国技館の座席表は、土俵を正面・向正面・東・西の四方が囲み、1階のタマリ席・マス席と2階のイス席が2層に重なる形になっています。席の等級は土俵から数えた列で決まり、1階はマスS席が1〜4列目、2階はイスS席が1〜3列目から始まります。この記事では、日本相撲協会の公式表記にもとづき、席種ごとの列と料金、方位ごとの見え方、手元のチケットが座席表のどこにあたるのかを1本でたどれるようにまとめます。令和9年一月場所から変わる列区分と新料金も並べます。
※席種・列・料金は、日本相撲協会が公開している東京場所(両国国技館)の案内を2026年9月20日に確認したものです(表示はすべて1人あたり税込)。東京場所の料金は、日本相撲協会の本場所入場料金表(令和2年5月場所以降適用)が据え置かれているもので、場所ごとに動く値ではありません。令和9年一月場所から改定されます。改定後は記事の後半で並べます。
この記事でわかること
- 座席表の全体構造。正面・向正面・東・西の四方と、1階(タマリ席・マス席)/2階(イス席)の2層
- マスS・A・B・C、イスS・A・B・C・Dの列と料金。土日祝と平日の両方
- 手元のチケットの方位・列・番が座席表のどこにあたるか
- 方位ごとに何が見えるかと、公式の座席図PDF・座席ビューの場所
- 令和9年一月場所からのマスSS席の新設と新料金
国技館の座席表|土俵を囲む「四方+2層」の全体構造
国技館の座席表は、土俵を四方から囲む正面・向正面・東・西と、1階のマス席・2階のイス席という2つの層でできています。
土俵に近い順に、1階がタマリ席とマスS・A・B・C席、その外側の2階がイスS・A・B・C・D席です。等級は土俵から数えた列で決まるため、「どの方位のブロックか」と「何列目か」の2つで位置が定まります。次の早見表が全体像です。
| 階 | 席種 | 列 | 土日祝 | 平日 |
|---|---|---|---|---|
| 1階 | タマリ席 | 土俵周り | 20,000円 | 20,000円 |
| 1階 | マスS席 | 1〜4列目 | 15,000円 | 14,000円 |
| 1階 | マスA席 | 5〜8列目 | 13,000円 | 12,000円 |
| 1階 | マスB席 | 9〜12列目 | 10,500円 | 10,000円 |
| 1階 | マスC席 | 13〜15列目 | 9,500円 | 8,500円 |
| 1階 | 車イス席 | ― | 8,000円 | 8,000円 |
| 2階 | イスS席 | 1〜3列目 | 9,500円 | 9,000円 |
| 2階 | イスA席 | 4〜6列目 | 8,500円 | 8,000円 |
| 2階 | イスB席 | 7〜11列目 | 5,500円 | 5,000円 |
| 2階 | イスC席 | 12〜13列目 | 4,000円 | 3,500円 |
| 2階 | イスD席 | 14列目 | 大人2,500円/子供500円 | 同額 |
出典:日本相撲協会 入場料金、日本相撲協会 座席について(2026年9月20日確認)
マス席の金額は1人あたりの表示で、販売はマス単位です。4人マスなら表示額の4倍が1マスの代金になります。席種ごとの値段の比較そのものは相撲の座席の種類|溜席・枡席・イス席の違いと値段、4会場の席も比較にまとめています。
四方の呼び名は日本相撲協会が定めています。正面はテレビでご覧になるのと同じ方向、向正面はその逆で行司の背中が見える側です。国語辞典でも正面は土俵の北側、向正面は南側とされ、公式の見え方の説明と重なります。
建物の数字は扱いに注意が要ります。日本相撲協会の貸館案内では定員11,098人(桟敷席は稼働式)とされますが、これは会場を貸し出すときの数字で、本場所の定員を公式が明記したページは見当たりません。両国国技館は1985年(昭和60年)1月の開館、所在地は東京都墨田区横網1-3-28、JR両国駅から徒歩1分です。
出典:日本相撲協会 国技館、日本相撲協会 協会のあゆみ、相撲博物館 施設概要、精選版 日本国語大辞典「向正面」(2026年9月20日確認)
公式の図は2種類です。東京場所の座席図(PDF・1階/2階の2ページ)には方位ブロックと扉番号、2階の列番号と席番号が入り、国技館の座席ビューには1階12か所・2階8か所の眺めが写真で並びます。ただし座席図PDFの版面表記は「令和8年 大相撲五月場所」、座席ビューには令和8年一月場所の情報という注記が残っています。
チケットの席が座席表のどこか|方位・列・番の読み方
チケットの席は、方位ブロック・列・番の3つをこの順にたどると座席表の上で位置が決まります。
