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千代丸とは?読み方・本名・年齢と成績|寝顔で人気の元前頭、2026年に引退し若者頭へ・断髪式は2027年1月31日

千代丸とは?読み方・本名・年齢と成績|寝顔で人気の元前頭、2026年に引退し若者頭へ・断髪式は2027年1月31日

千代丸一樹(ちよまる かずき)は、九重部屋に所属した鹿児島県志布志市出身の元幕内力士です。1991年4月17日生まれの35歳で、本名は木下一樹。最高位は2018年3月場所の東前頭五枚目です。2026年3月23日に引退届が受理され、いまは日本相撲協会の若者頭として働いています。引退断髪式は2027年1月31日(日)に両国国技館で行われます。

この記事の数字について

通算成績と受賞歴は、日本相撲協会公式 力士プロフィール「千代丸 一樹」の値です(引退場所は令和八年三月場所)。場所ごとの番付と成績は相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計を使い、通算と幕内の数字が協会公式と一致することを確かめています。年齢は2026年10月14日時点です。

この記事でわかること

  • 千代丸の読み方・本名・年齢・出身・四股名の由来
  • 引退した日と最後の場所、引退会見で語ったこと
  • いまの仕事「若者頭」と親方(年寄)の違い
  • 断髪式の日時・会場・チケットの料金
  • 番付の歩みと通算成績、引き落としが多い取り口
  • 弟の元小結・千代鳳と、寝顔で広まった人気、家族のこと
目次

千代丸とは|読み方・本名・年齢・出身の基本プロフィール

協会公式プロフィールでは、千代丸は「ちよまる」と読み、本名は木下一樹。鹿児島県志布志市出身の35歳です。

協会公式プロフィールの基本情報は次のとおりです。和暦の日付には西暦を添えています。

項目内容
しこ名千代丸 一樹(ちよまる かずき)
本名木下 一樹
生年月日1991年(平成3年)4月17日(2026年10月14日時点で35歳)
出身地鹿児島県志布志市
身長・体重178.8cm・171.4kg
所属部屋九重部屋
得意技押し
しこ名の履歴木下 → 千代丸
初土俵2007年(平成19年)5月場所
新十両2013年(平成25年)9月場所
新入幕2014年(平成26年)3月場所
最高位前頭五枚目
引退場所2026年(令和8年)3月場所
いまの立場日本相撲協会の若者頭

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「千代丸 一樹」・日本相撲協会公式「若者頭一覧」(2026年10月14日取得)

現役の関取の読み方や所属部屋は現役力士一覧に、幕内の顔ぶれは幕内力士一覧にまとめています。

読み方は「ちよまる かずき」、本名は木下一樹

協会公式のしこ名の読みは「ちよまる かずき」です。本名は木下一樹で、下の名前は本名をそのまま使っています。

協会のプロフィールに本名の読みは載っていないため、この記事では本名の読みを書いていません。Google広告のキーワードプランナーで見た月間検索数(2026年10月14日取得、直近12か月の月平均)は「千代丸」が12,100でした。引退が発表された2026年3月は33,100まで増えています。

鹿児島県志布志市の出身、志布志中を出て九重部屋へ

志布志市の志布志中学校を卒業して、元横綱千代の富士が師匠だった九重部屋に入りました。初土俵は16歳のときです。

中日スポーツ(2026年3月23日)は、志布志中を卒業したあと、元横綱千代の富士が師匠を務めていた九重部屋に入門したと伝えています。初土俵は2007年5月場所の前相撲で、3勝1敗でした(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。

四股名は「見た目が丸い」から先代の九重親方が付けた

「千代丸」は、見た目が丸いことから先代の九重親方(元横綱千代の富士)が名付けたと紹介されています。

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の番組案内(2018年8月7日)に「見た目が丸いからと、故・九重親方(元横綱・千代の富士)に『千代丸』と名付けられた」とあります。九重部屋の力士に付く「千代」は、先代の九重親方からの慣例です(現代ビジネス(2026年1月12日))。入門から1年10か月は本名の「木下」で取り、2009年3月場所から「千代丸」を名乗りました(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。

