名館長は「王鵬関はとにかく優しい性格で、本当に素直な感じ」と話し、王鵬に「あんたは優しすぎるぞ」と声をかけたこともあるそうです。

番付の歩み|埼玉栄高在学中に入門、新入幕まで4年

2018年1月場所の初土俵から新十両まで3年、新入幕まで4年、新三役の関脇まで7年2か月かかりました。

節目場所地位・成績初土俵から
初土俵2018年1月場所前相撲—
序ノ口優勝2018年3月場所東序ノ口十八枚目 7勝0敗2か月
新幕下2018年9月場所東幕下六十枚目 3勝4敗8か月
新十両(納谷→王鵬)2021年1月場所西十両十一枚目 5勝10敗3年
新入幕2022年1月場所東前頭十八枚目 7勝8敗4年
新三役(関脇)2025年3月場所西関脇 6勝9敗7年2か月

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得)

52場所の通算

協会公式の生涯戦歴は334勝295敗(52場所)、幕内戦歴は204勝216敗(28場所)です。生涯の52場所は前相撲の2018年1月場所を含む数で、休場はありません。

祖父の化粧まわしで新序出世披露

入門は埼玉栄高校在学中で、初土俵の2018年1月場所では祖父・大鵬の化粧まわしを着けて新序出世披露に出ました。

デイリースポーツ(2017年12月20日)によると、入門を発表した2017年12月の時点で身長190センチ・体重160キロ。王鵬は「小さい頃からの夢。ずっとプロになると思っていた。プレッシャーはない」「幕内で活躍できる力士になりたい」と話し、祖父の映像を見て「最後まであきらめない根性がすごい」と感じたと語っています。デイリースポーツ(2020年11月25日)によると、埼玉栄高校では国体を制しました。同学年には豊昇龍と琴勝峰がいます。

幕下で13場所、新十両は2021年1月場所

2018年9月場所に新幕下となってから、新十両の条件を満たすまで13場所かかりました。

協会公式の星取表では、序ノ口・序二段・三段目を各1場所の6勝以上で駆け上がったあと、新幕下の2018年9月場所は3勝4敗で三段目に戻りました。デイリースポーツ(2020年11月25日)は、幕下に上がってから13場所かかって十両昇進の条件を突破したと伝えています。最後の2020年11月場所は西幕下筆頭で6勝1敗でした。

新十両は1場所で幕下へ、戻って4場所で新入幕

新十両の2021年1月場所は5勝10敗で幕下に落ちましたが、5月場所に十両へ戻り、2022年1月場所に新入幕を決めました。

協会公式の星取表では、2021年3月場所は東幕下二枚目で4勝3敗、5月場所から十両に戻り、11月場所に東十両七枚目で11勝4敗を挙げました。文藝春秋(2022年2月号「大相撲新風録」)によると、この11勝で新入幕を決めています。新入幕の2022年1月場所は7勝8敗で十両に1場所戻り、5月場所からは幕内で取っています。

2025年1月場所は12勝で巴戦、関脇2度・金星3個

2025年1月場所に西前頭三枚目で12勝3敗を挙げて優勝決定戦に進み、技能賞を受けて翌場所に関脇へ上がりました。

場所地位成績できごと
2024年11月場所東前頭筆頭6勝9敗—
2025年1月場所西前頭三枚目12勝3敗優勝決定戦(巴戦)・技能賞
2025年3月場所西関脇6勝9敗新三役
2025年5月場所西前頭筆頭7勝8敗金星(豊昇龍)
2025年7月場所東前頭二枚目7勝8敗金星(大の里)
2025年9月場所西前頭二枚目10勝5敗—
2025年11月場所西関脇7勝8敗関脇に再昇進

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得)、東京スポーツ(2025年3月11日)

