力士一覧とは、日本相撲協会に所属する現役の大相撲力士を番付順または階級別に一覧化したデータベースのことです。幕内(42人)・十両(28人)の「関取」から幕下・三段目・序二段・序ノ口まで、500〜600人近い力士が四股名と番付で管理されています。本記事では番付の仕組みから2026年夏場所の最新幕内・十両一覧、四股名の読み方・由来まで、力士一覧をすみずみまで解説します。
力士一覧とは?大相撲の番付と階級の仕組み
力士一覧は、現役の大相撲力士を番付順に並べた名簿のことです。番付は年6回の本場所成績をもとに改定され、幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序ノ口の6階級で構成されます。
幕内・十両・幕下…6つの階級をわかりやすく解説
力士は大きく「関取」と「力士養成員」に二分されます。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、月給・一人部屋・付け人などの待遇が与えられます。幕下以下は「力士養成員」として扱われ、場所ごとの「奨励金」のみが支給されます。
以下の図は、大相撲の6段階の番付構造と各階級の定員を示したものです。
このように、関取になれるのは現役力士全体のわずか1割強に過ぎません。
Q. 力士は現在何人いますか?
A. 日本相撲協会に所属する現役力士は、前相撲(見習い)を含めると概ね500〜600人程度です。そのうち給与が支給される「関取」(幕内42人+十両28人)はわずか約70人で、現役力士全体の1割強にすぎません。
各階級の詳細は以下の通りです(日本相撲協会公式サイトより)。
| 階級 | 定員 | 区分 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 幕内(まくうち) | 42人以内 | 関取 | 最高位。横綱・大関・関脇・小結(三役)と前頭で構成 |
| 十両(じゅうりょう) | 28人 | 関取 | 正式名称は「十枚目」。月給・一人部屋などの特権あり |
| 幕下(まくした) | 120人 | 力士養成員 | 上位15枚目以内が十両昇進を狙える位置。1場所7番制 |
| 三段目(さんだんめ) | 200人 | 力士養成員 | 東西各100枚が原則 |
| 序二段(じょにだん) | 定員なし | 力士養成員 | 人数が最も多くなる傾向のある階級 |
| 序ノ口(じょのくち) | 定員なし | 力士養成員 | 前相撲を通過した新弟子が最初に名を連ねる最下位階級 |
幕内力士一覧(2026年夏場所・五月場所)
2026年夏場所(令和8年五月場所・5月10日〜24日、両国国技館)の幕内番付は以下の通りです(日本相撲協会発表の番付に基づく)。
なお、今場所は横綱・豊昇龍(東)が右ハムストリングス損傷により2日目から、横綱・大の里(西)が初日から休場。大関・安青錦もカド番のうえ全休が決定し、事実上の最高位として大関・霧島(再大関)が場所を牽引するという異例の展開となりました。
| 地位 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 横綱 | 豊昇龍(立浪部屋)※休場 | 大の里(二所ノ関部屋)※休場 |
| 大関 | 琴櫻(佐渡ヶ嶽部屋) | 安青錦(安治川部屋)※全休・大関陥落 |
| 大関 | 霧島(音羽山部屋)※再大関 | — |
| 関脇 | 熱海富士(伊勢ヶ濱部屋)※新関脇 | 若隆景(荒汐部屋) |
| 小結 | 琴勝峰(佐渡ヶ嶽部屋) | 髙安(田子ノ浦部屋) |
| 前頭筆頭 | 藤ノ川(木瀬部屋) | 隆の勝(常盤山部屋) |
| 前頭2枚目 | 義ノ富士(宮城野部屋) | 一山本(放駒部屋) |
| 前頭3枚目 | 平戸海(田子ノ浦部屋) | 王鵬(大嶽部屋) |
| 前頭4枚目 | 豪ノ山(武隈部屋) | 大栄翔(追手風部屋) |
| 前頭5枚目 | 若元春(荒汐部屋) | 美ノ海(木瀬部屋) |
| 前頭6枚目 | 正代(時津風部屋) | 藤青雲(藤島部屋) |
| 前頭7枚目 | 朝紅龍(高砂部屋) | 千代翔馬(九重部屋) |
| 前頭8枚目 | 欧勝馬(鳴戸部屋) | 阿炎(錣山部屋) |
| 前頭9枚目 | 朝白龍(高砂部屋) | 錦富士(伊勢ヶ濱部屋) |
| 前頭10枚目 | 朝乃山(高砂部屋) | 伯乃富士(伊勢ヶ濱部屋) |
| 前頭11枚目 | 宇良(木瀬部屋) | 金峰山(木瀬部屋) |
| 前頭12枚目 | 時疾風(宮城野部屋) | 玉鷲(片男波部屋) |
| 前頭13枚目 | 獅司(出羽海部屋) | 琴栄峰(佐渡ヶ嶽部屋) |
※番付は日本相撲協会発表(2026年4月27日)に基づきます。前頭14枚目以下は日本相撲協会公式サイトでご確認ください。
X(旧Twitter)上では「横綱・大関が3人不在という異常事態だから誰が優勝してもおかしくない」という声が多く、千秋楽(5月24日)時点で霧島・若隆景が3敗でトップに並ぶ大混戦となりました。