方位は正面・向正面・東・西のどのブロックか、列は土俵から数えて何列目か、番はその列の何番目かを表します。ただし日本相撲協会は、この読み方を文章で説明したページを出していません。手がかりは座席図PDFの表記で、1階には正1〜正4・東1〜東3・西1〜西3・向1〜向3の扉番号、2階には正1〜正6ほかの扉番号と赤い列番号・黒い席番号が印刷されています。
| チケットの表記 | 意味 | 座席表での探し方 |
|---|---|---|
| 方位(正面・向正面・東・西) | 土俵をどの面から見るか | 座席図PDFの4ブロックのどれかを先に決める |
| 扉番号(正1、東2 など) | その席に近い入場口 | 1階は正1〜4・東1〜3・西1〜3・向1〜3、2階は正1〜6ほか |
| 列(1階1〜15/2階1〜14) | 土俵からの近さ。数字が小さいほど近い | 列の数字がそのまま席の等級に対応する |
| 番 | その列の中での位置 | 2階の座席図では黒字で印字されている |
列の数字が分かれば等級も決まります。1階は1〜4列目がマスS席、5〜8がマスA席、9〜12がマスB席、13〜15がマスC席。2階は1〜3列目がイスS席、4〜6がイスA席、7〜11がイスB席、12〜13がイスC席、14列目がイスD席です。
当日は扉番号を先に確かめると動きが短くなります。最寄り駅からの経路と入場口は両国国技館へのアクセス|最寄り駅からの行き方と所要時間、チケットそのものの取り方は大相撲のチケットの買い方|発売日・購入方法・座席選択にまとめています。
出典:日本相撲協会 東京場所 座席図(PDF)、日本相撲協会 座席について(2026年9月20日確認)
【1階】タマリ席(砂かぶり)は座席表のどこか
タマリ席は座席表のいちばん内側、土俵を直接囲む位置にある1人席で、料金は20,000円です。
土俵の高さとほぼ同じ目線で、力士が落ちてくる範囲にある席です。通称は砂かぶりで、ブリタニカ国際大百科事典は「相撲の土俵に最も近い土俵下。取組中に砂をかぶることがあるためこう呼ぶ」と説明しています。公式表記は「タマリ席」で、漢字の「溜席」は国語辞典に見出し語がありません。辞書にあるのは審判委員・行司・力士が控える土俵下を指す「溜」「土俵溜」です。
| 項目 | 内容 | 明記している主体 |
|---|---|---|
| 座席表での位置 | 土俵の周り。マスS席のさらに内側 | 日本相撲協会 |
| 料金 | 20,000円(土日祝・平日とも同額・1名分) | 日本相撲協会 |
| 年齢 | 16歳以上のみ | 日本相撲協会 |
| 禁止されていること | 危険物の持ち込み、カメラ等での撮影、携帯電話等の使用、座椅子の持ち込み | 日本相撲協会 |
| 座席での飲食 | 禁止 | チケット大相撲(公式販売サイト) |
| チケットの形式 | QRチケットのみ(イスD席と同じ) | 日本相撲協会 |
出典:日本相撲協会 座席について、チケット大相撲 席種、ブリタニカ国際大百科事典「砂かぶり」、精選版 日本国語大辞典「溜」
禁止事項は、協会と公式販売サイトで書いている範囲が違います。撮影・携帯電話・座椅子・年齢は協会、座席での飲食はチケット大相撲の記載です。席ごとの持ち込みや飲食の扱いは相撲観戦の持ち物と服装|持ち込み禁止のものと席別のマナーで整理しています。
【1階】マス席の座席表|マスS・A・B・Cの列と料金
マス席は座席表の1〜15列目を占める座布団席で、土俵に近い順にS・A・B・Cの4等級に分かれます。
1マスは1.3m四方を鉄パイプで囲み、中に座布団を敷いた作りです。国語辞典の「枡」も、劇場や相撲場で方形に仕切った観客席、一枡の定員は4人から7人と説明しています。購入はマス単位です。
| 席種 | 列 | 人数区分(位置) | 土日祝 | 平日 |
|---|---|---|---|---|
| マスS席 | 1〜4列目 | 1人マス(2〜4列目両端) | 15,000円 | 14,000円 |
| マスS席 | 1列目両端 | 2人マス(2名分) | 30,000円 | 28,000円 |
| マスS席 | 1〜4列目 | 4人マス(4名分) | 60,000円 | 56,000円 |
| マスA席 | 5〜8列目 | 1人マス(5列目両端) | 13,000円 | 12,000円 |
| マスA席 | 8列目両端 | 3人マス(3名分) | 39,000円 | 36,000円 |
| マスA席 | 5〜8列目/8列目 | 4人マス/6人マス | 52,000円/78,000円 | 48,000円/72,000円 |
| マスB席 | 9〜12列目 | 1人マス(12列目両端) | 10,500円 | 10,000円 |
| マスB席 | 10〜11列目両端 | 2人マス(2名分) | 21,000円 | 20,000円 |