千秋楽で金峰山を破り、巴戦へ

2025年1月場所は千秋楽に単独トップの金峰山を押し出して3敗で並び、豊昇龍との3人の巴戦に持ち込みました。

協会公式の星取表では、この場所は初日から6連勝し、7日目に豊昇龍、8日目に琴櫻、12日目に霧島に敗れています。東京スポーツ(2025年1月25日)によると、14日目を終えた王鵬は「勝てばいい話。勝たなきゃ始まらない」「こんな経験はめったにない。かみしめて楽しんでいけたら」と話しました。文藝春秋「新横綱誕生 若武者たちが魅せた土俵上のドラマ」によると、千秋楽に王鵬が金峰山を押し出しで下して巴戦となり、大関の豊昇龍が金峰山と王鵬に連勝して優勝しています。

技能賞を受け、新三役は関脇から

12勝の1月場所で技能賞を受け、翌3月場所は小結を飛ばして新三役の関脇に上がりました。

協会公式の受賞歴は技能賞1回です。東京スポーツ(2025年3月11日)は3月場所の王鵬を「新三役の関脇王鵬」と紹介し、3日目に翔猿を押し出して新三役の初白星を挙げたと伝えています。本人は「自分の高さで(相手に)合わせずに取れたかなと思います」と話し、初白星にも「こんなところでホッとなんてできない」と答えました。この場所は6勝9敗で、関脇は1場所でした。

金星3個|照ノ富士・豊昇龍・大の里から

金星は2024年3月場所の照ノ富士、2025年5月場所の豊昇龍、2025年7月場所の大の里から挙げた3個です。

場所王鵬の地位相手日決まり手
2024年3月場所東前頭三枚目照ノ富士5日目寄り切り
2025年5月場所西前頭筆頭豊昇龍3日目はたき込み
2025年7月場所東前頭二枚目大の里4日目—

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得、金星3個)、東京スポーツ(2024年3月14日)、東京スポーツ(2025年5月13日)、デイリースポーツ(2025年7月12日)

初金星の照ノ富士戦について、王鵬は東京スポーツ(2024年3月14日)で「すごいうれしいですね」「全然覚えてなくて内容は」と話しています。2個目は2018年1月場所に初土俵を踏んだ同学年の同期、豊昇龍からで、東京スポーツ(2025年5月13日)に「しっかり今日の一番に集中できた結果だと思う」と答えました。3個目は、デイリースポーツ(2025年7月12日)が「新横綱大の里」と伝えた2025年7月場所の4日目の白星です。この場所の5日目の豊昇龍戦は不戦勝で、不戦勝は金星に数えません。

金星とは

平幕の力士が横綱に勝つと金星になります。三役の力士が横綱に勝っても金星にはならず、横綱の休場による不戦勝も金星には数えません。

2025年11月場所に関脇へ再昇進

2025年9月場所に西前頭二枚目で10勝5敗を挙げ、11月場所に西関脇へ戻りました。関脇はこれで2場所目です。

協会公式の星取表では、9月場所は0勝2敗から始まり、4日目の安青錦戦、7日目の大関琴櫻戦などに勝って10勝まで伸ばしました。再関脇の11月場所は7勝8敗で、2026年1月場所は東小結に下がっています。

直近6場所の成績|七月場所は小結で2勝13敗、九月場所は7勝8敗

直近6場所は36勝54敗で、勝ち越しは2026年5月場所の9勝6敗だけです。9月場所は7勝8敗でした。

場所地位成績
2025年11月場所西関脇7勝8敗
2026年1月場所東小結4勝11敗
2026年3月場所西前頭三枚目7勝8敗
2026年5月場所西前頭三枚目9勝6敗
2026年7月場所西小結2勝13敗
2026年9月場所東前頭十枚目7勝8敗

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得)

5月場所は大関の琴櫻を押し出すなどして9勝を挙げ、東京スポーツ(2026年5月16日)も、琴櫻が王鵬の押し出しで5敗目を喫したと伝えています。この勝ち越しで7月場所は小結に戻りました。

九月場所の15日間|11日目に負け越し、そこから4連勝

九月場所は初日から1勝5敗と出遅れ、11日目に負け越しが決まりましたが、12日目から千秋楽まで4連勝しました。

日相手結果通算
初日金峰山●0勝1敗
2日目正代○1勝1敗
3日目宇良●1勝2敗
4日目尊富士●1勝3敗
5日目獅司●1勝4敗
6日目若元春●1勝5敗
7日目寿之富士○2勝5敗
8日目錦富士○3勝5敗
9日目藤青雲●3勝6敗
10日目一山本●3勝7敗
11日目朝白龍●3勝8敗
12日目湘南乃海○4勝8敗
13日目翔猿○5勝8敗
14日目千代翔馬○6勝8敗
千秋楽時疾風○7勝8敗

