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遠藤とは?読み方・本名・年齢と成績|金星7個の元小結、2025年に引退し北陣親方へ・断髪式は2027年1月

遠藤とは?読み方・本名・年齢と成績|金星7個の元小結、2025年に引退し北陣親方へ・断髪式は2027年1月

遠藤聖大(えんどう しょうた)は、追手風部屋に所属した石川県鳳珠郡穴水町出身の元力士です。1990年10月19日生まれの35歳で、しこ名は本名の「遠藤」のまま土俵に上がりました。日本大学4年の2012年にアマチュア横綱となり、2013年3月場所に幕下十枚目格付出で初土俵。最高位は小結で、幕内を69場所務め、金星7個と三賞6回を挙げています。両膝の手術を経て2025年11月1日に引退し、いまは年寄「北陣」として追手風部屋で後進を指導しています。断髪式を行う引退相撲は2027年1月30日に両国国技館で開かれます。

この記事の数字について

遠藤は2025年11月1日に引退し、日本相撲協会の理事会で年寄「北陣」の襲名が承認されました(日本相撲協会公式のお知らせ(令和7年11月1日))。通算成績と受賞歴は、引退場所を「令和七年十一月場所」とする協会公式プロフィールの確定値です。場所ごとの番付と成績は相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計を使い、通算の数字が協会公式と一致することを確かめています。北陣親方としての動きは2026年10月11日時点の情報です。

この記事でわかること

  • 遠藤の読み方・本名・年齢・身長体重と、しこ名が本名のままの理由
  • 引退した時期と、両膝の手術から引退を決めるまでの経緯
  • 北陣親方としての職務と、NHK解説・講演などの活動
  • 断髪式(引退相撲)の日程・内容・チケットの状況
  • アマチュア横綱から所要3場所で新入幕、新小結までの番付
  • 通算成績・地位別の成績・金星7個と三賞6回の内訳
  • 決まり手の割合と、結婚について報じられたこと
目次

遠藤とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール

遠藤は「えんどう しょうた」と読み、本名も遠藤聖大です。35歳の元小結で、いまは年寄「北陣」です。

協会公式プロフィール(引退後も公開)の基本情報は次のとおりです。和暦の日付には西暦を添えています。

項目内容
しこ名遠藤 聖大(えんどう しょうた)
本名遠藤 聖大
しこ名履歴遠藤(入門から変わっていない)
生年月日1990年(平成2年)10月19日(2026年10月11日時点で35歳)
出身地石川県鳳珠郡穴水町
身長・体重184.0cm・144.0kg
所属部屋追手風部屋
得意技突っ張り・左四つ・寄り
初土俵2013年(平成25年)3月場所(幕下十枚目格付出)
新十両2013年(平成25年)7月場所
新入幕2013年(平成25年)9月場所
新三役2018年(平成30年)5月場所
最高位小結
引退場所2025年(令和7年)11月場所
年寄名北陣 聖大(きたじん しょうた)

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「遠藤 聖大」・日本相撲協会公式「年寄一覧」(2026年10月11日取得)

現役で土俵に上がっている関取の読み方や所属部屋は、現役力士一覧にまとめています。

しこ名が本名の「遠藤」のままなのは、改名の時機を逃したから

本人は「しこ名を用意していなくて、タイミングを逃した」と話しており、入門から一度も改名していません。

2026年9月の館内トークショーで語った言葉です(デイリースポーツ(2026年9月17日))。初土俵から半年で幕内に上がったため、しこ名を考える間もなく番付を駆け上がった形です。協会公式のしこ名履歴は「遠藤」の1つだけで、引退後の年寄名「北陣」でも下の名前は本名の「聖大」を使っています。

追手風部屋に入門|師匠は同じ穴水町出身で日大の先輩

師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は、遠藤と同じ穴水町の出身で、日本大学相撲部の先輩でもあります。