| マスB席 | 9列目両端/9〜12列目 | 3人マス/4人マス | 31,500円/42,000円 | 30,000円/40,000円 |
| マスB席 | 12列目/9〜11列目 | 5人マス/6人マス | 52,500円/63,000円 | 50,000円/60,000円 |
| マスC席 | 13〜15列目 | 1人マス(13列目両端) | 9,500円 | 8,500円 |
| マスC席 | 15列目両端 | 2人マス(2名分) | 19,000円 | 17,000円 |
| マスC席 | 14列目両端/13〜15列目/13列目 | 3人マス/4人マス/6人マス | 28,500円/38,000円/57,000円 | 25,500円/34,000円/51,000円 |
出典:日本相撲協会 入場料金、チケット大相撲 席種、デジタル大辞泉「枡」
マス席で弁当や土産を用意するなら、案内所の土産セットの中身と値段を相撲のお土産セットの中身と値段|枡席のお土産付きと番付表の買い方にまとめています。席代と土産代は別に数えます。
マスS席(1〜4列目)
マスS席は座席表の1〜4列目、タマリ席のすぐ外側に並ぶ、マス席でいちばん土俵に近い等級です。
4人マスは土日祝60,000円・平日56,000円(4名分)です。1人マスは2〜4列目の両端、2人マスは1列目の両端に置かれています。タマリ席の次に土俵へ近い層で、マス席では最も高い価格帯です。
マスA席(5〜8列目)
マスA席は座席表の5〜8列目で、4人マスなら土日祝52,000円・平日48,000円の区画です。
1人マスは5列目の両端、3人マスと6人マスは8列目です。マスS席との差は1人あたり2,000円で、列は5〜8列目に下がります。
マスB席(9〜12列目)
マスB席は座席表の9〜12列目で、1人あたり10,500円(平日10,000円)とマス席の中ほどにあたります。
人数区分がいちばん細かく、1人から6人までそろいます。2人マスは10〜11列目の両端、3人マスは9列目の両端、5人マスは12列目、6人マスは9〜11列目です。
マスC席(13〜15列目)
マスC席は座席表の13〜15列目、マス席の最後方3列にあたり、1人あたり9,500円(平日8,500円)です。
4人マスは土日祝38,000円・平日34,000円で、マスS席の4人マスとは22,000円の差がつきます。1人マスは13列目、2人マスは15列目、3人マスは14列目の両端です。場所ごとの企画券は内容も価格も差し替わるため、日本相撲協会のお得なチケットのページで確認してください。
2人マス席・少人数マスは座席表のどこにあるか
2人マス席は、マスS席の1列目両端、マスB席の10〜11列目両端、マスC席の15列目両端に設定されています。
金額は2名分で、マスS席が土日祝30,000円・平日28,000円、マスB席が21,000円・20,000円、マスC席が19,000円・17,000円です。1人マス・2人マス・3人マスはいずれも列の両端、5人マス・6人マスは列の中ほどに置かれています。
ただしインターネットで座席を選べる人数区分は限られ、マスS席は4名用のみ、マスA席とマスC席は4名用と6名用、マスB席は4名用・5名用・6名用です。セブン-イレブンの店頭では座席選択ができません。
【2階】イス席(椅子席)の座席表|イスS〜Dの列と料金
2階はすべてイス席で、座席表の1〜14列目がイスS・A・B・C・Dの5等級に分かれます。
東京場所の公式の席種一覧に自由席はありません。最も安いのは2階イスD席の14列目で、大人2,500円・子供500円です。当日の朝に自由席が売り出される形ではなく、この席も指定席として前もって販売されます。子供料金があるのはイスD席だけです。
| 席種 | 2階の列 | 土日祝 | 平日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| イスS席 | 1〜3列目 | 9,500円 | 9,000円 | 2階で最も土俵寄り |
| イスA席 | 4〜6列目 | 8,500円 | 8,000円 | S席の後方3列 |
| イスB席 | 7〜11列目 | 5,500円 | 5,000円 | 5列分と幅が広い |
| イスC席 | 12〜13列目 | 4,000円 | 3,500円 | 2階で2番目に安い |
| イスD席 | 14列目 | 大人2,500円/子供500円 | 大人2,500円/子供500円 | 東京場所の最安。QRチケットのみ |
日本相撲協会は「席の種類ごとにシートが異なる」とも明記しています。料金差は土俵からの距離だけの差ではありません。
イスS席(2階1〜3列目)