千代丸は引退した?|2026年3月23日に引退届、最後の場所は西三段目筆頭で4勝3敗

引退しています。2026年3月23日に引退届が受理され、日本相撲協会が引退と若者頭への就任を発表しました。

日本相撲協会「引退のお知らせ」(2026年3月23日)の原文は「3月23日、元幕内 千代丸(本名 木下 一樹、九重部屋)が引退届を提出し、受理されました。」「なお、今後は若者頭になります。」です。引退会見は別の日の4月2日でした。引退前後の出来事を日付順に並べます。
日付出来事出典
2026年3月19日春場所で元幕内の鳰の湖を押し出し、4勝2敗で勝ち越しデイリースポーツ
2026年3月(春場所)西三段目筆頭で4勝3敗。花道で弟の錦島親方から花束中日スポーツ
2026年3月23日引退届を提出し受理。今後は若者頭日本相撲協会
2026年4月2日両国国技館で師匠の九重親方と引退会見日本経済新聞・デイリースポーツ
2026年4月13日若者頭として新弟子の運動能力検査を補助デイリースポーツ
2026年5月10日夏場所初日、花道の警備に立つ日刊スポーツ
2027年1月31日引退断髪式(両国国技館)チケットぴあ

※出典:日本相撲協会「引退のお知らせ」(2026年3月23日)・デイリースポーツ(2026年3月19日)・中日スポーツ(2026年3月23日)・日本経済新聞(2026年4月2日)・デイリースポーツ(2026年4月13日)・チケットぴあ「千代丸引退断髪式」(2026年10月14日取得)

2026年に引退した力士とその後の進路は引退した力士一覧にまとめています。

最後の場所は約15年ぶりの三段目、勝ち越して土俵を去った

最後の2026年3月場所は西三段目筆頭でした。三段目は2011年1月場所以来で、4勝3敗と勝ち越しています。

デイリースポーツ(2026年3月19日)によると、3月19日の取組で東三段目五枚目の元幕内・鳰の湖を押し出して4勝2敗とし、勝ち越しを決めました。中日スポーツ(2026年3月23日)は、最後の一番のあと花道で弟の錦島親方(元小結千代鳳)から花束を渡されたと伝えています。相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計で確かめると、前の場所の2026年1月は西幕下二十九枚目で1勝6敗でした。

関取の最後は2024年11月場所、62場所続いた関取の座は2024年3月に途切れた

関取として最後に土俵に上がったのは、2024年11月場所の西十両十一枚目です。この場所は1勝14敗でした。

2013年9月の新十両から2024年1月まで、十両と幕内に62場所続けて在位しました。2024年3月場所で東幕下筆頭に落ち、その後は2024年5月と11月に1場所ずつ十両へ戻っています(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。デイリースポーツ(2026年4月2日)も「2024年九州場所を最後に関取から遠ざかった」と書いています。

引退会見は4月2日、師匠の九重親方と両国国技館で

会見は4月2日、両国国技館で師匠の九重親方(元大関千代大海)と並んで開かれました。理由は悔しさが薄れたことです。

日本経済新聞(2026年4月2日)によると、千代丸は「悔しい気持ちが薄れてきた。そろそろ潮時かなと思った」と引退の理由を話しました。デイリースポーツ(2026年4月3日)は、約19年の現役生活を終えて「スッキリというか、気が楽になった」「早く仕事を覚えて頑張りたい」と語ったと伝えています。会見では妻と、もうすぐ2歳になる長男、先代の九重親方への感謝も口にしました。

