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豊昇龍が秋場所を初日から休場|右膝手術から間に合わず3場所連続10度目、大の里は初日大栄翔戦(2026年9月11日)

豊昇龍が秋場所を初日から休場|右膝手術から間に合わず3場所連続10度目、大の里は初日大栄翔戦(2026年9月11日)

横綱・豊昇龍(立浪部屋)が、9月13日に東京・両国国技館で初日を迎える大相撲秋場所を初日から休場する。日本相撲協会が9月11日に開いた取組編成会議で、初日と2日目の取組に名前がなく、休場が明らかになった。7月下旬に右膝の靱帯を修復する手術を受けたあと、相撲を取る稽古まで戻れなかった。

休場は3場所連続で通算10度目、横綱在位10場所で5度目になる。初日から休むのは、2018年初場所の初土俵以来初めてだ。この記事では、休場の理由と決定までの経緯、師匠や理事長の言葉、そして豊昇龍のいない秋場所の初日・2日目の取組を、報道各社の記事をもとに整理する。

この記事でわかること

  • 豊昇龍が秋場所を初日から休場すると決まった日と、その場の状況
  • 休場の理由になった右膝のけがと、7月29日の手術の中身
  • 3場所連続10度目・横綱在位10場所で5度目という記録の整理
  • 手術から取組編成会議までの経緯(時系列)と関係者の言葉
  • 豊昇龍不在の秋場所で組まれた初日・2日目の主な取組
目次

豊昇龍は秋場所を休場する?初日から休むことが決まった

横綱・豊昇龍は大相撲秋場所を初日から休場する。9月11日の取組編成会議で初日と2日目の取組に組まれず、休場が明らかになった。

日本相撲協会は11日、秋場所の初日と2日目の幕内取組を決める取組編成会議を開いた。スポーツニッポン(スポニチ)によると、豊昇龍の休場は審判部の浅香山審判部長が明かしている。十両以上で初日から休場するのは、豊昇龍と平幕の若隆景・若ノ勝の3人だった(時事通信)。

項目 内容
力士 豊昇龍(横綱・立浪部屋)
休場 秋場所(2026年9月13日初日・両国国技館)を初日から
判明した日 2026年9月11日(取組編成会議)
理由 名古屋場所で痛めた右膝。7月29日に靱帯を修復する手術
記録 3場所連続10度目/横綱在位10場所で5度目

休場が決まったのは初日の2日前だった。本人は直前まで出場の可能性を探っていたが、相撲を取る稽古を再開できないまま、編成会議の日を迎えた形になる。

休場の理由は?右膝の靱帯損傷と7月29日の手術

休場の理由は右膝のけがだ。名古屋場所で悪化させた右膝の靱帯を7月29日に修復手術し、相撲を取る稽古まで戻れなかった。

豊昇龍は7月の名古屋場所中に右膝を悪化させ、14日目から途中休場した。日刊スポーツによると、7月29日に靱帯を修復する手術を受け、1週間入院している。名古屋場所14日目の休場については、当サイトの名古屋場所14日目の記事でも伝えた。

診断名は媒体によって表記が分かれている

診断名は、スポニチが「右膝内側側副じん帯損傷」、スポーツ報知が「右膝内側側副靱帯損傷の部分断裂」と伝えている。

どちらも右膝の内側にある靱帯を痛めたという点では一致しているが、「部分断裂」まで書いているのは報知だけだ。当サイトでは表記を寄せず、各社の記載をそのまま紹介する。いずれにしても、手術を伴う大きなけがだったことは各社の報道で共通している。

3場所連続10度目の休場|豊昇龍の休場記録を整理

今回の休場は3場所連続で通算10度目、横綱在位10場所のうち5度目だ。初日からの休場は初土俵以来初めてになる。

記録 内容 伝えた媒体
通算の休場 10度目 日刊スポーツ・スポニチ・報知・サンスポ
連続 3場所連続 日刊スポーツ・スポニチ・報知・サンスポ
横綱在位中 在位10場所で5度目 日刊スポーツ・スポニチ・報知・サンスポ
初日からの休場 2018年初場所の初土俵以来初めて 日刊スポーツ・スポニチ・報知・サンスポ
横綱での優勝 新横綱の2025年春場所以降、優勝なし スポニチ・報知