Q. 外国出身力士は何人いますか?
A. 1部屋に1人までという枠制限があるため、外国出身力士の数は限られています。モンゴル出身者が最多で、その他ジョージア・中国・ウクライナなど複数の国から力士が在籍しています(人数は場所ごとに変動します)。
十両力士一覧(2026年夏場所)
十両(正式名称:十枚目)は関取の最下位にあたる階級で、定員は28人です。幕内との入れ替えは各場所後に行われ、十両上位で好成績を収めた力士が新入幕を果たします。2026年夏場所の十両番付は日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp)の「力士を探す」ページでご確認ください。
力士一覧の四股名とは?名前の読み方・由来
力士が名乗る「四股名(しこな)」は本名とは別の、土俵上での名前です。江戸時代から続く伝統であり、その成り立ちにはいくつかのパターンがあります。
師匠の四股名の一部を受け継ぐ「襲名(しゅうめい)」は最も伝統的な方法です。「若」「錦」「鶴」「竜」など、部屋の歴史を象徴する文字が受け継がれ、師弟の系譜が名前に刻まれます。また、力士本人の出身地・体型・技の特徴にちなんだ四股名も多く、「熱海富士(静岡県熱海市出身)」や「霧島(鹿児島県霧島市にちなむ)」などがその例です。外国出身力士の場合は、出身国の言語やイメージを日本語の漢字に当てるケースも見られます。
Q. 四股名はどうやって決まるのですか?
A. 四股名は師匠や部屋の慣例、力士本人の意向などをもとに決められます。師匠の四股名の一部を受け継ぐ「襲名」の伝統があり、「若」「鶴」「錦」など部屋の歴史を反映した文字が使われることが多いです。
四股名の読み方は難解なものも多く、「尊富士(たけるふじ)」「伯乃富士(はくのふじ)」など独特の読みを持つ力士も少なくありません。日本相撲協会公式サイトでは四股名のふりがなも掲載されており、初めて大相撲を観る方にも活用しやすい構成となっています。
大相撲の力士一覧の見方・使い方
力士一覧を活用するには、情報源の選び方が重要です。用途別に最適なサービスを以下にまとめます。
最も信頼性が高いのは日本相撲協会の公式サイト(sumo.or.jp)の「力士を探す」ページです。番付・顔写真・プロフィール・直近の星取表をリアルタイムで確認できます。閲覧する際は「階級別」「部屋別」「出身地別」「五十音順」の4つの切り口から絞り込めるため、目的の力士をすばやく探せます。
スポーツ専門サービスでは、スポーツナビ(Yahoo!スポーツ)の大相撲コーナーが成績データや決まり手の傾向など、公式サイトにない統計情報を充実させています。場所中の成績をリアルタイムで追いたい場合に便利です。
Q. 幕内と十両の違いは何ですか?
A. 幕内と十両はどちらも「関取」と呼ばれる有給の力士ですが、幕内は最高位(定員42人)、十両はその一つ下(定員28人)の階級です。月給や待遇はほぼ同じですが、取組の注目度や番付の威信において幕内が上位に位置します。
まとめ
力士一覧は、大相撲の番付制度を理解するうえで最も基本的なデータです。幕内42人・十両28人の「関取」を頂点に、500人を超える力士が6つの階級で鎬を削っています。最新の番付・成績は日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp)の「力士を探す」ページで随時更新されていますので、場所ごとに確認することをおすすめします。
Q. 幕内力士一覧はどこで見られますか?
A. 最も信頼性の高い情報源は日本相撲協会の公式サイト(sumo.or.jp)の「力士を探す」ページです。番付・顔写真・プロフィール・直近の成績をリアルタイムで確認できます。