千代丸の今は若者頭|親方ではなく、幕下以下の指導と本場所の運営を補佐する職

千代丸は年寄(親方)ではなく「若者頭」として協会に残りました。幕下以下の力士の指導や本場所の運営を補佐します。

日本経済新聞(2026年4月2日)は、若者頭を「幕下以下力士の指導や本場所の運営を補佐する」役目と書いています。協会のサイトでも、千代丸は年寄の名簿ではなく日本相撲協会公式「若者頭一覧」に載っています。年寄との違いを表にまとめます。
項目若者頭(千代丸)年寄(親方)
協会の名簿若者頭一覧年寄一覧
年寄名跡襲名していない襲名している
呼ばれ方「若者頭」「親方」。名跡の名で呼ぶ(例:錦島親方)
報道が伝える仕事幕下以下の力士の指導、本場所の運営の補佐部屋の師匠や部屋付きの親方として弟子を育てる
九重部屋の例千代丸九重(元大関千代大海)、錦島(元小結千代鳳)など

※出典:日本相撲協会公式「若者頭一覧」・日本相撲協会公式「九重部屋」・日本経済新聞(2026年4月2日)(2026年10月14日取得)

千代丸を「親方」とは呼びません

弟の千代鳳は年寄「錦島」を襲名した親方ですが、千代丸は年寄名跡を持たない若者頭です。報道でも「若者頭」と書かれています。引退した力士が協会に残る道は年寄だけではありません。元大関の琴風のように協会を離れて解説者になる例もあります。

協会の若者頭は6人、最高位が幕内なのは千代丸と栃乃藤の2人

協会の若者頭一覧には6人が載っています。そのうち最高位が幕内なのは千代丸(前頭五枚目)と栃乃藤だけです。

日本相撲協会公式「若者頭一覧」の掲載は、前進山・栃乃藤・虎伏山・琴裕将・千代丸・若隆元の6人です(2026年10月14日取得)。千代丸の行は「千代丸 一樹(ちよまる)|木下 一樹|前頭五枚目|九重」で、栃乃藤の最高位は前頭十一枚目です。日本相撲協会公式「九重部屋」にも「若者頭 千代丸 一樹」として載っています。

4月13日が初仕事、夏場所初日は花道の警備に立った

若者頭としての初仕事は4月13日で、夏場所に向けた新弟子の運動能力検査を手伝いました。まげは結ったままです。

デイリースポーツ(2026年4月13日)によると、千代丸は「大変だなと思います。地道にやっていきます」と話しました。当面はまげ姿のまま仕事を続けます。5月10日の夏場所初日には花道の警備に立ち、反響を呼んだと日刊スポーツが報じました。本場所の仕組みは本場所とはで紹介しています。

千代丸の断髪式はいつ?|2027年1月31日(日)両国国技館

断髪式は2027年1月31日(日)に両国国技館で行われます。チケットぴあに自由席の一般1万円の告知が出ています。

チケットぴあの告知ページで確かめた内容を表にまとめます。

項目内容
名称千代丸引退断髪式
日にち2027年1月31日(日)
会場両国国技館
席と料金自由席 一般10,000円・中高生5,000円
小学生以下1人につき3人まで無料
販売チケットぴあ
発売日・開場・開演時刻2026年10月14日時点で未掲載

※出典:チケットぴあ「千代丸引退断髪式」(2026年10月14日取得)

チケットは自由席1万円・中高生5千円、発売日と開演時刻はまだ出ていない

料金は自由席の一般1万円・中高生5千円です。発売日と開演時刻は2026年10月14日時点で載っていません。

チケットぴあ「千代丸引退断髪式」には、取得した時点で「表示できるチケット情報」がありませんでした。発売日が決まったら、この記事の表を書き換えます。国技館への行き方は両国国技館へのアクセス、席の見え方は国技館の座席表、本場所のチケットの値段は大相撲チケットの値段一覧で確かめられます。