横綱在位10場所のうち、休場した場所が5場所になった。途中休場を含めた数で、すべての場所を全休したわけではない。3場所連続の内訳は、5月の夏場所(2日目から休場)、7月の名古屋場所(14日目から休場)、そして今回の秋場所(初日から休場)だ。これまでの2場所は場所の途中で休んでいたのに対し、今回は初めて最初から土俵に上がらない。

夏場所から続く下半身のけが

夏場所は右太もも裏のけが、名古屋場所は右膝の悪化が休場につながり、3場所続けて下半身の故障が響いている。

当サイトの名古屋場所14日目の記事で伝えたとおり、師匠の立浪親方は名古屋場所の休場時、夏場所で痛めた右太もも裏(ハムストリングス)が治っておらず、かばう中で別の箇所も悪くなったと説明していた。その後の右膝の手術を経ても、秋場所には間に合わなかった。

休場決定までの経緯|手術から取組編成会議まで

7月の手術後は夏巡業を全休し、9月4日の稽古総見でも申し合いには加わらなかった。相撲を取る稽古に戻れないまま編成会議を迎えた。

時期 出来事 伝えた媒体
7月(名古屋場所) 右膝を悪化させ、14日目から途中休場 日刊スポーツ・スポニチ
7月29日 右膝の靱帯を修復する手術。1週間入院 日刊スポーツ
8月 夏巡業を全休 報知
9月1日 力士会に出席し、出場への意欲を示す 報知
9月4日 横綱審議委員会の稽古総見。ぶつかり稽古には参加したが、申し合い稽古には加わらず 報知
9月10日 治療のため、部屋での朝稽古を2日続けて休む 日刊スポーツ
9月11日 取組編成会議で秋場所の休場が明らかに 時事通信・日刊スポーツ・報知

申し合い稽古は、力士同士が実際に相撲を取る稽古のことで、本場所に向けた仕上がりを測る目安になる。報知によると、稽古総見のあとも部屋で調整を続けたものの、相撲を取る稽古を再開する段階には至らなかった。日刊スポーツも、調整が大幅に遅れていたと伝えている。

師匠・立浪親方、八角理事長、本人の言葉

師匠の立浪親方は協会とファンに謝罪し、本人は「ここでけがしたら終わり」と治療を優先する考えを語っていた。

師匠・立浪親方「力を出せる状態に持っていけなかった」

立浪親方(元小結・旭豊)は、優勝できる状態で出したかったが、力を出せる状態に持っていけなかったと説明した。

報知によると、立浪親方は「協会、応援してくれるファンの方々には本当に申し訳ない。以前から次に出る時には優勝する状態で出したいと言ってきたが、力を出せる状態に持っていけなかった」と話した。さらに、本人は相撲を取れず休まなければいけないことにショックを受けているとして、「いろんな責任を感じているので、フォローしていきたい」と述べている。

本人「ここでけがが悪化したら、もう終わり」

豊昇龍本人は出場したい気持ちを口にしながらも、無理をしてけがを悪化させることへの懸念を繰り返し語っていた。

スポニチによると、稽古総見の時点で本人は「万全ではない。医者にまだ取ったらいけないと止められているので」と話していた。出場については「できるだけ出るように準備する。でも無理をしてもという気持ちもある」と迷いを見せ、「僕はこれから先が長い。ここでけがが悪化したら、もう終わり。ちゃんと治していきたい」とも語っている。日刊スポーツは「本当は相撲を取りたかったんですけど」という言葉を伝えた。

八角理事長「この時期にできないようじゃ、難しい」

日本相撲協会の八角理事長は、初日直前になっても相撲が取れない状態では出場は難しいとの見方を示していた。

日刊スポーツによると、八角理事長は「まだまだじゃない。この時期にできないようじゃ、難しいでしょう」と話している。初日の数日前でも相撲を取る稽古ができていないことが、判断の分かれ目だったことがうかがえる。

横綱が休場すると番付はどうなる?

