若ノ勝栄道(わかのしょう えいどう)は、湊川部屋に所属する栃木県宇都宮市出身の力士です。2003年8月22日生まれの23歳で、178.0cm・143.0kg、得意技は突き・押し。本名は竹田章一郎で、埼玉栄高校から常盤山部屋に入門し、2022年1月場所で初土俵を踏みました。2025年3月場所に新十両、2026年1月場所に12勝3敗で十両優勝し、5月場所に新入幕。最高位は前頭十一枚目です。部屋は2026年に元大関貴景勝の湊川親方が継いで湊川部屋になりました。7月場所に右膝を痛め、9月場所は東前頭十六枚目で全休、11月場所(九州場所)の番付は西十両十枚目です。この記事では、協会公式プロフィールの数字、出身と高校、部屋と師匠、入門から幕内までの歩み、けがと休場、決まり手のデータ、九州場所の見どころを出典付きで整理します。
この記事の数字について
この記事のプロフィール・戦歴は、日本相撲協会公式プロフィールの令和8年(2026年)九月場所 千秋楽時点の値です。十一月場所(九州場所)の地位だけは、2026年10月26日に発表された日本相撲協会公式「番付表」の値(西十両十枚目)で書いています。
この記事でわかること
- 若ノ勝の読み方・本名・年齢・身長体重と、力士アンケートで答えた素顔
- 宇都宮市出身、大田原市若草中から埼玉栄高校へ進んだ学歴
- 常盤山部屋に入門し、元貴景勝の湊川部屋で取るようになった経緯
- デビュー5場所で幕下、十両優勝を経て栃木県勢7年ぶりの新入幕
- 名古屋場所の5連勝と右膝のけが、九月場所の全休と診断書
- 突き出しと押し出しが白星の68%の取り口と、九州場所の見どころ
若ノ勝とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール
若ノ勝は「わかのしょう えいどう」と読み、本名は竹田章一郎、栃木県宇都宮市出身で23歳の湊川部屋の力士です。
九月場所の番付は東前頭十六枚目でした。日本相撲協会の公式プロフィールに載っている基本情報は次のとおりです。和暦の日付は西暦に直しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| しこ名 | 若ノ勝 栄道(わかのしょう えいどう) |
| 本名 | 竹田 章一郎 |
| しこ名履歴 | 若ノ勝(改名なし) |
| 生年月日 | 2003年(平成15年)8月22日(23歳) |
| 出身地 | 栃木県宇都宮市 |
| 身長・体重 | 178.0cm・143.0kg |
| 所属部屋 | 湊川部屋(入門時は常盤山部屋) |
| 得意技 | 突き・押し |
| 初土俵 | 2022年(令和4年)1月場所 |
| 新十両 | 2025年(令和7年)3月場所 |
| 新入幕 | 2026年(令和8年)5月場所 |
| 最高位 | 前頭十一枚目 |
| 受賞歴 | 十両優勝1回 |
| 2026年9月場所の番付 | 東前頭十六枚目(全休) |
| 2026年11月場所の番付 | 西十両十枚目 |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「若ノ勝 栄道」(令和8年九月場所 千秋楽時点、2026年10月26日取得)/十一月場所の番付は日本相撲協会公式「番付表」
ほかの関取の読み方や所属部屋とあわせて見るなら、現役力士一覧にまとめています。
しこ名は入門から「若ノ勝」のまま
若ノ勝は初土俵から一度も改名しておらず、公式のしこ名履歴は「若ノ勝」の1つだけです。
協会公式プロフィールのしこ名履歴には「若ノ勝」だけが載っていて、序ノ口から幕内まで同じしこ名で取っています。英語の表記は日本相撲協会公式 英語版プロフィールで「Wakanosho」です。「若ノ勝」の字を選んだ理由を本人や部屋が語った報道は、この記事を書く時点では見つかりませんでした。
読み方は「わかのしょう」
「勝」は「かつ」ではなく「しょう」と読みます。下の名前の「栄道」は「えいどう」です。同じ湊川部屋の兄弟子・隆の勝(たかのしょう)も、同じ「〇の勝(しょう)」の形のしこ名です。
力士アンケートでわかる素顔|相撲は10歳から