引退から断髪式まで約10か月、会見のときは未定だった

2026年4月2日の会見の時点では、断髪式の日取りは決まっていませんでした。引退から約10か月後の開催です。

日本経済新聞(2026年4月2日)は会見の時点で「断髪式は未定」と伝えていました。若者頭として働く間も、千代丸はまげを結ったままです。同じ2027年1月には、2025年に引退した元小結遠藤(北陣親方)の断髪式も予定されています(遠藤とは)。

番付の歩み|新十両まで6年4か月、最高位は2018年3月の東前頭五枚目

2007年5月の初土俵から6年4か月で新十両、翌年3月に新入幕しました。最高位は2018年3月の東前頭五枚目です。

主な節目を表にまとめます。成績は本割の勝敗です。

場所番付成績出来事
2007年5月前相撲3勝1敗初土俵(16歳)
2009年3月西三段目八十一枚目4勝3敗木下から千代丸に改名
2010年11月東幕下五十四枚目3勝4敗新幕下
2013年9月東十両十三枚目7勝8敗新十両(22歳)
2014年1月東十両六枚目13勝2敗十両優勝
2014年3月東前頭十二枚目8勝7敗新入幕で勝ち越し
2018年3月東前頭五枚目6勝9敗最高位
2023年1月西前頭十六枚目4勝11敗最後の幕内の場所
2024年3月東幕下筆頭4勝3敗関取の連続在位が62場所で途切れる
2024年11月西十両十一枚目1勝14敗最後の関取の場所
2026年3月西三段目筆頭4勝3敗最後の場所(3月23日に引退届)

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計・日本相撲協会公式 力士プロフィール「千代丸 一樹」(2026年10月14日取得)

番付の地位の上下は番付とはで、いまの番付は最新の番付表で確かめられます。

2014年1月に十両優勝、翌場所に新入幕。弟の十両優勝の翌場所だった

2014年1月場所に東十両六枚目で13勝2敗の十両優勝を果たしました。直前の場所は弟の千代鳳が十両優勝でした。

弟の千代鳳は2013年11月場所に東十両二枚目で13勝2敗の十両優勝(相撲レファレンスの千代鳳の集計)、兄の千代丸は次の2014年1月場所に同じ13勝2敗で十両優勝しています(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。千代丸は翌3月場所で新入幕を果たし、8勝7敗と勝ち越しました。

最高位は2018年3月場所の東前頭五枚目、三役の経験はない

最高位は2018年3月場所の東前頭五枚目で、この場所は6勝9敗でした。小結以上の三役には上がっていません。

前の場所の2018年1月場所に西前頭九枚目で9勝6敗と勝ち越し、番付を上げました。テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の番組案内(2018年8月7日)も最高位を「東前頭5枚目(2018年3月場所)」と紹介しています。

幕内と十両を行き来した10年、入幕は7回

2014年から2023年まで、幕内31場所と十両33場所を行き来しました。新入幕を含めて幕内に上がったのは7回です。

幕内に上がった場所は、2014年3月(新入幕)、2017年7月、2019年5月、2019年11月、2021年5月、2022年7月、2023年1月です(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。2021年1月場所は東十両二枚目で全休しましたが、次の場所で9勝6敗とし、2021年5月に幕内へ戻っています。

通算成績と受賞歴|112場所で614勝、幕内は31場所201勝

通算成績は112場所で614勝631敗44休、幕内は31場所で201勝262敗2休です。受賞は十両優勝の1回です。

相撲レファレンスの場所別の成績を地位ごとに足すと、次のとおりです。合計は協会公式の生涯戦歴と一致します。

地位場所数成績勝ち越した場所
幕内31201勝262敗2休11
十両33234勝232敗29休18
幕下2594勝75敗6休16
三段目1248勝36敗9
序二段829勝21敗6休4
序ノ口28勝5敗1休2
前相撲1(3勝1敗は通算に含まない)—
合計112614勝631敗44休—

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計の場所別の成績を地位ごとに合計(2026年10月14日取得)。合計は日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」と一致