日本経済新聞(共同通信配信、2013年2月14日)によると、2013年2月14日の入門会見で遠藤は「日大から唯一横綱になった輪島先輩が目標です」と話しました。中学は金沢市立西南部中、高校は金沢学院東高(いまの金沢学院大付高)です。同じ追手風部屋からは大栄翔や翔猿も幕内で活躍しています。

ざんばら髪で幕内へ|「遠藤フィーバー」と初めてのまげ

髪が伸びるより出世が速く、ざんばら髪で幕内の土俵に上がり、「遠藤フィーバー」と呼ばれる人気を集めました。

時事通信(2025年10月27日)は、ざんばら髪と端正な顔立ちでブームを起こしたと振り返っています。まげを初めて結ったのは初土俵から1年以上たった2014年5月1日で、本人は「やっと結えたなという感じ」と話しました(デイリースポーツ(2014年5月3日))。その5月場所は東前頭四枚目で、初めての金星を挙げています。

現役時代は「わざと」寡黙だった

土俵の外でも口数が少ない印象のあった遠藤ですが、2026年2月の講演で「なめられないために、あまり話さず、笑わないようにしていた」と明かしています(北國新聞(2026年2月20日))。

遠藤は引退した?|2025年11月1日に引退、最後の土俵は2025年夏場所

遠藤は2025年11月1日に引退したため、本場所の取組はもうありません。最後の一番は2025年5月場所でした。

「今日の遠藤の結果」を探している方へ。遠藤は引退しているので、本場所の取組表や速報には名前が出ません。場所中のその日の勝敗は取組結果速報で確認できます。2024年5月場所から引退までの番付と成績は次のとおりです。

場所番付成績できごと
2024年5月東十両三枚目12勝3敗約8年ぶりの十両
2024年7月西前頭十四枚目10勝5敗幕内に戻る
2024年9月東前頭八枚目8勝7敗—
2024年11月東前頭七枚目7勝8敗—
2025年1月東前頭七枚目6勝9敗—
2025年3月西前頭九枚目7勝8敗—
2025年5月東前頭十一枚目9勝6敗最後に相撲を取った場所
2025年7月西前頭七枚目15日全休右膝の手術
2025年9月東十両三枚目15日全休左膝の手術
2025年11月東幕下三枚目取組なし11月1日に引退

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計(2026年10月11日取得)。通算の勝敗は日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」と一致

最後の一番は2025年夏場所千秋楽、東前頭十一枚目で9勝6敗

現役最後の一番は2025年5月場所の千秋楽で、朝紅龍に勝って9勝6敗と勝ち越して場所を終えました。

日本経済新聞(共同通信配信、2025年10月27日)は「最後の土俵は5月の夏場所(東前頭11枚目)で9勝6敗」と伝えています。引退会見で遠藤はこの一番を思い出の一番に挙げ、「毎日、今日が最後だと思って土俵に上がっていた」と話しました(秋田魁新報(共同通信配信、2025年11月9日))。

休場の理由は両膝の手術|2025年名古屋場所と秋場所を全休

2025年7月10日に右膝を、9月に左膝を手術し、名古屋場所と秋場所を2場所続けて全休しました。

デイリースポーツ(2025年9月12日)によると、右膝の診断名は前十字靱帯損傷、内側側副靱帯損傷、内側半月板損傷、外側半月板損傷、変形性膝関節症です。秋場所は東十両三枚目で全休し、左膝は9月18日に手術する予定と報じられました。師匠の追手風親方は「今場所(の引退)はない」と話しています(日本経済新聞(共同通信配信、2025年9月14日))。休場の届け出や公傷の仕組みは休場力士一覧で解説しています。

九州場所の番付で東幕下三枚目へ、11月1日に引退と北陣襲名

2場所の全休で九州場所の番付は東幕下三枚目に下がり、2013年から守ってきた関取の座を失いました。

引退の意向が報じられたのは、九州場所の番付が発表された2025年10月27日です(時事通信(2025年10月27日))。11月1日、協会は理事会で「元小結 遠藤(本名 遠藤 聖大、追手風部屋)引退、年寄 北陣襲名を承認」したと発表しました(日本相撲協会公式のお知らせ(令和7年11月1日))。