相撲を始めたのは10歳、好きな食べ物は焼肉のタン、趣味は釣りで、応援しているのは地元の宇都宮ブレックスです。
協会公式プロフィールには、本人が答えた力士アンケートが載っています。
| 質問 | 若ノ勝の答え |
|---|---|
| 相撲を始めた年齢 | 10歳 |
| 好きな食べ物 | 焼肉/タン |
| 趣味・マイブーム | 釣り |
| 好きな音楽 | エレファントカシマシ |
| 好きな漫画・アニメ・映画 | 進撃の巨人 |
| 好きなテレビ番組・YouTubeチャンネル | 月曜から夜ふかし/ジャンクSPORTS |
| 応援しているスポーツチームや選手 | 宇都宮ブレックス |
| 座右の銘・好きな言葉 | 感謝の気持ちと思いやり |
| ここだけは相撲界で自分がNo.1だと思うこと | なし |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「力士アンケート」(2026年10月26日取得)
応援しているチームに挙げた宇都宮ブレックスは、出身地の宇都宮市を本拠地にするプロバスケットボールのクラブです。
出身と高校|宇都宮市出身、大田原市若草中から埼玉栄高校へ
若ノ勝は宇都宮市出身で、大田原市の若草中学校から埼玉栄高校に進み、高校2年で全国高校選手権の準優勝を経験しています。
学歴は、幕下に上がったときの下野新聞(2022年11月12日)が伝えています。協会公式プロフィールには学校名の欄が無いため、学校は報道の記載です。
| 時期 | 学校・所属 | 出典 |
|---|---|---|
| 出身 | 栃木県宇都宮市 | 協会公式プロフィール |
| 中学 | 大田原市若草中学校 | 下野新聞(2022年11月12日) |
| 高校 | 埼玉栄高校(2年で全国高校選手権準優勝) | 下野新聞(2022年11月12日) |
| 入門 | 常盤山部屋(2022年1月場所で初土俵) | 協会公式プロフィール |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「若ノ勝 栄道」/下野新聞(2022年11月12日)
埼玉栄高校2年で全国高校選手権の準優勝
埼玉栄高校の2年生のとき、全国高校選手権で準優勝したと地元の下野新聞が報じています。
下野新聞(2022年11月12日)によると、若ノ勝は埼玉栄高校で2年生のときに全国高校選手権の準優勝を経験してから角界に入りました。準優勝の階級や決勝の相手は、記事の読める範囲には書かれていません。「高校」で調べる人へ
若ノ勝の出身高校は埼玉県の埼玉栄高校です。地元の栃木県ではなく、県外の相撲の強豪校に進みました。中学は栃木県大田原市の若草中学校です(いずれも下野新聞 2022年11月12日)。
地元・宇都宮からの応援
2025年12月には宇都宮市内で、地元の後援会から新しい化粧まわしを贈られています。
下野新聞(2025年12月21日)は、十両だった若ノ勝に地元の後援会が新しい化粧まわしを贈り、本人が幕内昇進への決意を語ったと伝えました。翌月の1月場所で十両優勝し、3月場所の11勝を経て、5月場所で新入幕を果たしています。下野新聞(2026年4月27日)は、栃木県出身力士の幕内昇進は7年ぶりだと書いています。所属部屋と師匠|常盤山部屋に入門し、2026年から湊川部屋
若ノ勝は常盤山部屋に入門し、元大関貴景勝の湊川親方が部屋を継いでからは湊川部屋の力士として取っています。
移籍したのではなく、所属していた部屋の師匠が代わり、部屋の名前が変わった形です。
| 時期 | 部屋 | 師匠 | 出来事 |
|---|---|---|---|
| 2022年1月〜 | 常盤山部屋 | 常盤山親方(元小結隆三杉) | 初土俵。2026年1月場所の十両優勝も常盤山部屋の所属 |
| 2025年11月27日 | — | — | 協会の理事会が、湊川親方による常盤山部屋の継承と「湊川部屋」への改称を承認 |
| 2026年〜 | 湊川部屋 | 湊川親方(元大関貴景勝) | 2026年9月場所の番付は湊川部屋 |