協会公式の「戦歴・受賞歴」に並ぶ10項目は次のとおりです。

項目回数
幕内優勝0回
十両優勝1回(2014年1月場所)
幕下・三段目・序二段・序ノ口優勝各0回
殊勲賞0回
敢闘賞0回
技能賞0回
金星0個

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」(2026年10月14日取得)

幕内31場所は勝ち越し11・負け越し20

幕内31場所のうち勝ち越しは11場所、負け越しは20場所でした。幕内の勝率は43.4%(201勝÷463番)です。

勝ち越した11場所は、2014年3月・7月・11月、2015年3月、2017年7月・9月、2018年1月、2019年11月、2021年5月・9月・11月です(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。2020年3月場所は7勝6敗2休で、8勝に届かず負け越しになりました。十両では33場所のうち18場所で勝ち越しています。

三賞と金星はなし、各段優勝は十両の1回だけ

三賞(殊勲賞・敢闘賞・技能賞)と金星は1つもありません。各段の優勝は2014年1月の十両優勝だけです。

協会の九重部屋のページでは受賞歴が「優勝0回」と表示されますが、これは幕内優勝の数です。十両優勝の1回は日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」に載っています。相撲レファレンスにも準優勝の印はありません(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。

相撲の特徴|押しと引き落とし、協会集計で引き落とし90回は1位

協会に届けた得意技は「押し」です。決まり手では押し出しが最も多く、引き落としが2番目に続きます。

相撲レファレンスの決まり手集計で通算617勝(本割614勝と前相撲の3勝。不戦勝4を含む)を分母にした勝ち技の上位5つです。
順位決まり手回数割合
1押し出し15525.1%
2引き落とし10416.9%
3叩き込み8213.3%
4寄り切り6610.7%
5突き落とし619.9%

※出典:相撲レファレンスの決まり手集計(2026年10月14日取得)。6位は突き出しの59回

日本相撲協会公式「決まり手 引き落とし」は、平成二十五年(2013年)1月場所から令和八年(2026年)9月場所までの192,672番を数えた「引き落としの多い力士」を載せています。千代丸はその1位です。
順位力士(協会の表記)回数
1千代丸(元前頭五枚目・令和八年三月場所引退)90
2阿炎67
3栃乃島57
4旭日松56
4翔猿56
6栃春日50

※出典:日本相撲協会公式「決まり手 引き落とし」(期間:2013年1月場所〜2026年9月場所千秋楽、2026年10月14日取得)

2つの表は数えた期間が違います

上の表は相撲レファレンスの通算(2007年〜2026年)、下の表は協会の2013年1月場所以降の集計です。協会の90回は「2013年以降で1位」という意味で、歴代の記録を比べた数字ではありません。

協会の90回と相撲レファレンスの104回の違いは数える期間

協会は2013年1月場所から数え、相撲レファレンスは初土俵から数えています。差の14回は2008〜2012年の分です。

相撲レファレンスで2013年1月以降の引き落としを数えると90回になり、協会の数字と一致します。残りの14回は、序二段から幕下にいた2008年から2012年の白星です。最初の引き落としは2008年3月(序二段)、最後は2025年3月(幕下)でした(相撲レファレンスの決まり手集計)。引き落としの決まり方は引き落としとはで解説しています。

引き技は通算の白星の30.1%、幕内だけなら32.8%

引き落としと叩き込みを合わせると186勝で、通算617勝の30.1%です。幕内では201勝のうち66勝で32.8%でした。

幕内の白星だけを見ると、押し出し44・引き落とし40・寄り切り28・叩き込み26・突き出し24の順です(相撲レファレンスの決まり手集計)。協会プロフィールの「決まり手の傾向」は叩き込みが35%と最も高くなっていますが、これは過去6場所42取組17勝(2025年5月〜2026年3月、幕下と三段目)の数字で、通算の傾向ではありません。

