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北の若とは?読み方・本名・年齢と成績|酒田出身の元高校横綱、秋場所の巴戦を制し初の十両優勝

北の若とは?読み方・本名・年齢と成績|酒田出身の元高校横綱、秋場所の巴戦を制し初の十両優勝

北の若大輔(きたのわか だいすけ)は、八角部屋に所属する山形県酒田市出身の十両力士です。2000年11月12日生まれの25歳で、191.0cm・159.0kg。埼玉栄高校3年で全国高校総体と国体少年の個人を制した元高校横綱で、2019年3月場所に初土俵を踏みました。2026年9月場所は東十両六枚目で11勝4敗とし、千秋楽の優勝決定巴戦で輝と嘉陽を破って初の十両優勝を果たしています。幕内には4場所在位し、最高位は前頭十四枚目です。この記事では、協会公式プロフィールの数字、高校横綱から関取になるまで、幕内と十両を行き来した番付の動き、十両優勝の15日間と巴戦、決まり手のデータを出典付きで整理します。

この記事の数字について

この記事の番付・プロフィール・通算成績は、日本相撲協会公式プロフィールの令和8年(2026年)九月場所 千秋楽時点の値です。体重は八角部屋の公式サイトでは164kg、協会公式では159.0kgと食い違いますが、この記事では協会公式の値を採っています。11月場所の番付は場所前の番付発表で決まるため、この記事では再入幕を確定したものとしては扱いません。

この記事でわかること

  • 北の若の読み方・本名・年齢・身長体重と、力士アンケートで答えた素顔
  • 酒田市から埼玉栄高校へ進み、高校横綱として八角部屋に入門するまで
  • 幕下で足踏みした約2年と、2022年1月場所の新十両
  • 幕内4場所がいずれも1場所で終わった経過と、右腓骨骨折からの十両復帰
  • 2026年9月場所の十両優勝|7連勝・4連敗・4連勝の15日間と巴戦の2番
  • 通算270勝218敗28休の地位別の内訳と、押し出し・寄り切り・叩き込みの決まり手
目次

北の若とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール

北の若は「きたのわか だいすけ」と読み、本名は齋藤大輔、25歳の八角部屋の東十両六枚目です。

出身地は山形県酒田市です。日本相撲協会の公式プロフィールと八角部屋の公式サイトに載っている基本情報は次のとおりです。和暦の日付は西暦に直しています。

項目内容
しこ名北の若 大輔(きたのわか だいすけ)
本名齋藤 大輔(さいとう だいすけ)
しこ名履歴北の若(改名なし)
生年月日2000年(平成12年)11月12日(25歳)
出身地山形県酒田市
身長・体重191.0cm・159.0kg
所属部屋八角部屋(師匠は元横綱・北勝海の八角親方)
得意技突っ張り・右四つ・寄り・上手投げ
初土俵2019年(平成31年)3月場所
新十両2022年(令和4年)1月場所
新入幕2023年(令和5年)11月場所
最高位前頭十四枚目
2026年9月場所の番付東十両六枚目(11勝4敗・十両優勝)

2026年11月12日で26歳になります。入門会見のあった2019年2月には身長190cm・体重135kgと報じられており(デイリースポーツ)、協会公式の現在の登録と比べると体重は24kg増えています。

八角部屋|師匠は元横綱・北勝海、いまの部屋でただ一人の関取

北の若は、第61代横綱・北勝海の八角親方が率いる八角部屋で、2026年9月場所時点ただ一人の関取です。

協会公式の八角部屋の紹介ページでは、在籍力士のうち十両以上は北の若だけで、ほかの力士は三段目・序二段・序ノ口に並んでいます。部屋は東京都墨田区にあります。入門会見には師匠の八角理事長が同席し、「立派な力士だと思われるように指導していく」と語りました(デイリースポーツ)。八角部屋の公式サイトのアンケートでは、部屋の魅力を「活気があって、兄弟子が優しい」、師匠を「とても紳士的」と答えています。

しこ名「北の若」|協会と部屋の公式は由来を載せていない

「北の若」の由来は、協会公式・八角部屋公式のどちらにも記載がなく、公式には確かめられません。

協会公式の部屋紹介を見ると、八角部屋の力士のしこ名には「北勝」「北」の字が多く使われています。事典サイトのWikipediaは、元横綱・北の富士にちなんで名付けられたと書いていますが、この記事では公式の発表が見当たらないため、由来は「未確認」として扱います。入門から一度も改名しておらず、しこ名履歴は「北の若」だけです。