※出典:日刊ゲンダイ(2025年11月28日)/日本経済新聞(2026年1月25日)/日本相撲協会公式「番付表」
元大関貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承
2025年11月27日の理事会で、湊川親方が常盤山部屋を継いで湊川部屋とすることが承認されました。
日刊ゲンダイ(2025年11月28日)によると、継承は常盤山親方(元小結隆三杉)の定年に合わせたもので、名跡の交換はせず、部屋の名前が「湊川部屋」に変わりました。師匠の湊川親方は大関を務めた元貴景勝で、現役時代の取り口や引退までの歩みは貴景勝の経歴と大関30場所の成績にまとめています。同じ部屋の兄弟子には、関脇を務めた隆の勝がいます。師匠の付け人として見た土俵
若ノ勝は現役時代の師匠の付け人を務め、そのとき師匠と戦っていた元大関に幕内で勝っています。
デイリースポーツ(2026年7月17日)は、2026年7月場所で元大関の朝乃山と御嶽海に勝ったことを、本人が話していた「付け人でついていた時に師匠が戦っていた」相手として紹介しています。取り口も師匠譲りの突き押しだと書いています。対戦した元大関の経歴は朝乃山・御嶽海の記事で読めます。番付の歩み|初土俵から4年余りで新入幕、栃木県勢7年ぶり
2022年1月場所の初土俵から新十両まで3年2か月、新入幕まで4年4か月で、十両優勝の翌々場所に幕内へ上がりました。
| 節目 | 場所 | 地位・成績 | 初土俵から |
|---|---|---|---|
| 初土俵 | 2022年1月場所 | 前相撲(常盤山部屋) | — |
| 序ノ口 | 2022年3月場所 | 西序ノ口十一枚目 6勝1敗 | 2か月 |
| 新幕下 | 2022年11月場所 | 東幕下五十一枚目 2勝5敗 | 10か月 |
| 幕下筆頭 | 2025年1月場所 | 東幕下筆頭 5勝2敗 | 3年 |
| 新十両 | 2025年3月場所 | 西十両十一枚目 7勝8敗 | 3年2か月 |
| 十両優勝 | 2026年1月場所 | 東十両十一枚目 12勝3敗 | 4年 |
| 新入幕 | 2026年5月場所 | 東前頭十六枚目 9勝6敗 | 4年4か月 |
| 自己最高位 | 2026年7月場所 | 東前頭十一枚目 5勝2敗8休 | 4年6か月 |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月26日取得)
| 段 | 場所数 | 勝 | 敗 | 休 |
|---|---|---|---|---|
| 序ノ口 | 1 | 6 | 1 | 0 |
| 序二段 | 1 | 6 | 1 | 0 |
| 三段目 | 3 | 17 | 4 | 0 |
| 幕下 | 15 | 62 | 43 | 0 |
| 十両 | 5 | 39 | 24 | 12 |
| 幕内 | 3 | 14 | 8 | 23 |
| 合計 | 28(前相撲を含めて29) | 144 | 81 | 35 |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」から段ごとに集計。合計は公式の生涯戦歴「144勝81敗35休(29場所)」と一致
デビュー5場所で幕下、栃木県出身の現役で最速
序ノ口から4場所続けて勝ち越し、5場所目の2022年11月場所で幕下に上がりました。
下野新聞(2022年11月12日)は、デビュー5場所での幕下昇進を、栃木県出身の現役力士9人のなかで最速と伝えています。19歳だった本人は「ここからまた相手が強くなる。そこでも全勝を目指す」と話しています。新幕下の場所は2勝5敗で三段目に戻り、翌2023年1月場所に6勝1敗で幕下へ戻ってからは、2025年1月場所の幕下筆頭まで12場所続けて幕下で取りました。新十両の場所は7勝8敗、翌場所の休場で幕下へ
2025年3月場所に新十両に上がりましたが7勝8敗で、翌5月場所は途中休場し、幕下に下がりました。