イスS席は2階の1〜3列目で、料金は土日祝9,500円・平日9,000円です。
1階のマスB席とほぼ同じ価格帯です。マス席の座布団と違って椅子の席で、土俵全体と吊り屋根を見下ろす角度になります。
イスA席(2階4〜6列目)
イスA席は2階の4〜6列目にあたり、土日祝8,500円・平日8,000円で販売されます。
S席との差は1人あたり1,000円で、列は3つ後ろに下がります。2階の前方6列は、このA席とS席で占められます。
イスB席(2階7〜11列目)
イスB席は2階の7〜11列目と5列分あり、土日祝5,500円・平日5,000円の区分です。
A席から1人あたり3,000円下がる段で、価格の落差がいちばん大きいのがここです。幅が5列あるため、同じイスB席でも7列目と11列目で土俵までの距離が変わります。
イスC席(2階12〜13列目)
イスC席は2階の12〜13列目で、土日祝4,000円・平日3,500円と2階で2番目に安い席です。
後方2列にあたり、土俵の全景を遠くから眺める位置です。館内の雰囲気や土俵入りの隊列を広く見たいときに向きます。
イスD席(2階14列目・最安)
イスD席は2階の最後方14列目にある東京場所の最安席で、大人2,500円・子供500円です。
自由席ではありません。公式の席種一覧に自由席は無く、この席も列と番のある指定席です。子供料金があるのはこの席だけで、タマリ席と同じくQRチケットのみの扱いです。
方位で変わる見え方|正面・向正面・東・西の座席表
方位は座席表の四方を指し、正面はテレビ中継と同じ方向、向正面はその逆で行司の背中が見えます。
同じ等級・同じ列でも、方位が変われば目に入るものが変わります。日本相撲協会が座席の案内で説明しているのは次の内容です。
| 方位 | 公式の説明 | 座席表での位置 |
|---|---|---|
| 正面(ショウメン) | テレビでご覧になるのと同じ方向 | 座席図PDFで MAIN と記された面。辞書では土俵の北側 |
| 向正面(ムコウジョウメン) | テレビと逆の方向。行司の背中が見える | 正面の反対側(OPPOSITE)。辞書では南側 |
| 東(ヒガシ) | 見え方の説明は公式に無い | 正面と向正面の間(EAST)。土俵を横から見る面 |
| 西(ニシ) | 力士の後ろ姿が見える | 東の反対側(WEST)。土俵を横から見る面 |
東について、日本相撲協会は見え方を説明していません。図の上では正面と向正面の間で、土俵を横から見る面という位置関係だけが分かります。実際の眺めは公式の座席ビューで確かめられます。1階12か所・2階8か所の写真と、正面・客席・館内1階・館内2階のGoogleストリートビュー4本が置かれています。
2階の向正面・東・西は、座席表では1階と同じ四方の外側に重なります。テレビで見慣れたアングルのまま見たいなら正面、中継に映り込む側なら向正面です。
2027年1月から座席表が変わる|マスSS席の新設と新料金
令和9年一月場所から、マス席の1〜2列目がマスSS席として新設され、マスS席は3〜4列目へ移ります。
日本相撲協会は令和8年7月30日に本場所入場料金の改定を発表しました。物価上昇によるコスト環境の変化と、力士ら協会員の処遇改善を踏まえた改定で、名古屋と九州は現状維持、東京と大阪が対象です。東京場所は列区分も変わり、14日目と千秋楽の料金も新設されます。
| 席種 | 現行(令和8年九月場所まで) | 新・平日 | 新・土日祝 | 新・14日目/千秋楽 |
|---|---|---|---|---|
| タマリ | 全日程 20,000円 | 25,000円 | 27,500円 | 30,000円 |
| マスSS(1〜2列目・新設) | ― | 22,500円 | 24,000円 | 25,000円 |
| マスS(3〜4列目へ) | 平日14,000円/土日祝15,000円 | 18,000円 | 20,000円 | 22,000円 |
| マスA | 平日12,000円/土日祝13,000円 | 15,000円 | 16,500円 | 18,000円 |
| マスB | 平日10,000円/土日祝10,500円 | 11,000円 | 12,500円 | 14,000円 |
| マスC | 平日8,500円/土日祝9,500円 | 9,500円 | 10,500円 | 11,500円 |
| 車イス | 全日程 8,000円 | 9,500円 | 10,500円 | 11,500円 |
| イスS | 平日9,000円/土日祝9,500円 | 11,000円 | 12,000円 | 13,000円 |
| イスA | 平日8,000円/土日祝8,500円 | 10,000円 | 11,000円 | 12,000円 |