力士アンケートでわかる素顔|好きな映画は「ミッションインポッシブル」

協会公式のアンケートで、好きな映画に「ミッションインポッシブル」、好きな食べ物に肉と寿司を挙げています。

質問北の若の答え
相撲を始めた年齢10歳
好きな食べ物肉/寿司
趣味・マイブーム音楽
好きな音楽色々
好きな漫画・アニメ・映画ミッションインポッシブル
好きなテレビ番組・YouTubeチャンネルガキの使いやあらへんで
座右の銘・好きな言葉なし
相撲界で自分がNo.1だと思うことなし

八角部屋の公式サイトでは、休日の過ごし方を「ゆっくりする」と答えています。

酒田から埼玉栄へ|高校総体と国体の個人を制した高校横綱

北の若は酒田市で相撲を始め、埼玉栄高校3年の2018年に全国高校総体と国体少年の個人で優勝した高校横綱です。

埼玉栄高校で個人タイトル5つ、2018年に高校横綱

埼玉栄高校では個人タイトルを5つ取り、3年の全国高校総体と国体少年では個人と団体の両方で優勝しました。

埼玉新聞によると、斎藤大輔は2018年の全国高校総体と国体少年で個人・団体とも優勝しています。デイリースポーツは、高校で個人タイトルを五つ獲得し、「突き、押しから左まわしを引いた攻め」が得意だったと伝えました。埼玉栄高校は豪栄道や貴景勝を出した相撲の名門で、同じ埼玉栄出身の琴栄峰は、しこ名の「栄」を母校から取っています。高校横綱から角界入りした力士には、外国出身で初めて高校横綱になった狼雅もいます。

大学進学と迷い、八角部屋へ|2019年3月場所で初土俵

高校卒業時は大学進学と角界入りで迷ったうえで八角部屋に入り、2019年3月場所で初土俵を踏みました。

入門会見は2019年2月21日、さいたま市西区の埼玉栄高校で開かれました。本人は「稽古を一生懸命して、関取になれるように頑張る」と話し、埼玉栄のOBである大関・豪栄道、関脇・貴景勝らに「早く先輩たちに追い付きたい」と語っています(デイリースポーツ)。埼玉新聞は、進学か角界かで迷った末に「埼玉栄高校と山田先生に恩返しがしたい」と角界を選んだと伝えました。

関取への道|幕下で約2年足踏みし、新十両は2022年1月場所

序ノ口・序二段・三段目は4場所で通過しましたが、幕下に11場所いて、新十両は初土俵から約3年後の2022年1月場所でした。

相撲の記録サイトSumoDBで、関取に上がるまでの番付を並べると次のとおりです。2020年5月場所は新型コロナウイルスの影響で中止されています。

場所番付成績
2019年3月前相撲―
2019年5月東序ノ口16枚目6勝1敗
2019年7月西序二段46枚目5勝2敗
2019年9月東序二段7枚目6勝1敗
2019年11月東三段目46枚目6勝1敗
2020年1月〜2021年11月幕下(最高は東幕下3枚目)11場所で47勝30敗
2022年1月西十両12枚目(新十両)8勝7敗

幕下では2020年11月場所に初めて負け越し、2021年3月場所と5月場所も3勝4敗でした。2021年9月場所は東幕下11枚目で6勝1敗、11月場所は東幕下3枚目で5勝2敗として、2022年1月場所で新十両に上がっています。十両でも最初の11場所は十両の中を上下し、その間の最も良い成績は2022年3月場所の11勝4敗でした。

幕内4場所はいずれも1場所で十両へ|最高位は前頭十四枚目

北の若は幕内に4回上がりましたが、4回とも負け越しか休場で1場所のうちに十両へ戻り、幕内の通算は18勝36敗6休です。

場所番付成績翌場所
2023年11月(新入幕)東前頭17枚目5勝10敗西十両3枚目(10勝5敗)
2024年3月西前頭14枚目(最高位)3勝12敗西十両5枚目(8勝5敗2休)
2024年9月西前頭16枚目6勝9敗東十両筆頭(9勝6敗)
2025年1月西前頭15枚目4勝5敗6休西十両2枚目(全休)

2023年11月場所の新入幕は5勝10敗

2023年9月場所に東十両2枚目で8勝7敗と勝ち越し、翌11月場所に東前頭17枚目で新入幕しましたが、5勝10敗でした。

新入幕までに十両を11場所務めています。十両に戻った2024年1月場所は西十両3枚目で10勝5敗として、すぐ幕内へ戻りました。しかし最高位の西前頭14枚目で迎えた3月場所は3勝12敗と大きく負け越しています。

2025年1月場所に右腓骨を骨折、幕下へ落ちる

4度目の幕内だった2025年1月場所に右腓骨を骨折して9日目から休場し、翌3月場所の全休を経て5月場所は幕下に落ちました。

日本経済新聞によると、西前頭15枚目だった北の若は1月場所8日目の取組で右足首を痛め、9日目から休場しました。提出した診断書は右腓骨の骨幹部骨折で、約2カ月の加療を要する見込みという内容です。十両に下がった3月場所も、日本経済新聞が伝えた診断書で約1カ月の加療が必要とされ、初日から休場しました。

