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【秋場所6日目】綱取りの霧島が義ノ富士に敗れ2敗、大関・安青錦は3連敗で3勝3敗|琴櫻と大の里は1敗、熱海富士は5勝(2026年9月18日)

【秋場所6日目】綱取りの霧島が義ノ富士に敗れ2敗、大関・安青錦は3連敗で3勝3敗|琴櫻と大の里は1敗、熱海富士は5勝(2026年9月18日)

大相撲秋場所6日目(2026年9月18日、東京・両国国技館)は、3人いる大関のうち2人が敗れた。綱取りに挑む大関・霧島(音羽山部屋)は西前頭2枚目の義ノ富士(伊勢ケ浜部屋)に土俵際で上手投げを食らい、2敗目を喫した。2場所連続優勝を狙う大関・安青錦(安治川部屋)は関脇・藤ノ川(伊勢ノ海部屋)に寄り切られて3連敗となり、星は3勝3敗の五分に戻った。

もう1人の大関・琴櫻(佐渡ケ嶽部屋)は隆の勝を突き出して5勝1敗とし、大関とりの関脇・熱海富士(伊勢ケ浜部屋)も琴勝峰を押し出して1敗を守った。結びでは横綱・大の里(二所ノ関部屋)が豪ノ山をはたき込み、5勝1敗とした。この記事では、6日目の大関陣の結果を中心に、昇進がかかる2人の星勘定と7日目以降の見どころを、各社の報道とYahoo!スポーツナビの取組結果をもとに整理する。

この記事でわかること

  • 秋場所6日目、大関3人(霧島・琴櫻・安青錦)の勝敗と決まり手
  • 綱取りの霧島が義ノ富士に逆転の上手投げで敗れた一番と、2敗の重さ
  • 安青錦が3連勝から3連敗して3勝3敗になるまでの流れ
  • 大関とりの熱海富士の星勘定(目安の33勝まであと7勝)と7日目の相手
  • 6日目を終えて1敗で並ぶ7人と、三役以上の星取り
目次

秋場所6日目、大関3人の結果は?霧島と安青錦が敗れ、琴櫻だけが勝った

6日目は大関・霧島と安青錦が敗れ、白星を挙げた大関は琴櫻だけだった。大関3人のうち2人が同じ日に土がついた。

上位の取組結果は次のとおり。勝敗と決まり手はYahoo!スポーツナビの取組結果(9月18日17時54分更新)で確かめ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、日刊スポーツ、スポーツ報知の記事と照らし合わせた。

勝ち 決まり手 負け
大の里(横綱・5勝1敗) はたき込み 豪ノ山(東前頭3枚目・2勝4敗)
藤ノ川(関脇・4勝2敗) 寄り切り 安青錦(大関・3勝3敗)
義ノ富士(西前頭2枚目・1勝5敗) 上手投げ 霧島(大関・4勝2敗)
琴櫻(大関・5勝1敗) 突き出し 隆の勝(東前頭4枚目・3勝3敗)
熱海富士(関脇・5勝1敗) 押し出し 琴勝峰(東前頭筆頭・2勝4敗)
大栄翔(小結・2勝4敗) はたき込み 伯乃富士(小結・1勝5敗)
琴栄峰(西前頭筆頭・2勝4敗) 押し出し 高安(東前頭2枚目・2勝4敗)
美ノ海(西前頭3枚目・5勝1敗) 切り返し 藤凌駕(西前頭4枚目・2勝4敗)

黄色の2行が、大関が敗れた取組だ。5日目に琴櫻が敗れて全勝が消えたのに続き、6日目は霧島と安青錦に土がつき、大関陣は3人そろって黒星を持つことになった。

いまの大関は霧島・琴櫻・安青錦の3人

秋場所の大関は霧島、琴櫻、安青錦の3人だ。そこへ関脇・熱海富士が、場所後の大関昇進を狙って挑んでいる。

日本相撲協会が8月31日に発表した秋場所の番付では、大関の1段目の東に霧島、西に琴櫻、2段目の東に安青錦が載っている。安青錦は名古屋場所で大関に復帰したばかりで、霧島は大関の地位で綱取り(横綱昇進)に挑んでいる。今場所の番付の全体は、当サイトの大相撲の番付表・最新版にまとめている。