引退会見の言葉は「悔いは一切ないです」

2025年11月9日、九州場所初日に福岡市内のホテルで会見し、「悔いは一切ないです」と話しました。

東京スポーツ(2025年11月9日)によると、遠藤は「手術をして、もう一度土俵に戻るつもりでリハビリしてきましたが、リハビリをしていく中で気持ちが少しずつ変わってきた」と引退を決めた理由を語り、「強いお相撲さんを育てていきたい」と今後の抱負を述べています。八角理事長(元横綱北勝海)は「大関を期待されたが番付が上がらなかった」「でもよく頑張った」と評し、同じ石川県出身の横綱大の里は小学生のころから遠藤を目標にしていたと日本経済新聞(2025年11月9日)は伝えています。

北陣親方としての今|追手風部屋付きで、職務は指導普及部・社会貢献部

いまは追手風部屋の部屋付き親方で、協会では指導普及部と社会貢献部に属しています(2026年9月1日現在)。

秋田魁新報(共同通信配信、2025年11月9日)は、引退後は追手風部屋付き親方として指導すると伝えています。協会の日本相撲協会公式「理事会・職務分掌」(令和8年9月1日現在)には「北陣 聖大/小結 遠藤/指導普及部・社会貢献部」と載っています。引退からの主な動きは次のとおりです。
時期できごと出典
2025年11月9日引退会見。同じ日に紺のジャケット姿で花道の警備に立ち、親方としての初仕事デイリースポーツ
2025年12月3日北國新聞社に引退を報告。「新米として精いっぱい仕事をしています」北國新聞
2026年1月6日時津風一門の連合稽古にスーツで参加。体重146キロを維持デイリースポーツ
2026年1月場所NHKの大相撲中継で解説者として初登場北國新聞
2026年2月19日七尾市文化ホールで講演「私の相撲人生~ケガと再起、そして次世代へ~」北國新聞
2026年5月19日夏場所10日目、相撲博物館の親方トークショーに出演デイリースポーツ
2026年9月17日秋場所5日目、館内のトークショーに出演デイリースポーツ

※出典:デイリースポーツ(2025年11月9日)・北國新聞(2025年12月4日)・デイリースポーツ(2026年1月6日)・北國新聞(2026年1月15日)・北國新聞(2026年2月20日)・デイリースポーツ(2026年5月19日)・デイリースポーツ(2026年9月17日)

2026年1月場所でNHK解説デビュー

2026年1月場所中にNHKの大相撲中継で解説者としてデビューし、「すごく新鮮」と感想を話しています。

北國新聞(2026年1月15日)によると、解説席では舞の海秀平さんと並び、横綱大の里には「横綱として長く、頑張ってほしい」とエールを送りました。中継で解説を務める親方や元力士は相撲解説者の一覧にまとめています。

「もう一度相撲を取りたい」|弟子と取るため体重を維持

引退後も体重を140キロ台に保ち、自分がスカウトした弟子と稽古で相撲を取ることを目標にしています。

2026年1月の連合稽古では「現役の時以上に食べている」「相撲を取るのは、早ければ今年の夏ですね」と話しました(デイリースポーツ(2026年1月6日))。5月には「もう一回相撲を取りたいので、体も維持したい」と語り、目標は自分がスカウトした幕下の大森と相撲を取ることだと伝えられています(デイリースポーツ(2026年5月19日))。9月には両膝が四股とぶつかり稽古で胸を出せるまで回復したと話しています(デイリースポーツ(2026年9月17日))。いずれも部屋の稽古場での話で、本場所の土俵に戻るという意味ではありません。

年寄「北陣」は2018年に元関脇麒麟児から取得|天鎧鵬の北陣親方とは別人

北陣の名跡は2018年に元関脇麒麟児から受け継いだもので、遠藤は23代目にあたります。

北國新聞(2025年10月28日)は「2018年5月に元関脇・麒麟児から継承」と伝えています。遠藤が現役のあいだは、ほかの元力士が北陣を名乗っていました。相撲レファレンスの年寄名跡「北陣」の代々によると、2019年からは翔天狼・琴勇輝・天鎧鵬が順に北陣を名乗っています。