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得)

七月場所は初日から横綱・大関と当たり2勝13敗

西小結の七月場所は、初日から横綱・大関との対戦が続き、白星は4日目の琴勝峰戦と14日目の正代戦だけでした。

協会公式の星取表では、初日に豊昇龍、2日目に霧島、6日目に安青錦、8日目に大の里、10日目に琴櫻と当たり、いずれも敗れています。小結以上での負け越しは、2025年3月場所(関脇6勝9敗)、2025年11月場所(関脇7勝8敗)、2026年1月場所(小結4勝11敗)に続いて4場所目です。番付が十枚目まで下がった九月場所も、7勝8敗とあと1勝届きませんでした。

相撲の特徴|押し出しが白星の3割弱

直近6場所の白星36勝は、押し出しが28%、寄り切りが19%、叩き込みが14%で、突き押しで前に出る相撲が軸です。

協会公式プロフィールは、過去6場所(2025年11月場所〜2026年9月場所)の90取組で挙げた36勝(不戦勝1を含む)を決まり手で分けて載せています。

決まり手白星に占める割合解説
押し出し28%押し出しとは
寄り切り19%寄り切りとは
叩き込み14%引き落としとはたき込みの違い
その他39%—

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「決まり手の傾向」(90取組36勝うち不戦勝1含む、過去6場所、2026年10月24日取得)

192cmの高さを生かす

協会公式の登録は192.0cm・185.0kgで、本人は「自分の高さで」相手に合わせずに取ることを口にしています。

東京スポーツ(2025年3月11日)で王鵬は、新三役の初白星を「自分の高さで(相手に)合わせずに取れたかなと思います」と振り返りました。協会公式の得意技の登録は突き・押しで、白星の決まり手も押し出しが最多です。入門前の2017年12月に190センチ・160キロだった体は(デイリースポーツ(2017年12月20日))、2026年9月場所時点で192.0cm・185.0kgになっています。

「負けが込むまでは優勝する気でいる」

王鵬は「毎場所、負けが込むまでは優勝する気でいる」と話し、場所ごとに優勝を目標に置いています。

デイリースポーツ(2025年1月25日)が伝えた2025年1月場所13日目のコメントです。苦手にしていた宇良(それまで1勝6敗)をはたき込みで破った一番のあとで、「ちょっと見過ぎたところもあったけれど、しっかり落ち着いて取れた」とも話しました。2026年2月にはデイリースポーツ(2026年2月11日)に「今は相撲の感覚が戻ってきている」と語っています。

十一月場所(九州場所)の見どころ|11月場所で新十両と新入幕を決めた

王鵬は11月場所で2度昇進を決めています。2020年に新十両、2021年に新入幕を決めたのがどちらも11月場所でした。

場所地位成績できごと
2020年11月場所西幕下筆頭6勝1敗新十両を決める
2021年11月場所東十両七枚目11勝4敗新入幕を決める
2022年11月場所西前頭十三枚目10勝5敗—
2023年11月場所東前頭十二枚目8勝7敗—
2024年11月場所東前頭筆頭6勝9敗—
2025年11月場所西関脇7勝8敗関脇で2場所目

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月24日取得)、デイリースポーツ(2020年11月25日)、文藝春秋(2022年2月号「大相撲新風録」)

2026年の九州場所は11月8日から22日まで、福岡国際センターで開かれます。日程・席・行き方は九州場所2026にまとめています。

幕内の11月場所は4場所で勝ち越し2度

協会公式の星取表では、幕内で取った2022年から2025年の11月場所は10勝・8勝・6勝・7勝で、勝ち越しは2度です。

協会公式の星取表では、2022年は西前頭十三枚目で10勝5敗、2023年は東前頭十二枚目で8勝7敗と勝ち越しました。2024年は東前頭筆頭で豊昇龍・大の里・琴櫻の3大関と当たって6勝9敗、2025年は関脇で7勝8敗です。