体は178.8cm・171.4kg、2018年の番組案内では193kg

協会公式の身長は178.8cm、体重は171.4kgです。2018年のテレビ東京の番組案内には体重193kgと書かれています。

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の番組案内(2018年8月7日)は「身長177cm、体重193kg」と紹介していました。相撲レファレンスの記録では、2025年5月の測定が178cm・173kg、記録の中で最も重いのは2021年3月の189kgです(相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計)。この記事のプロフィールは協会公式の数字を使っています。

弟は元小結・千代鳳|兄弟そろって関取、十両優勝が2場所続いた

弟は同じ九重部屋の元小結・千代鳳です。いまは年寄「錦島」を襲名した親方で、兄弟そろって協会に残っています。

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の番組案内(2018年8月7日)は「同じ九重部屋の千代鳳(ちよおおとり)が実弟」と紹介しています。兄弟の歩みを並べます。
項目千代丸(兄)千代鳳(弟)
本名木下 一樹木下 祐樹
生年月日1991年4月17日1992年10月11日
初土俵2007年5月場所2008年5月場所
最高位前頭五枚目(2018年3月)小結(2014年5月)
十両優勝2014年1月(13勝2敗)2013年11月(13勝2敗)
通算614勝631敗44休(112場所)430勝363敗104休(80場所)
幕内201勝262敗2休(31場所)125勝138敗22休(19場所)
引退2026年3月2021年11月
いま若者頭年寄・錦島

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「千代丸 一樹」・相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計・相撲レファレンスの千代鳳の集計・日本相撲協会公式「九重部屋」(2026年10月14日取得)

千代鳳は2014年5月に小結、2021年11月に引退し、いまは錦島親方

千代鳳は2014年5月場所に西小結まで上がりました。2021年11月に引退し、いまは九重部屋の錦島親方です。

相撲レファレンスの千代鳳の集計によると、千代鳳の年寄名跡は佐ノ山、大山、錦島と移っています。マネーポストWEB(2025年5月11日)は、大山親方だった千代鳳が空いた「錦島」を襲名したと伝えました。日本相撲協会公式「九重部屋」には、部屋付きの年寄「錦島 祐樹」として載っています。

弟が先に関取になったことが大きかった、と会見で振り返った

引退会見で千代丸は、弟が先に関取になったことが大きかったと振り返りました。兄弟は同じ時期に幕内にもいました。

デイリースポーツ(2026年4月2日)によると、千代丸は知名度については「自分の方があったかな」と話しました。中日スポーツ(2026年3月23日)は、兄弟が同時に幕内にいたことが注目されたと書いています。2026年3月場所の最後の一番のあと、花道で花束を手渡したのも弟の錦島親方でした。

人柄と家族|寝顔で「千代丸たん」、2023年に結婚し長男が誕生

寝顔の写真から「千代丸たん」の愛称で人気者になったと報じられました。2023年12月に結婚し、長男がいます。

寝顔の写真がSNSで話題に、師匠は「本当に得したんじゃないか」

デイリースポーツによると、寝顔の写真がSNSで話題になり「千代丸たん」の愛称で人気者になりました。

デイリースポーツ(2026年4月3日)は「“千代丸たん”の愛称で人気者になった」と書いています。デイリースポーツ(2026年4月2日)によると、師匠の九重親方は、強さよりも可愛らしさや寝顔で人気が出て、相撲に興味のない人にも愛されたと話し、「本当に得したんじゃないか」と語りました。ABEMA TIMESの取材では、写真の掲載をよく確かめずに了承したと明かし、若い女性のファンに向けて「ちゃんと相撲も取っています」と話しています。

2023年12月に客室乗務員の紀帆さんと結婚、2024年5月に長男

2023年のクリスマスに、客室乗務員の紀帆さんと結婚しました。2024年5月には長男が生まれています。

中日スポーツ(2026年3月23日)は「3年前のクリスマスに結婚した妻・紀帆さん」と書き、2026年2月下旬に披露宴を開いたと伝えています。披露宴のお色直しでは化粧まわし姿を見せました。デイリースポーツ(2026年4月2日)によると、2023年末に入籍し、2024年5月に長男が誕生しています。結婚を伝えた2023年12月の報道の見出しは「十両・千代丸がCAと結婚」でした。