2025年10月より前の「北陣親方」は別の人です

元幕内天鎧鵬の北陣親方は、2025年10月26日付で協会を退職しています(時事通信(2025年10月27日))。2023年7月から2025年10月までの記事や動画に出てくる「北陣親方」は、遠藤ではなく天鎧鵬です。遠藤が北陣を名乗ったのは2025年11月1日からです。

遠藤の断髪式はいつ?|2027年1月30日(土)両国国技館

断髪式を行う引退相撲は、2027年1月30日(土)に両国国技館で開かれます。開場は午前10時の予定です。

項目内容
名称遠藤引退北陣襲名披露大相撲
日にち2027年(令和9年)1月30日(土)
会場両国国技館
開場午前10時00分
取組開始午前11時30分
打ち出し午後4時(予定)
主な内容十両土俵入り・十両取組・断髪式・幕内土俵入り・横綱土俵入り
問い合わせ遠藤引退相撲事務局

※出典:日本相撲協会公式のお知らせ「遠藤引退北陣襲名披露大相撲」・遠藤引退相撲事務局の公式サイト(2026年10月11日取得)

事務局サイトには、本人のあいさつとして「これまで支えて頂きました方々へ感謝を込め髷に別れを告げます」と載っています。国技館への行き方は両国国技館のアクセスで確認できます。

チケットは「全席完売」と事務局サイトに表示(2026年10月11日時点)

事務局サイトは1階の枡席と2階のイス席を「全席完売」と表示し、記念品セット券だけを販売しています。

遠藤引退相撲事務局の公式サイトによると、記念品セット券には永谷園特製の反物と記念手形が付きます(2026年10月11日時点の表示)。販売状況は変わることがあるため、購入を考えている方は事務局サイトで最新の表示を確かめてください。

引退から断髪式までは約1年3か月

遠藤は2025年11月1日に引退し、引退相撲は2027年1月30日なので、断髪式まで約1年3か月あきます。

協会が引退相撲の開催を公式サイトで告知したのは、引退から約3か月後の2026年2月12日でした(日本相撲協会公式のお知らせ「遠藤引退北陣襲名披露大相撲」)。最近引退した力士と断髪式の予定は引退した力士一覧にまとめています。

アマチュア横綱から所要3場所で新入幕|入門から新小結まで

2012年にアマチュア横綱と国体を制し、幕下十枚目格付出で入門。初土俵から4場所目の2013年9月場所で新入幕です。

年大会結果
2008年全国高校相撲選抜大会(金沢学院東)個人優勝
2008年選抜高校相撲十和田大会(金沢学院東)個人優勝
2009年全国学生個人体重別選手権 無差別級(日大1年)優勝
2011年東日本学生個人体重別選手権 無差別級優勝
2012年国民体育大会 成年男子個人(ぎふ清流国体)優勝
2012年全国学生相撲選手権(学生横綱を決める大会)3位
2012年全日本相撲選手権(アマチュア横綱)優勝

※出典:日本相撲連盟の試合記録(平成24年度)・平成20年度・平成21年度・平成22年度・平成23年度(2026年10月11日取得)

2012年に全日本相撲選手権で優勝、決勝の相手は正代

日大4年の2012年12月、全日本相撲選手権で優勝してアマチュア横綱になりました。準優勝は東農大の正代です。

日本相撲連盟の試合記録(平成24年度)によると、天皇杯第61回全日本相撲選手権大会は2012年12月2日に両国国技館で開かれ、準優勝は東京農業大学の正代直也でした。のちに大関となる正代です。日本経済新聞(2012年10月2日)は国体優勝で幕下十五枚目格付出の資格を得たと伝え、全日本選手権と合わせて幕下十枚目格付出の資格になりました(日本経済新聞(共同通信配信、2013年2月14日))。アマチュアの大会の仕組みは相撲大会の種類と日程で解説しています。