番付は10月26日発表、地位はまだ決まっていない

九月場所は東前頭十枚目で7勝8敗の負け越しですが、十一月場所の地位は10月26日の発表まで決まっていません。

番付は九月場所の全員の成績をもとに、協会の番付編成会議で決まります。どこまで下がるかは、ほかの力士の成績や休場の扱いにも左右されます。予想は番付予想で、発表後の地位は最新の番付表で確かめてください。

王鵬についてよくある質問

王鵬の読み方・父と祖父・兄弟・結婚・受賞歴・次の番付について、よく調べられる6つの質問に答えます。

Q. 王鵬の読み方と本名は?

A. 「おうほう こうのすけ」と読みます。本名は納谷幸之介で、新十両の2021年1月場所に納谷から王鵬へ改名しました(日本相撲協会公式プロフィール)。英語の表記は「Oho」です(日本相撲協会公式 英語版プロフィール)。

Q. 王鵬の父と祖父は誰?

A. 父は元関脇の貴闘力、祖父は元横綱の大鵬です。母は大鵬の三女の美絵子さんで、貴闘力は大鵬の娘婿にあたり、大嶽部屋を継いでいたこともあります(文藝春秋 2025年11月号)。王鵬の新十両で祖父・父・本人の「親子3代関取」になりました(デイリースポーツ 2020年11月25日)。

Q. 王鵬の兄弟は?

A. 4兄弟の三男です。長男はプロレスラー、次男の納谷幸林と四男の夢道鵬は王鵬と同じ大嶽部屋に入門しました(文藝春秋 2022年2月号・2025年11月号)。入門の順は三男の王鵬(2018年1月場所初土俵)が最も早く、四男の夢道鵬(2019年11月)、次男の納谷(2020年3月)と続きます。夢道鵬は2025年1月場所に幕下優勝しています。

Q. 王鵬は結婚していますか?彼女はいますか?

A. 日本相撲協会の公式プロフィールと、この記事で確かめた主要な報道(2026年10月24日時点)には、結婚や交際を発表したという記述は見当たりません。私生活については、本人や部屋から発表があったときに報道で確かめてください。

Q. 王鵬は三賞や金星を取ったことがありますか?

A. 三賞は2025年1月場所の技能賞1回、金星は照ノ富士・豊昇龍・大の里から挙げた3個です。幕内・十両・幕下の優勝はなく、各段の優勝は2018年3月場所の序ノ口優勝1回です(日本相撲協会公式プロフィール)。

Q. 王鵬の次の番付は?

A. 十一月場所(九州場所)の番付は2026年10月26日に発表されます。九月場所は東前頭十枚目で7勝8敗でした。場所中に休場が出たときの扱いは休場力士一覧と番付のルールで解説しています。

まとめ|王鵬は大鵬の孫で貴闘力の三男、最高位は関脇

王鵬は26歳、祖父・大鵬と父・貴闘力に続く「親子3代関取」で、関脇を2度務め、金星3個を挙げた大嶽部屋の力士です。

埼玉栄高校在学中の2018年1月場所に初土俵を踏み、3年で新十両、4年で新入幕に上がりました。2025年1月場所に12勝3敗で巴戦に進んで技能賞を受け、翌場所に新三役の関脇へ。同年11月場所にも関脇を務めています。

192cmの体を生かした突き押しが持ち味で、直近6場所の白星は押し出しが最多です。2026年は7月場所に小結で2勝13敗、9月場所は東前頭十枚目で7勝8敗と苦しんでいます。11月場所は、新十両と新入幕を決めた場所でもあります。

場所中の番付と顔ぶれは最新の番付表から、幕内の力士は幕内力士一覧から確認できます。十一月場所の番付が発表されたら、あわせて確かめてみてください。

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  • 客観的な技術解説: 決まり手やルールの解説は、過去の取組データや公式な定義に基づき、図解を交えて客観的に解説します。
  • ファクトチェック: AI等による自動生成情報をそのまま公開することはせず、必ず運営体制による事実確認(ヒューマンチェック)を経た上で公開します。

【運営者概要】

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