5月場所は東幕下筆頭で3勝4敗と負け越し、7月場所は西幕下3枚目で4勝3敗、9月場所は西幕下筆頭で5勝2敗とし、2025年11月場所に4場所ぶりの十両復帰を果たしました。休場が翌場所の番付にどう響くかは、休場力士一覧と地位別のルールで解説しています。

2026年9月場所の十両優勝|7連勝・4連敗・4連勝から巴戦へ

東十両六枚目の北の若は初日から7連勝、8日目から4連敗、12日目から4連勝で11勝4敗とし、3人の優勝決定巴戦を制しました。

15日間の対戦相手と勝敗

9月場所は初日から7連勝、8日目から4連敗、12日目に勝ち越しを決めてから千秋楽まで4連勝の11勝4敗です。

協会公式の星取表による15日間は次のとおりです。十両に戻ってから6場所目の場所でした。

日目相手勝敗通算
初日嵐富士○1勝0敗
2日目佐田の海○2勝0敗
3日目御嶽海○3勝0敗
4日目竜電○4勝0敗
5日目翠富士○5勝0敗
6日目白熊○6勝0敗
7日目阿武剋○7勝0敗
8日目友風●7勝1敗
9日目玉鷲●7勝2敗
10日目出羽ノ龍●7勝3敗
11日目旭海雄●7勝4敗
12日目日翔志○8勝4敗
13日目大青山○9勝4敗
14日目嘉陽○10勝4敗
千秋楽輝○11勝4敗

9日目に敗れた相手は、41歳で十両優勝を争った玉鷲です。14日目には、のちに巴戦で再び当たる嘉陽にも本割で勝っています。

千秋楽の本割で輝に勝ち、11勝4敗で3人が並ぶ

14日目を終えて3敗の輝が単独トップで、北の若は千秋楽の本割でその輝を破り、嘉陽も勝って3人が11勝4敗で並びました。

NHKニュースは、14日目を終えて輝が3敗で単独トップだったと伝えています。日刊スポーツによると、北の若は1差を追う立場で輝との直接対決に勝ち、11勝で並びました。4敗で並んでいた玉鷲は千秋楽に嘉陽に引き落とされて10勝5敗となり、勝った嘉陽が決定戦に加わっています(日刊スポーツ)。輝と小学生のころからの相撲仲間である炎鵬は、決定戦のあと「悔しい。優勝して欲しいと応援していた」と話しました(日刊スポーツ)。

巴戦は輝を突き落とし、嘉陽をはたき込みで破って優勝

優勝決定巴戦では、北の若が先に輝を突き落とし、続いて嘉陽をはたき込みで破って2連勝し、初の十両優勝を決めました。

巴戦は3人で争う決定戦で、くじで最初に当たる2人を決め、勝った力士が残る1人と対戦し、2連勝した力士が優勝します。ABEMA TIMESによると、くじの結果、北の若が東に残り、輝と嘉陽が西に回りました。北の若は輝を突き落とし、嘉陽を叩き込んで連勝しています。サンスポも見出しで「ともえ戦で輝、嘉陽下す」と伝えました。突き落としとはたき込みの違いは引き落としの解説記事で比べています。優勝決定戦の仕組みは千秋楽の取組表と優勝決定戦のルールでも説明しています。

本割とあわせて1日3勝で、北の若にとって初めての各段優勝です。取組後は「ともえ戦も初めて。いい経験をさせてもらい最高の結果」と話しています(日刊スポーツ)。地元のテレビユー山形も、酒田市出身の北の若が2人に勝って初の十両優勝を飾ったと伝えました。同じ日の幕内の結果は秋場所千秋楽の記事(大の里が6度目の優勝)にまとめています。

11月場所は再入幕の可能性|番付発表で確定する

東十両六枚目での11勝は再入幕に近づく成績と報じられていますが、11月場所の番付は場所前の番付発表まで確定しません。

日刊スポーツは、この優勝で「来場所の返り入幕にも大きく近づいた」と書いています。幕内に上がれば5度目で、過去4回はいずれも1場所で十両に戻っているため、幕内での初めての勝ち越しが次の目標になります。十両から幕内へ上がる目安は番付予想のやり方と昇進の目安で解説しています。