横綱は成績によって番付が下がらない地位のため、秋場所を全休しても大関に落ちることはない。

番付は本場所の成績をもとに編成されるが、横綱だけは負け越しや休場で地位が下がる仕組みになっていない。大関には2場所続けて負け越すと陥落する「カド番」の決まりがあり、関脇以下は休場して負け越せば番付が下がる。地位ごとの扱いの違いは、当サイトの休場力士とは?番付への影響の解説にまとめている。

ただし、番付が下がらないぶん、横綱には土俵で結果を残すことが強く求められる。今回の休場で、豊昇龍が横綱在位中に休場した場所は10場所のうち5場所になった。次の本場所は11月の九州場所で、出場の見通しについては9月11日時点で発表されていない。

豊昇龍不在の秋場所|初日・2日目の主な取組

初日は横綱・大の里が返り小結の大栄翔と、綱とりの霧島が琴勝峰と対戦する。横綱で土俵に上がるのは大の里1人だ。

力士 初日(9月13日) 2日目(9月14日)
横綱・大の里 大栄翔(返り小結) 琴勝峰
大関・霧島(綱とり) 琴勝峰 伯乃富士(新小結)
大関・安青錦 琴栄峰 高安
大関・琴桜 高安 義ノ富士
関脇・熱海富士(大関とり) 豪ノ山 美ノ海
横綱・豊昇龍 休場

※時事通信・スポニチ・サンケイスポーツの取組編成会議の記事で、2社以上が伝えた取組だけを載せている。

大の里は左肩の不振からの巻き返しを期す

大の里は左肩を痛めた影響による不振から巻き返しを期す場所で、初日に大栄翔、2日目に琴勝峰の挑戦を受ける。

時事通信は、大の里を「左肩を痛めた影響による不振からの巻き返しを期す横綱」と伝えている。豊昇龍が休場したことで、横綱として土俵を務めるのは大の里だけになる。1人横綱で迎える場所で、序盤の2番をどう乗り切るかが最初の注目点になる。

綱とりの霧島、大関とりの熱海富士の場所になる

霧島は名古屋場所に続いて横綱昇進が懸かり、熱海富士は場所後の大関昇進を目指す。初日はそれぞれ琴勝峰、豪ノ山と当たる。

時事通信によると、霧島は7月の名古屋場所に続いて横綱昇進が懸かる場所になる。スポニチは、熱海富士が夏場所9勝、名古屋場所12勝の成績を受け、場所後の大関昇進を目指すと伝えている。熱海富士は名古屋場所13日目に豊昇龍を破った力士でもある。

豊昇龍が不在の場所でも、上位陣には番付を大きく動かしうる力士がそろう。新関脇の藤ノ川や新小結の伯乃富士も含め、秋場所の顔ぶれは大相撲の番付表・最新版で確認できる。

十両以上の休場者は豊昇龍・若隆景・若ノ勝の3人

十両以上で初日から休場するのは、横綱の豊昇龍と、平幕の若隆景・若ノ勝の3人である。

時事通信とスポニチがそろって伝えた。若隆景は名古屋場所も初日から休場しており、秋場所も土俵に上がらない。休場力士が番付や成績でどう扱われるかは、休場力士の解説ページを参照してほしい。場所中に途中休場や再出場があった場合は、協会の発表を確認のうえで扱いが変わる。

秋場所の取組と結果は、日本相撲協会公式サイトで日ごとに公開される。初日の取組は、この記事の表とあわせて公式サイトで確かめておくと確実だ。

よくある質問

Q. 秋場所はいつからいつまで?

A. 2026年9月13日(日)に初日を迎え、9月27日(日)の千秋楽まで15日間、東京・両国国技館で行われます。

Q. 豊昇龍が場所の途中から出てくることはある?

A. 9月11日時点で、再出場について協会や部屋からの発表はありません。場所中に動きがあれば、協会公式サイトの休場力士情報に反映されます。

Q. 豊昇龍の出身と所属部屋は?

A. モンゴル出身で、立浪部屋に所属しています。師匠は元小結・旭豊の立浪親方です。

参考情報

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