2013年に初土俵、十両優勝を経て所要3場所で新入幕

2013年3月場所に初土俵、7月場所の新十両で14勝1敗の十両優勝、9月場所で新入幕を果たしました。

時事通信(2025年11月1日)は、これを「昭和以降最速となる所要3場所で新入幕」と伝えています。新入幕の2013年9月場所は東前頭十三枚目で9勝5敗1休、2014年1月場所には西前頭十枚目で11勝4敗を挙げ、初の三賞となる敢闘賞を受けています。
場所番付成績できごと
2013年3月幕下十枚目格付出5勝2敗初土俵(22歳)
2013年7月西十両十三枚目14勝1敗新十両・十両優勝
2013年9月東前頭十三枚目9勝5敗1休新入幕
2014年1月西前頭十枚目11勝4敗敢闘賞(初の三賞)
2014年5月東前頭四枚目7勝8敗初金星(鶴竜)
2016年1月東前頭十一枚目1勝6敗8休途中休場、翌場所は十両
2016年9月東前頭十四枚目13勝2敗幕内準優勝・技能賞
2018年5月西小結3勝10敗2休新三役

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計・日本相撲協会公式 力士プロフィール「遠藤 聖大」(2026年10月11日取得)

新小結は2018年5月場所|三役は小結で5場所

新三役は2018年5月場所の西小結で、三役は小結の5場所だけです。関脇には上がっていません。

小結の5場所は、2018年5月(3勝10敗2休)、2019年9月(8勝7敗)、2019年11月(7勝8敗)、2020年3月(7勝8敗)、2020年9月(3勝9敗3休)です。小結で勝ち越したのは2019年9月場所の1回でした。引退の際、八角理事長は「大関を期待されたが番付が上がらなかった」と話しています(日本経済新聞(2025年11月9日))。

通算成績と受賞歴|幕内69場所、三賞6回・金星7個

通算は75場所で527勝494敗88休、幕内は69場所で480勝482敗73休で、金星は7個、三賞は6回です。

種類回数
幕内最高優勝0回
幕内準優勝2回(2016年9月・2021年9月)
十両優勝1回(2013年7月)
殊勲賞1回
敢闘賞1回
技能賞4回
金星7個
生涯戦歴527勝494敗88休(75場所)
幕内戦歴480勝482敗73休(69場所)

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」(2026年10月11日取得)。幕内準優勝は協会公式に欄がないため相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計による

地位別の成績|前頭64場所・小結5場所

幕内69場所のうち前頭が64場所、小結が5場所です。休の数は場所数ではなく休んだ日数です。

地位在位成績
小結5場所28勝42敗5休
前頭64場所452勝440敗68休
十両4場所37勝8敗15休
幕下2場所10勝4敗
合計75場所527勝494敗88休

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計(2026年10月11日取得)。合計は日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」と一致

協会公式の「75場所」には、番付に名前があっても取組のなかった2025年11月場所は入っていません。十両の4場所は、2013年7月・2016年3月・2024年5月・2025年9月です。2025年9月場所の15日全休が、十両の15休にあたります。

金星7個の相手は鶴竜4個・白鵬2個・稀勢の里1個

金星7個の内訳は、鶴竜から4個、白鵬から2個、稀勢の里から1個です。初金星は2014年5月場所でした。

場所日相手決まり手
2014年5月4日目鶴竜寄り倒し
2016年11月6日目白鵬寄り切り
2017年5月4日目稀勢の里押し出し
2018年1月12日目鶴竜押し出し
2020年1月初日鶴竜寄り切り
2020年1月2日目白鵬切り返し
2020年7月初日鶴竜腰砕け(非技)

※出典:相撲レファレンスの場所別の取組(2026年10月11日取得)。金星の数は協会公式の7個と一致

2020年1月場所は初日に鶴竜、2日目に白鵬を破り、日本経済新聞(2020年1月13日)は初日から2日続けての金星を1999年秋の栃東以来と伝えています。横綱の地位と歴代横綱は横綱とはで解説しています。