綱取りの霧島は義ノ富士に上手投げで敗れ、4勝2敗に後退

霧島は土俵際で義ノ富士に逆転の上手投げを食らい、2敗目を喫した。横綱昇進がかかる場所で、中盤戦に入った最初の日の黒星になった。

スポーツニッポンによると、霧島は左を差して前に出たが残され、もろ差しで再び前に出たところを、土俵際で上手投げに返された。デイリースポーツも、霧島が義ノ富士を土俵際まで2度追い込みながら粘られ、最後は上手投げに屈したと伝えている。

一番の流れを、報道の記述の順に並べると次のようになる。

霧島-義ノ富士(6日目)の流れ

1
霧島が左を差して前に出る
2
義ノ富士が土俵際で残す
3
霧島がもろ差しになって再び前へ
4
土俵際で義ノ富士の上手投げ。霧島が敗れる

出典:スポーツニッポン、デイリースポーツ(いずれも9月18日)

攻めていたのは霧島で、勝負を分けたのは土俵際の一瞬だった。押し込んだ側が最後に投げを打ち返される形で、白星が逃げた。

義ノ富士はこれが今場所の初白星、霧島は直近4連勝の相手だった

義ノ富士は初日から5連敗しており、この一番が今場所の初白星だった。一方の霧島は、義ノ富士に直近4連勝していた。

対戦成績の「直近4連勝」はスポーツ報知の記述による。義ノ富士は今場所、2日目に大関・琴櫻に上手投げで、5日目に横綱・大の里に寄り切りで敗れるなど、上位との対戦で星を落としてきた。6日目で0勝5敗から1勝5敗になった相手に、霧島は勝ち星を献上した形だ。

2敗はどれほど痛いのか|審判部は「5日目までは1敗で」と求めていた

審判部は、霧島に序盤の黒星を1つまでに抑えるよう求めていた。6日目の2敗で、スポーツ報知は「もう負けられなくなった」と伝えた。

日刊スポーツによると、3日目に高安に敗れた日、幕内後半の審判長を務めた九重審判部副部長(元大関・千代大海)は「5日目までは1敗で抑えないと。これ以上は負けられない」と話していた。霧島はその5日目までは1敗で踏みとどまったが、6日目に2敗目を喫した。同紙は、今場所の霧島にはハイレベルな優勝が求められていると伝えている。

場所序盤から、昇進の条件は厳しく語られていた。東スポWEBによると、浅香山審判部長(元大関・魁皇)は「ただ優勝するだけではなく、成績も相撲内容も必要」と述べている。東スポWEBは、親方衆の間に「全勝か14勝するぐらいでなければ」という声があるとも伝えている。

霧島の今場所の星を日ごとに並べると次のとおりだ(Yahoo!スポーツナビの取組結果より)。

日 相手 結果(決まり手) 通算
初日 琴勝峰 ○(上手投げ) 1勝0敗
2日目 伯乃富士 ○(寄り倒し) 2勝0敗
3日目 高安 ●(引き落とし) 2勝1敗
4日目 琴栄峰 ○(寄り切り) 3勝1敗
5日目 隆の勝 ○(送り出し) 4勝1敗
6日目 義ノ富士 ●(上手投げ) 4勝2敗

2つの黒星はどちらも平幕の相手で、日刊スポーツは「またも平幕相手に苦戦した」と書いている。霧島の経歴やこれまでの優勝は、当サイトの霧島の解説ページで紹介している。

大関・安青錦は藤ノ川に寄り切られて3連敗、星は3勝3敗の五分に

安青錦は関脇・藤ノ川に寄り切られ、4日目から3連敗となった。初日から3連勝していた星は、3勝3敗の五分に戻った。

スポーツニッポンによると、安青錦は左上手を取り、頭をつけて勝機をうかがったが、最後は寄り切られた。デイリースポーツは「熱戦の末」の敗戦だったと伝えている。藤ノ川は21歳の新関脇で、この白星で4勝2敗とした。

3連勝から3連敗までの6日間

安青錦は初日から3日目まで全勝だったが、4日目から3日続けて敗れた。星の動きは次の表のとおりだ。

日 相手 結果(決まり手) 通算
初日 琴栄峰 ○(寄り切り) 1勝0敗
2日目 高安 ○(寄り切り) 2勝0敗
3日目 琴勝峰 ○(渡し込み) 3勝0敗
4日目 伯乃富士 ●(押し出し) 3勝1敗
5日目 豪ノ山 ●(押し倒し) 3勝2敗
6日目 藤ノ川 ●(寄り切り) 3勝3敗

3つの黒星は小結、平幕、関脇と相手の番付がばらばらで、特定の相手に苦しんでいるわけではない。なお、スポーツニッポンの6日目の記事には「2勝3敗」との記載があるが、初日から3連勝したあとの3連敗で、取組結果の記録どおり3勝3敗が正しい星になる。