| イスB | 平日5,000円/土日祝5,500円 | 6,000円 | 7,000円 | 8,000円 |
| イスC | 平日3,500円/土日祝4,000円 | 5,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
| イスD | 全日程 大人2,500円/子供500円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
出典:日本相撲協会 本場所入場料金の改定について、本場所入場料金(令和9年一月場所以降適用・PDF)、スポーツ報知 2026年7月30日(2026年9月20日確認)
改定後の料金表に子供料金の記載は無く、イスD席として公表されているのは上の額だけです。もう1つ気をつけたいのがマスS席の意味です。現行は1〜4列目ですが、改定後は1〜2列目がマスSS席になり、マスS席は3〜4列目を指します。同じ表記でも位置が2列分後ろへ動くため、説明を読むときはいつ時点のものかを確かめてください。
次に両国国技館で本場所が開かれるのは令和9年一月場所で、初日は2027年1月10日です。十一月場所は福岡国際センターのため、国技館の座席表は一月場所から新しい列区分になります。場所ごとの日程と会場は大相撲の本場所とチケット|年6場所の日程・会場・発売日にまとめています。
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観戦に行くなら、宿とツアーを先に押さえる
両国国技館の本場所(1月・5月・9月)は、両国駅の周辺に宿が集まっています。朝から観る日や、取組のあとに両国で食事をする日は、歩いて戻れる宿にすると動きが楽になります。
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座席表とあわせて見る館内の位置|花道・優勝額・出入口
花道は東と西にあり、四方の上部には歴代の幕内優勝力士をたたえる優勝額が掲げられています。
花道は力士が土俵へ向かい、支度部屋へ戻る通路です。花道沿いや近くの通路側の席では、取組の前後の力士を見送れます。
トイレと売店は各方位の外周の通路沿いです。出入口に近い席を選ぶと取組の合間の移動が短くなります。館内の過ごし方は両国国技館の楽しみ方|館内グルメ・相撲博物館・当日の過ごし方、名物の焼き鳥の売り場は国技館の焼き鳥|売り場・値段・持ち帰りの買い方で扱っています。
車イス席は座席表の1階にあり、8,000円で利用者1名と付添人1名の組み合わせです。利用者が前・付添人が後ろのたて並びで、横並びにはできません。マス席での車イス観戦はできず、受付は大相撲予約専用ダイヤル(0570-02-9310)のみです。
座席表から選ぶ|目的別のおすすめ席
席は、何人で行くか・どれだけの時間座るか・どの列と方位にするかの3つで絞り込めます。
1階のマス席は1.3m四方に座布団を敷いた席、2階のイス席は椅子の席で、日本相撲協会は席の種類ごとにシートが異なると明記しています。座る形が違うので、金額と列だけでは決まりません。
| 軸 | 条件 | 座席表で見るところ |
|---|---|---|
| 人数 | 2人で行く | 2人マス(マスS 1列目両端/マスB 10〜11列目両端/マスC 15列目両端)。4人マスを2人で使う手もあるが代金は4名分 |
| 人数 | 1人で行く | 1人マス(各等級の列の両端)か2階のイス席。2階は1名単位で買える |
| 観戦時間 | 朝から通しで見る | 2階イス席。座布団ではなく椅子で、背もたれがある |
| 列と方位 | 近さを優先する | 列の数字で選ぶ。列番号は1階と2階で別に振られるので、同じ「1列目」でも土俵からの距離は違う |
| 列と方位 | 中継と同じ画で見たい | 正面のブロック。行司の背中側にしたいなら向正面 |
席が取れるかどうかも先に見ておく必要があります。日本相撲協会の令和7年度(2025年4月〜2026年3月)の事業報告では、本場所は全90日が入場券完売でした。2026年九月場所も開幕前に完売しています。完売すると当日券の販売がないため、席を決めたら発売日に合わせて動きます。
出典:日本相撲協会 令和7年度 事業報告書(PDF)、時事通信 2026年3月23日、日本相撲協会 購入方法
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両国国技館の本場所(1月・5月・9月)は、両国駅の周辺に宿が集まっています。朝から観る日や、取組のあとに両国で食事をする日は、歩いて戻れる宿にすると動きが楽になります。