5月場所は西十両十一枚目で初日に勝ち、2日目に敗れ、3日目は不戦敗で、そこから千秋楽まで休場しました(1勝2敗12休)。7月場所は西幕下六枚目、9月場所は西幕下三枚目で、いずれも勝ち越して11月場所に十両へ戻りました(日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」)。共同通信(熊本日日新聞、2026年7月18日)は、2026年7月場所の休場を「昨年夏場所以来2度目」と書いていて、この2025年5月場所が初めての休場です。
十両優勝12勝3敗から新入幕
2026年1月場所に東十両十一枚目で12勝3敗の十両優勝、3月場所も11勝して5月場所に新入幕しました。
日本経済新聞(2026年1月25日)は、1月場所千秋楽に若ノ勝が12勝3敗で十両初優勝を決めたと伝えました。協会公式の星取では、9日目を終えて6勝3敗から千秋楽まで6連勝しています。続く3月場所は西十両三枚目で11勝4敗。下野新聞(2026年4月27日)によると、5月場所の新番付で東前頭十六枚目に新入幕し、栃木県出身力士の幕内昇進は7年ぶりでした。幕内3場所の成績|新入幕で9勝、名古屋場所は5連勝のあと右膝を負傷
幕内は3場所で14勝8敗23休で、新入幕の5月場所は9勝6敗と勝ち越し、7月場所は初日から5連勝しました。
| 場所 | 地位 | 成績 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2026年5月場所 | 東前頭十六枚目 | 9勝6敗 | 新入幕。12日目まで6勝6敗から3連勝 |
| 2026年7月場所 | 東前頭十一枚目 | 5勝2敗8休 | 初日から5連勝。6日目に右膝を痛め、7日目から休場 |
| 2026年9月場所 | 東前頭十六枚目 | 0勝0敗15休 | 初日から全休 |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(幕内戦歴 14勝8敗23休・3場所、令和8年九月場所 千秋楽時点、2026年10月26日取得)
新入幕の5月場所は、12日目を終えて6勝6敗でしたが、13日目の錦富士、14日目の金峰山、千秋楽の朝白龍に勝って9勝目を挙げました。
名古屋場所の15日間|元大関2人を破って5連勝
7月場所は初日から5連勝し、2日目に朝乃山、4日目に御嶽海と元大関2人に勝っています。
| 日 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 初日 | 千代翔馬 | ○ |
| 2日目 | 朝乃山 | ○ |
| 3日目 | 朝白龍 | ○ |
| 4日目 | 御嶽海 | ○ |
| 5日目 | 翔猿 | ○ |
| 6日目 | 藤凌駕 | ●(押し倒し。右膝を負傷) |
| 7日目 | 金峰山 | ■不戦敗(休場) |
| 8日目〜千秋楽 | — | 休場 |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(令和8年七月場所)/決まり手はデイリースポーツ(2026年7月17日)
右膝の負傷と診断書「右大腿骨骨挫傷」
6日目に藤凌駕に押し倒されて右膝を痛め、7日目に「右大腿骨骨挫傷」の診断書を出して休場しました。
デイリースポーツ(2026年7月17日)によると、若ノ勝は自力で起き上がれず、肩を借りて土俵を下り、車いすで医務室に運ばれました。翌日の共同通信(熊本日日新聞、2026年7月18日)は、日本相撲協会に「右大腿骨骨挫傷で療養期間は30日ほどの見込み」との診断書を出して休場し、再出場はしないと伝えています。師匠の湊川親方は「なってしまったことは仕方ない。とにかく一番いい選択をするだけ」と話しました(デイリースポーツ(2026年7月18日))。この一番の相手については藤凌駕の記事でも触れています。| 場所 | 藤凌駕との対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| 2025年11月場所(十両) | 7日目 | ● |
| 2026年1月場所(十両) | 千秋楽 | ○ |
| 2026年5月場所(幕内) | 2日目 | ● |
| 2026年7月場所(幕内) | 6日目 | ●(押し倒し) |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」から藤凌駕との取組を抜き出し(1勝3敗)