5日目は「圧力負け」、豪ノ山にわずか1秒9で押し倒された

5日目の安青錦は、豪ノ山の当たりと出足に押し込まれ、1秒9で押し倒された。取組後には「圧力負け」と振り返っている。

日刊スポーツによると、安青錦は「圧力負け。こんなに押されているということは、良くなかったのかなと思う」と話した。4日目の伯乃富士戦は、過去6戦全勝だった相手に押し出されての今場所初黒星だった。その一番は、当サイトの秋場所4日目の記事で詳しく伝えている。

優勝争いでは先頭と2差、名古屋場所に続く4度目の優勝は苦しくなった

1敗が7人いるなか、3敗の安青錦は先頭と星2つの差になった。日刊スポーツは「2場所連続優勝へ苦しい展開」と伝えている。

安青錦は名古屋場所で3度目の優勝を果たしており、今場所は4度目の優勝がかかっていた。日刊スポーツは、6日目で3敗となったことで「中盤戦での立て直しが求められる」と書いている。名古屋場所の優勝の経緯は、当サイトの名古屋場所千秋楽の記事にまとめている。

大関・琴櫻は隆の勝を突き出して5勝1敗、連敗は避けた

琴櫻は隆の勝を突き出しで破り、5勝1敗とした。前日に美ノ海に敗れて全勝が消えたが、連敗はしなかった。

スポーツニッポンによると、琴櫻は突っ張ってくる隆の勝を下からあてがい、いなされても慌てずに体勢を立て直して突き出した。5日目は美ノ海に引いたところをつけ込まれての初黒星だったが、この日は終始前に出る積極的な相撲だったと同紙は伝えている。

琴櫻は初日から4連勝しており、5日目の黒星が今場所ただ1つの負けだ。3人の大関のなかでは最も星がよく、1敗で横綱・大の里と並んで優勝争いの先頭にいる。琴櫻の経歴は琴櫻の解説ページにまとめている。

大関とりの熱海富士は5勝1敗|目安の33勝まであと7勝

関脇・熱海富士は琴勝峰を押し出して5勝1敗とした。大関昇進の目安とされる直近3場所33勝まで、あと7勝になった。

スポーツ報知によると、熱海富士は過去5勝2敗の相手である琴勝峰の突っ張りやいなしにまったく動じず、前に出て勝った。スポーツニッポンも、鋭い出足で突っ張る相手をしっかり受け止め、力強く押し出したと伝えている。3日目に隆の勝に敗れたあと、4日目から3連勝した。

大関昇進の目安までの数え方は次のとおりだ。

場所 地位 勝ち星
夏場所 新関脇 9勝
名古屋場所 関脇 12勝
秋場所(6日目まで) 関脇 5勝
合計 目安は三役で直近3場所33勝 26勝(あと7勝)

今場所12勝すれば目安の33勝に届く計算で、残り9日で7勝が必要になる。スポーツニッポンとスポーツ報知が、夏場所9勝・名古屋場所12勝と「今場所は12勝で到達」を伝えている。目安は審判部が昇進を議論するときの一つの基準で、届けば自動的に昇進が決まるものではない。

7日目の相手は大関・安青錦|名古屋場所の優勝決定戦で争った相手

熱海富士の7日目の相手は大関・安青錦だ。名古屋場所の優勝決定戦で争った相手と、中盤戦の最初に当たる。

静岡朝日テレビによると、熱海富士は静岡県出身の力士として初めての大関昇進を目指しており、7日目は「先場所で優勝決定戦を繰り広げた大関・安青錦との一番」になる。3連敗中の安青錦にとっては連敗を止めたい一番で、熱海富士にとっては大関を相手に昇進への力を示す一番になる。

横綱・大の里は豪ノ山をはたき込んで5勝1敗、7日目は美ノ海

結びの一番で大の里は豪ノ山をはたき込み、5勝1敗とした。1敗を守り、7日目は好調の美ノ海と対戦する。

取組結果はYahoo!スポーツナビとスポーツニッポンによる。大の里は4日目に高安に敗れたが、5日目に義ノ富士を寄り切り、6日目も白星を重ねた。

7日目の相手・美ノ海は6日目に藤凌駕を切り返しで破り、5勝1敗とした。スポーツニッポンによると、美ノ海は5日目に全勝だった大関・琴櫻を破っており、沖縄県出身の力士として初めての三役を目指している。1敗同士の対戦になる。