三賞6回のうち4回が技能賞

三賞は技能賞4回・殊勲賞1回・敢闘賞1回で、6回とも前頭の地位で受けています。

場所地位成績受賞
2014年1月西前頭十枚目11勝4敗敢闘賞
2016年9月東前頭十四枚目13勝2敗技能賞(幕内準優勝)
2018年3月東前頭筆頭9勝6敗技能賞
2019年7月西前頭二枚目10勝5敗技能賞
2020年1月東前頭筆頭9勝6敗殊勲賞(金星2個)
2021年5月西前頭八枚目11勝4敗技能賞

※出典:相撲レファレンス(Sumo Reference)の集計(2026年10月11日取得)。回数は日本相撲協会公式 力士プロフィール「戦歴・受賞歴」と一致

相撲の特徴|左四つからの寄りと、決まり手の割合

得意技は突っ張り・左四つ・寄りで、通算527勝のうち寄り切りが186勝、35.3%を占めています。

決まり手勝ち数通算の白星に占める割合
寄り切り18635.3%
押し出し9618.2%
叩き込み346.5%
突き落とし285.3%
上手出し投げ244.6%

※出典:相撲レファレンスの決まり手集計(通算527勝が分母。不戦勝3を含む、2026年10月11日取得)

決まり手白星に占める割合
寄り切り34%
押し出し15%
叩き込み13%
その他38%

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「決まり手の傾向」(過去6場所の取組結果に基づく。90取組47勝、2026年10月11日取得)

2つの表は分母が違います

上の表は相撲レファレンスが集計した通算527勝が分母、下の表は協会公式の「過去6場所」90取組47勝が分母です。取組のあった最後の6場所(2024年7月〜2025年5月)の白星を足すと47勝になり、協会の数字と合います。どちらの表でも寄り切りが3分の1を占めます。

寄り切りが3分の1|押し出しと合わせて白星の半分以上

通算の白星のうち寄り切りと押し出しを合わせると53.5%で、前に出て勝った一番が半分を超えます。

負けた取組の決まり手は、押し出し131、寄り切り82、叩き込み49の順で、押し込まれて敗れた一番が多くなっています(相撲レファレンスの決まり手集計)。

けがとの付き合い|2016年初場所の十両陥落と2023年夏場所の休場

2016年初場所は左膝と右足首の痛みで休場して十両に落ち、2023年夏場所は両膝の捻挫で途中休場しました。

日本経済新聞(2016年1月)は、左膝が治りきらず右足首も痛めて休場し、十両へ落ちると伝えています。2023年5月場所は6戦全敗で7日目から休場し、診断書は「両膝関節捻挫で3週間の安静加療を要する」でした(日本経済新聞(2023年5月20日))。2024年5月場所は約8年ぶりの十両で12勝3敗を挙げ、1場所で幕内に戻りました(中日スポーツ(2024年5月19日))。

遠藤の結婚と家族|2019年に一般女性と結婚を公表

2019年10月11日、同じ年の5月に一般女性と結婚していたことを公表しました。知人の紹介で知り合っています。

2019年10月に結婚を公表、相手は一般女性

秋巡業先の神奈川県相模原市で結婚を公表し、「幸せな家庭を作れればと思う」と話しました。

デイリースポーツ(2019年10月11日)と日本経済新聞(共同通信配信、2019年10月11日)によると、相手は知人の紹介で知り合った一般女性で、すでに同居していました。相手の方の名前や年齢、職業は公表されていないため、この記事では扱いません。

子どもがいる|引退会見で「子供と走り回りたい」

引退会見では、これからやりたいことを聞かれ「子供と走り回りたいですね」と答えています。

中日スポーツ(2025年11月9日)が伝えた言葉です。子どもの人数や名前は主要紙で報じられていないため、この記事では触れません。

永谷園のCMと化粧まわし、懸賞の人気

永谷園のお茶漬けのCMに出演し、同社の化粧まわしも約10本を1年半かけて使い回していました。

CMの撮影について振り返った記事もあります(デイリースポーツ(2026年5月19日))。化粧まわしは約30本を持ち、1場所で多いときは13本くらいを使ったと話しました(デイリースポーツ(2026年9月17日))。懸賞の例では、中日スポーツ(2020年3月7日)が2020年3月場所初日の白鵬―遠藤戦に懸かった19本をその日の最多と伝えています。懸賞の仕組みと金額は懸賞金の解説で扱っています。