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国技館の座席表についてよくある質問
Q. 国技館の座席表で、いちばん土俵に近いのはどの席ですか?
A. 土俵周りのタマリ席です。通称は砂かぶりで、料金は1人20,000円、16歳以上のみ座れます。
撮影と携帯電話の使用ができず、座椅子も持ち込めません。16歳未満は座れないため、子供と一緒に座るなら1つ外側のマスS席からになります。
Q. マス席は1人でも買えますか?
A. 買えます。マスS席は2〜4列目の両端、マスA席は5列目の両端などに1人マスの設定があります。
ただし1人マスが無い列もあり、マスS席の1列目の両端は2人マスです。インターネットの座席選択で選べるのは4名用・5名用・6名用に限られます。
Q. 2階のイス席から土俵は見えますか?
A. 見えます。2階は1〜14列目に分かれ、イスS席は1〜3列目で土俵を見下ろす位置になります。
日本相撲協会は席の種類ごとにシートが異なると明記しています。実際の眺めは公式の座席ビューに2階8か所の写真が並んでいます。
Q. 東京場所に自由席はありますか?
A. ありません。公式の席種一覧に自由席は無く、最安は2階イスD席の大人2,500円です。
子供料金の設定があるのはこの席だけで、4歳以上はチケットが必要です。当日までに完売した場合は当日券の販売がないため、安い席を当日に探す形は取れません。
Q. 正面と向正面は座席表のどちら側ですか?
A. 正面はテレビ中継と同じ方向、向正面はその逆側です。向正面からは行司の背中が見えます。
国語辞典では正面が土俵の北側、向正面が南側とされ、公式の見え方の説明と重なります。
Q. 公式の座席表(PDF)はどこで見られますか?
A. 日本相撲協会が1階と2階の2ページからなる東京場所の座席図PDFを公開しています。
1階は4ブロックと扉番号、2階は列番号と席番号まで入っています。団体向けには座席図と館内マップを兼ねた別のPDFが用意されています。
Q. 2027年1月から座席表の何が変わりますか?
A. マス席の1〜2列目がマスSS席として新設され、マスS席は3〜4列目へ移ります。料金も上がります。
14日目と千秋楽の料金も新設されます。次に国技館で本場所が開かれるのは令和9年一月場所(2027年1月10日初日)です。
まとめ
国技館の座席表は、四方のブロックと土俵から数えた列の2つで、席の位置と等級が決まります。
- 1階はタマリ席(土俵周り・20,000円)と、マスS 1〜4列目/マスA 5〜8/マスB 9〜12/マスC 13〜15列目。料金は1人あたりの表示で、購入はマス単位
- 2階はイスS 1〜3/イスA 4〜6/イスB 7〜11/イスC 12〜13/イスD 14列目。東京場所に自由席は無く、最安はイスD席の大人2,500円・子供500円
- チケットは方位・扉番号・列・番の順にたどる。読み方を文章で示した公式ページは無い
- 正面はテレビと同じ方向、向正面はその逆で行司の背中が見える。東の見え方は公式に説明が無い
- 2人マスはマスS 1列目両端・マスB 10〜11列目両端・マスC 15列目両端。令和9年一月場所からマスSS席(1〜2列目)が新設され、マスS席は3〜4列目へ移り、14日目・千秋楽の料金も新設される
座席表を読む時間は、どの距離から土俵を見るかを決める時間でもあります。1.3m四方の枠も、土俵下の控えの場所から名を借りたタマリ席も、呼び名と作りがそのまま今の座席表に残っています。自分の席を図の上で見つけたら、その位置から何が見えるのかを思い描いて当日を待ってください。