2018年に「開運!なんでも鑑定団」に出演

2018年8月7日放送のテレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に出演しました。弟の千代鳳は2015年に出ています。

テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」の番組案内(2018年8月7日)によると、千代丸は蚤の市で買った焼き物を持ち込み、「鑑定団に出たいから買った」と話しました。先に出演した弟には「先を越された」と語っています。

千代丸についてよくある質問

千代丸は「ちよまる」と読む九重部屋の元前頭で、2026年3月に引退し、いまは協会の若者頭です。

Q. 千代丸の読み方と本名は?

A. しこ名は「ちよまる かずき」と読み、本名は木下一樹です(日本相撲協会公式プロフィール)。入門から1年10か月は本名の「木下」で取り、2009年3月場所から千代丸を名乗りました。協会の英語版プロフィールの表記は「Chiyomaru Kazuki」です。

Q. 千代丸は何歳で、出身はどこですか?

A. 1991年4月17日生まれで、2026年10月14日時点で35歳です。出身は鹿児島県志布志市です。初土俵は16歳の2007年5月場所、新入幕は22歳の2014年3月場所でした。

Q. 千代丸が引退したのはいつですか?

A. 2026年3月23日です。この日に引退届が受理され、日本相撲協会が発表しました。最後の場所は2026年3月場所(西三段目筆頭・4勝3敗)です。引退会見は4月2日に両国国技館で開かれました。「4月に引退」と書いた報道もありますが、4月は会見の月で、引退届の受理は3月23日です。

Q. 千代丸は今、何をしていますか?

A. 日本相撲協会の若者頭として働いています。若者頭は、幕下以下の力士の指導や本場所の運営を補佐する役目です(日本経済新聞)。年寄名跡を持つ親方ではありません。2026年4月13日には新弟子の運動能力検査を手伝いました。

Q. 千代丸の断髪式はいつですか?チケットは?

A. 2027年1月31日(日)に両国国技館で行われます。チケットぴあの告知では自由席が一般10,000円、中高生5,000円で、小学生以下は1人につき3人まで無料です。発売日と開演時刻は2026年10月14日時点で載っていません。

Q. 千代丸の弟は誰ですか?

A. 同じ九重部屋の元小結・千代鳳(ちよおおとり、本名 木下祐樹)で、1992年10月11日生まれの1歳半下の弟です。2021年11月に引退し、いまは年寄「錦島」を襲名した親方です。兄弟で十両優勝が2場所続き、弟が2013年11月場所、兄が2014年1月場所に優勝しました。

Q. 千代丸は結婚していますか?

A. 結婚しています。2023年のクリスマスに客室乗務員の紀帆さんと結婚し、2024年5月に長男が生まれました(中日スポーツ・デイリースポーツ)。2026年2月下旬に披露宴を開いています。

まとめ|千代丸は寝顔で愛された元前頭、若者頭として協会に残る

千代丸は九重部屋で約19年取り、最高位は前頭五枚目。2026年3月に引退し、若者頭として協会に残りました。

2007年5月に16歳で初土俵を踏み、2014年1月に十両優勝、翌場所に新入幕しました。幕内31場所と十両33場所を行き来し、押しと引き落としで白星を重ね、協会の集計では2013年以降の引き落としが90回で1位です。寝顔の写真から「千代丸たん」と呼ばれ、師匠の九重親方は相撲に興味のない人にも愛されたと話しています。2026年3月に西三段目筆頭で勝ち越して土俵を去り、いまは若者頭として本場所の運営を支えています。

断髪式は2027年1月31日(日)、両国国技館です。チケットの発売日が出たらこの記事に書き足します。ほかの引退力士は引退した力士一覧、現役の力士は現役力士一覧からたどれます。

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