遠藤についてよくある質問

遠藤は「えんどう しょうた」と読む35歳の元小結で、2025年11月1日に引退し、年寄「北陣」になりました。

Q. 遠藤の読み方と本名は?

A. しこ名は「えんどう しょうた」と読み、本名も同じ遠藤聖大です(日本相撲協会公式プロフィール)。引退後の年寄名は「北陣 聖大」で、「きたじん しょうた」と読みます。協会の年寄一覧では、所属は追手風、引退時のしこ名は遠藤、最高位は小結と載っています。

Q. 遠藤は何歳ですか?

A. 1990年10月19日生まれで、2026年10月11日時点で35歳です。10月19日に36歳になります。初土俵は22歳の2013年3月場所、新小結は27歳の2018年5月場所、引退は35歳の2025年11月でした。2027年1月30日の断髪式は36歳で迎えます。

Q. 遠藤が引退したのはいつですか?理由は?

A. 日本相撲協会が2025年11月1日の理事会で引退を承認しました。引退の意向が報じられたのは10月27日で、北國新聞は10月上旬に地元の後援者へ伝えていたと報じています。理由について本人は、両膝を手術して土俵に戻るつもりでリハビリしてきたが「気持ちが少しずつ変わってきた」と会見で話しています。

Q. 遠藤は今、何をしていますか?

A. 年寄「北陣」として追手風部屋で後進を指導し、協会では指導普及部と社会貢献部に属しています(2026年9月1日現在の職務分掌)。2026年1月場所ではNHK中継の解説も務めました。年寄名跡「北陣」は現役中の2018年5月に取得していて、引退と同時に襲名しています。

Q. 遠藤の断髪式はいつ、どこでありますか?

A. 2027年1月30日(土)に両国国技館で、「遠藤引退北陣襲名披露大相撲」として行われます(日本相撲協会公式のお知らせ)。開場は午前10時、打ち出しは午後4時の予定です。引退から約1年3か月後の開催で、事務局サイトでは2026年10月11日時点で全席完売と表示されています。

Q. 遠藤の最高位と優勝回数は?

A. 最高位は小結で、幕内最高優勝はありません。各段の優勝は2013年7月場所の十両優勝(14勝1敗)の1回です。幕内では2016年9月場所と2021年9月場所に準優勝しています。小結は5場所務め、勝ち越したのは2019年9月場所の8勝7敗の1回でした。

Q. しこ名が本名のままなのはなぜですか?

A. 本人は2026年9月のトークショーで「しこ名を用意していなくて、タイミングを逃した」と話しています(デイリースポーツ)。2013年3月の初土俵から半年後の9月場所には幕内に上がっており、協会公式のしこ名履歴は「遠藤」の1つだけです。年寄名の「北陣 聖大」でも下の名前は本名を使っています。

まとめ|遠藤は金星7個の元小結、北陣親方として後進を育てる

遠藤は金星7個・三賞6回の元小結で、2025年11月に引退し、北陣親方として追手風部屋で指導しています。

2012年にアマチュア横綱となり、幕下十枚目格付出で入門。時事通信によると昭和以降最速の所要3場所で新入幕を果たし、ざんばら髪のまま幕内の土俵に上がりました。両膝の手術を経て2025年11月1日に引退し、断髪式は2027年1月30日に両国国技館で行われます。

親方としての活動や断髪式のあとの話は、動きがあればこの記事に追記します。番付の仕組みは番付とは、同じ時期に土俵を去った力士は引退した力士一覧、横綱として長く土俵を支えた照ノ富士の歩みもあわせて読めます。

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