通算成績|270勝218敗28休、十両は22場所で170勝

協会公式の生涯戦歴は270勝218敗28休(45場所)で、そのうち十両が22場所・170勝138敗22休と最も長くなっています。

地位別の成績

地位別では幕内18勝36敗6休、十両170勝138敗22休、幕下59勝39敗で、幕下より下は3地位で23勝5敗です。

内訳はSumoDBの集計で、合計は協会公式の生涯戦歴と一致します(勝敗に前相撲は含みません)。

地位場所数成績優勝
幕内418勝36敗6休―
十両22170勝138敗22休1回(2026年9月)
幕下1459勝39敗―
三段目16勝1敗―
序二段211勝3敗―
序ノ口16勝1敗―
合計44(前相撲を含め45)270勝218敗28休1回

協会公式の受賞歴では、優勝は十両の1回だけで、三賞と金星はありません。28休は、2022年5月場所(5休)、2024年5月場所(2休)、2025年1月場所(6休)、2025年3月場所(全休15休)の合計です。

十両復帰後の6場所は4場所で勝ち越し

十両に戻った2025年11月場所からの6場所は、勝ち越し4回、負け越し2回で、負け越しはどちらも7勝8敗です。

勝ち星は順に8勝・7勝・9勝・8勝・7勝・11勝で、番付は東十両12枚目から西8枚目(2場所)、西5枚目、東5枚目、東6枚目と上がってきました。11勝は、2022年3月場所の11勝4敗に並ぶ十両での自己最多です。

相撲の特徴|押し出し・寄り切り・叩き込みで白星の半分以上

協会公式の決まり手の傾向では、押し出し24%・寄り切り18%・叩き込み14%で、この3つが白星の56%を占めます。

この数字は、過去6場所の91取組51勝(不戦勝1を含む)をもとに協会が算出したものです。前に出て勝つ押し出しと寄り切りが中心で、引いて勝つ叩き込みも3番目に多い形です。十両優勝を決めた巴戦の2番も、突き落としとはたき込みでした。

得意技は突っ張り・右四つ・寄り・上手投げ

協会公式に登録された得意技は、突っ張り・右四つ・寄り・上手投げの4つです。

突き押しと四つ相撲の両方を得意技に挙げており、日刊スポーツの力士紹介も同じ4つを載せています。入門時の報道では、「突き、押しから左まわしを引いた攻め」が得意とされていました。

191.0cm・159.0kgという体格

協会公式の登録は191.0cm・159.0kgで、入門会見時に報じられた190cm・135kgから体重が24kg増えています。

八角部屋の公式サイトは191cm・164kgと載せており、体重は測った時期によって差があるとみられます。幕内の顔ぶれと体格は幕内力士一覧で比べられます。

北の若についてよくある質問

Q. 北の若の読み方と本名は?

A. 「きたのわか だいすけ」と読みます。本名は齋藤大輔(さいとう だいすけ)です(日本相撲協会公式プロフィール、八角部屋公式サイト)。入門前の報道では「斎藤大輔」の表記も使われています。初土俵から一度も改名しておらず、しこ名は北の若だけです。

Q. 北の若は何歳ですか?

A. 2000年11月12日生まれで、2026年9月場所の時点で25歳です。2026年11月12日に26歳になります。埼玉栄高校を卒業した2019年3月場所に18歳で初土俵を踏み、25歳で初の十両優勝を果たしました。

Q. 北の若の出身地と所属部屋は?

A. 山形県酒田市出身で、八角部屋に所属しています。師匠は元横綱・北勝海の八角親方です。協会公式の部屋紹介では、2026年9月場所時点で八角部屋の関取は北の若ひとりです。

Q. 北の若は高校横綱ですか?

A. はい。埼玉栄高校3年の2018年に、全国高校総体と国体少年の個人で優勝しています(デイリースポーツ・埼玉新聞)。両大会では団体でも優勝し、高校での個人タイトルは5つでした。

Q. 北の若の最高位と、優勝の回数は?

A. 最高位は2024年3月場所の西前頭14枚目です。優勝は2026年9月場所の十両優勝1回で、優勝決定巴戦で輝と嘉陽を破りました。三賞と金星はありません(協会公式の受賞歴)。幕内には4場所在位し、通算18勝36敗6休です。

まとめ|北の若は25歳、初の十両優勝で5度目の幕内をうかがう

北の若は酒田市出身の25歳の元高校横綱で、2026年9月場所に巴戦を制して初の十両優勝を果たし、5度目の幕内をうかがっています。

埼玉栄高校で高校総体と国体の個人を制し、2019年3月場所に八角部屋から初土俵。幕下で11場所を過ごして2022年1月場所に新十両となり、2023年11月場所からの幕内4場所はいずれも1場所で十両へ戻りました。2025年1月場所の右腓骨骨折で幕下まで落ちましたが、11月場所に十両へ戻り、6場所目で優勝にたどり着いています。

11月場所の番付は最新の番付表、場所中の勝敗は取組結果速報から確認できます。

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