九月場所は初日から全休、診断書は「右外傷性膝蓋骨亜脱臼」
9月場所は東前頭十六枚目で初日から休場し、協会は「右外傷性膝蓋骨亜脱臼」などの診断書を公表しました。
中日スポーツ(2026年9月13日)によると、協会が9月13日に公表した診断書の病名は「右外傷性膝蓋骨亜脱臼、右膝関節内側側副靱帯損傷」で、約4週間の加療を要する見込みでした。湊川親方は「僕も本人も、捲土重来の精神で必ず返り咲くという気持ちですね」と話しています。休場した力士の番付の扱いは、親記事の今場所の休場力士一覧と地位別のルールで整理しています。けがの経過について
7月場所の診断書は「右大腿骨骨挫傷(約30日)」、9月場所の診断書は「右外傷性膝蓋骨亜脱臼、右膝関節内側側副靱帯損傷(約4週間)」です。いずれも報道が伝えた協会への提出・公表の内容で、この記事ではそれ以上の回復の見通しは書きません。
相撲の特徴|突き出しと押し出しで白星の68%
直近6場所の白星50勝のうち、突き出しが40%、押し出しが28%で、合わせて68%が突き押しで勝っています。
協会公式プロフィールは、過去6場所の74取組で挙げた50勝を決まり手で分けて載せています。星取表と照らすと、全休の9月場所を除いた2025年9月場所〜2026年7月場所の取組数・勝ち数と一致します。
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「決まり手の傾向」(74取組50勝、過去6場所、2026年10月26日取得)
突き出しと押し出しの違い
突き出しは、手のひらで相手の胸などを突いて土俵の外に出す決まり手。押し出しは、手を相手の体に当てたまま押して出す決まり手です。若ノ勝は突きで出す勝ち方が押し出しより多いのが特徴です。
師匠譲りの突き押し
若ノ勝の持ち味は、師匠の湊川親方(元大関貴景勝)譲りの突き押しだと報じられています。
デイリースポーツ(2026年7月17日)は、名古屋場所で5連勝した若ノ勝の相撲を「師匠譲りの突き押し」と書いています。協会公式の得意技も「突き・押し」で、決まり手の上位3つ(突き出し・押し出し・突き落とし)はいずれも、まわしを取らずに前に出る相撲から生まれる技です。178cm・143kgの体格
協会公式の登録は178.0cm・143.0kgで、得意技の欄は「突き・押し」です。
師匠の元貴景勝も、まわしを取らない突き押しで大関まで上がりました。デイリースポーツが「師匠譲り」と書く若ノ勝も、まわしを取らない突き押しで新入幕の5月場所に9勝6敗と勝ち越しています。
十一月場所(九州場所)の見どころ|けがからの復帰の場所
2026年11月場所の番付は西十両十枚目で、7月場所の途中休場から数えて3場所ぶりに土俵に戻れるかが最初の注目点です。
九州場所(福岡国際センター)では、これまで4回取っています。
| 場所 | 地位 | 成績 |
|---|---|---|
| 2022年11月場所 | 東幕下五十一枚目 | 2勝5敗(新幕下) |
| 2023年11月場所 | 西幕下二十二枚目 | 3勝4敗 |
| 2024年11月場所 | 西幕下七枚目 | 6勝1敗 |
| 2025年11月場所 | 西十両十四枚目 | 8勝7敗(再十両) |
※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「過去の星取表」(2026年10月26日取得)
九州場所は2026年11月8日に初日、22日に千秋楽を迎えます。会場への行き方や席の選び方は九州場所2026の観戦ガイドにまとめています。
番付は10月26日に発表
十一月場所の番付は2026年10月26日に発表され、若ノ勝は西十両十枚目に載りました。
9月場所を東前頭十六枚目で全休したため、中日スポーツ(2026年9月13日)は九州場所での十両転落は避けられないと伝えていました。発表された番付全体は最新の番付表、昇進と陥落の目安は番付予想の記事で確かめられます。出場するかどうかは、場所前の休場の発表まで決まっていません。