6日目を終えた星取り|1敗は大の里・琴櫻・熱海富士ら7人

6日目を終えて全勝はおらず、大の里、琴櫻、熱海富士、美ノ海、朝乃山、宇良、寿之富士の7人が1敗で並ぶ。

三役以上の力士の成績は次のとおり(Yahoo!スポーツナビの取組結果より)。横綱・豊昇龍は初日から休場している。

地位 力士 6日目まで 6日目の結果
横綱 大の里 5勝1敗 ○豪ノ山(はたき込み)
横綱 豊昇龍 休場 ―
大関 霧島 4勝2敗 ●義ノ富士(上手投げ)
大関 琴櫻 5勝1敗 ○隆の勝(突き出し)
大関 安青錦 3勝3敗 ●藤ノ川(寄り切り)
関脇 熱海富士 5勝1敗 ○琴勝峰(押し出し)
関脇 藤ノ川 4勝2敗 ○安青錦(寄り切り)
小結 伯乃富士 1勝5敗 ●大栄翔(はたき込み)
小結 大栄翔 2勝4敗 ○伯乃富士(はたき込み)

1敗の7人のうち、平幕は美ノ海(西前頭3枚目)、朝乃山(東前頭6枚目)、宇良(東前頭9枚目)、寿之富士(西前頭16枚目)の4人だ。スポーツニッポンによると、朝乃山は大関経験者で、6日目は平戸海を突き落として1敗を守った。サンケイスポーツによると5日目を終えた時点で1敗は9人いたが、霧島らが2敗目を喫して7人に絞られた。

もう1人の横綱・豊昇龍は初日から休場

横綱・豊昇龍は右膝の手術からの回復が間に合わず、秋場所を初日から休場している。横綱で土俵に上がっているのは大の里1人だ。

休場が決まった経緯は、当サイトの豊昇龍の秋場所休場の記事で伝えた。横綱が1人しか出ていない場所で、大関3人の星が伸びないことが、優勝争いを混戦にしている。

7日目以降、大関の星はどこを見ればいい?

見どころは、霧島がこれ以上負けないか、安青錦が連敗を止めるか、熱海富士が12勝に届くかの3つだ。

霧島は2敗で、審判部が求める「ハイレベルな優勝」に向けてもう取りこぼせない。安青錦は7日目に熱海富士と当たり、連敗を止めれば大関とりの流れにも影響する。熱海富士は残り9日で7勝が必要になる。琴櫻と大の里は1敗で先頭にいて、7日目は大の里が1敗の美ノ海と当たる。

結果の確かめ方

取組結果は日本相撲協会の公式サイトかYahoo!スポーツナビの取組結果ページで確認できる。当サイトでも速報の見方をまとめている。

Yahoo!スポーツナビの取組結果ページには、幕内の勝敗と決まり手、その日を終えた成績が一覧で載る。結果の探し方は取組結果の速報の見方で紹介している。7日目は大関3人と熱海富士の星をまず確かめ、霧島が3敗目を喫していないか、熱海富士が安青錦に勝ったかを見るのが早い。

よくある質問

Q. 霧島は2敗でも横綱に昇進できる?

A. 可能性は残るが、条件は厳しい。審判部の浅香山部長は「ただ優勝するだけではなく、成績も相撲内容も必要」と述べている。中日スポーツの集計(9月16日)では、15日制が定着した1949年夏場所以降、5日目までに2敗以上して横綱に上がったのは1959年春場所の朝潮1人だけだった。霧島は5日目までは1敗で、2敗目は6日目だった。

Q. 霧島を破った義ノ富士はどんな力士?

A. 伊勢ケ浜部屋に所属する25歳で、今場所の番付は西前頭2枚目。上位との対戦が続き、初日から5連敗していた。6日目の霧島戦が今場所初の白星で、熱海富士とは同じ伊勢ケ浜部屋になる。

Q. 7日目に熱海富士が安青錦に勝つと、大関とりはどうなる?

A. 6勝1敗となり、目安の33勝まであと6勝になる。7日目を終えて残りは8日なので、8番のうち6番勝てば目安に届く計算だ。昇進は目安に届いたうえで審判部が議論して決めるため、勝ち星だけで決まるわけではない。

Q. 秋場所の千秋楽はいつ?

A. 2026年9月27日(日)。チケット大相撲の日程表によると、秋場所は9月13日(日)に初日を迎え、東京・両国国技館で15日間行われる。霧島の綱取りと熱海富士の大関とりは、千秋楽を終えた成績をもとに審判部で議論される。

参考情報

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