若ノ勝についてよくある質問
若ノ勝の読み方と本名・出身と高校・兄弟・部屋と師匠・けが・次の番付について、6つの質問に1問ずつ答えます。
Q. 若ノ勝の読み方と本名は?
A. 「わかのしょう えいどう」と読みます。本名は竹田章一郎で、初土俵から改名せずに「若ノ勝」で取っています(日本相撲協会公式プロフィール)。英語の表記は「Wakanosho」です。
Q. 若ノ勝の出身と高校は?
A. 出身は栃木県宇都宮市です(日本相撲協会公式プロフィール)。中学は大田原市の若草中学校、高校は埼玉栄高校で、高校2年で全国高校選手権の準優勝を経験しています(下野新聞 2022年11月12日)。
Q. 若ノ勝に兄弟力士はいますか?
A. 日本相撲協会の公式プロフィールと、この記事で確かめた主要な報道(2026年10月26日時点)には、若ノ勝の兄弟が力士だという記述は見当たりません。「若」の付くしこ名で知られる兄弟は荒汐部屋の若元春・若隆景で、若ノ勝とは別の部屋の力士です。
Q. 若ノ勝の所属部屋と師匠は?
A. 湊川部屋で、師匠は元大関貴景勝の湊川親方です。入門したときは常盤山部屋で、湊川親方が部屋を継いで名前が湊川部屋に変わりました(日刊ゲンダイ 2025年11月28日)。
Q. 若ノ勝のけがの状態は?
A. 2026年7月場所に右膝を痛め、「右大腿骨骨挫傷」で休場しました。9月場所前に公表された診断書は「右外傷性膝蓋骨亜脱臼、右膝関節内側側副靱帯損傷」で約4週間の加療見込みでした(中日スポーツ 2026年9月13日)。その後の回復は公表を待つ必要があります。
Q. 若ノ勝の次の番付は?
A. 2026年10月26日発表の十一月場所(九州場所)の番付で、西十両十枚目です(日本相撲協会公式「番付表」)。9月場所を全休したため、地位が下がりました。休場と番付の関係は休場力士一覧と番付のルールで解説しています。
まとめ|若ノ勝は埼玉栄高出身、師匠・貴景勝譲りの突き押しの23歳
若ノ勝は23歳、宇都宮市出身で埼玉栄高校から入門し、元大関貴景勝が師匠の湊川部屋で突き押しを磨く力士です。
2022年1月場所に初土俵を踏み、デビュー5場所で幕下へ。2025年3月場所に新十両、2026年1月場所に12勝3敗で十両優勝し、5月場所に栃木県勢7年ぶりの新入幕を果たしました。最高位は前頭十一枚目です。
直近6場所の白星は突き出しと押し出しで68%。7月場所は初日から5連勝のあと右膝を痛め、9月場所は全休しました。11月場所の番付は西十両十枚目です。
幕内・十両の力士の顔ぶれは幕内力士一覧から確認できます。九州場所で土俵に戻るかどうか、場所前の発表とあわせて確かめてみてください。

