大相撲名古屋場所は2026年7月14日、3日目の取組が行われました。休場明けで初日から連敗していた横綱・大の里が、隆の勝を押し出しで下してついに今場所初白星を挙げ、連敗を止めました。一方、大関・霧島は豪ノ山を退けて3連勝とし、横綱・大関陣で唯一の全勝をキープ。もう一人の横綱・豊昇龍は前頭・藤ノ川に敗れ、今場所2個目の金星を許しました。3日目の上位陣の明暗を、取組の中身とともに振り返ります。
この記事でわかること
- 大の里が連敗ストップ: 休場明けで初日から連敗していた横綱・大の里が、隆の勝を押し出しで下し今場所初白星。通算1勝2敗としました。
- 霧島が唯一の全勝: 大関・霧島が豪ノ山を破って3連勝。横綱・大関陣で一人だけ無敗を守り、綱取りへの期待が高まっています。
- 藤ノ川が横綱二人から金星: 前頭・藤ノ川が豊昇龍を突き落としで下し、初日の大の里戦に続く今場所2個目の金星を挙げました。
【名古屋場所3日目】大の里が待望の初白星!上位陣のハイライト
3日目は上位陣の明暗がはっきり分かれる一日となりました。まず、横綱・大関4人の3日目の結果と通算成績を整理します。
| 力士(番付) | 3日目の相手 | 結果・決まり手 | 通算成績 |
|---|---|---|---|
| 大の里(横綱) | 隆の勝 | ○ 押し出し | 1勝2敗 |
| 豊昇龍(横綱) | 藤ノ川 | ● 突き落とし | 2勝1敗 |
| 霧島(大関) | 豪ノ山 | ○ 押し出し | 3勝0敗 |
| 琴櫻(大関) | 伯桜鵬 | ○ 押し出し | 2勝1敗 |
表のとおり、全勝は霧島ただ一人。大の里は連敗を止め、琴櫻も白星を先行させました。ここからは、注目された3人の一番を順に掘り下げます。
大の里、連敗ストップで休場明けの重圧を跳ね返す
最も注目を集めたのが、休場明けの横綱・大の里です。初日に前頭・藤ノ川に金星を許し、2日目も黒星と、初日から連敗して土俵際に追い込まれていました。3日目の相手は隆の勝。立ち合いから前に出て圧力をかけ続け、最後は押し出しで白星をつかみました。これで通算1勝2敗となり、苦しい連敗をひとまず止めた形です。
大の里はここまで本来の力を出し切れない相撲が続いていました。それだけに、前へ出て相手を運ぶ横綱らしい内容で勝ち切った意味は小さくありません。まず、大の里の3日間の歩みを図で振り返ります。
図のとおり、初日・2日目と苦しんだ末の3日目の白星でした。X(旧ツイッター)などのSNS上では「やっと勝ってほっとした」といった安堵の声が上がる一方で、「まだ本調子とはいえない」「これからを見守りたい」という慎重な見方も交錯しています。(※これらはSNS上の一部の反応であり、評価を断定するものではありません。)休場明けの状態を占ううえで、4日目以降の相撲が引き続き注目されます。
霧島は盤石の3連勝!横綱・大関陣で唯一の無敗
3日目の上位陣で最も安定した内容を見せたのが、大関・霧島です。相手の豪ノ山の当たりを受け止めると、そのまま押し出しで危なげなく勝利。これで3連勝とし、横綱・大関4人のなかで唯一、無敗を守りました。
霧島は今場所、綱取り(横綱昇進)の懸かる場所と位置づけられています。序盤3日間を全勝で乗り切ったことで、SNS上でも「安定した強い相撲」「綱取りへ視界良好」といった期待の声が集まっています。(※SNS上の反応の一例です。)横綱昇進は場所全体の成績と内容で総合的に判断されるため、上位陣との対戦が本格化する中盤以降の相撲が、評価を左右することになりそうです。
大関・琴櫻は2勝1敗、かど番脱出へ白星先行
かど番で迎えた大関・琴櫻も、3日目に白星を挙げました。伯桜鵬を押し出しで下し、通算2勝1敗と白星を先行させています。かど番の大関は、その場所で勝ち越さなければ大関から陥落するため、序盤の星の積み上げが重要になります。
琴櫻は初日から安定した相撲を見せており、まずは勝ち越しに向けて堅実に星を重ねたいところです。次のよくある疑問に触れておきます。
Q. 「かど番」とは何ですか?
A. 前の場所で負け越した大関が、次の場所で勝ち越さなければ大関から陥落する状態を指します。琴櫻はこの名古屋場所で勝ち越せば、大関の地位を維持できます。
止まらない藤ノ川旋風!豊昇龍も敗れ今場所2個目の金星
3日目のもう一つの主役が、前頭・藤ノ川です。横綱・豊昇龍との一番で、土俵際の攻防から突き落としを決めて勝利。金星を挙げ、上位陣を脅かす存在感を一段と高めました。
突き落としで横綱撃破、初日の大の里戦に続く金星
藤ノ川はこの日、豊昇龍を突き落としで破りました。注目すべきは、藤ノ川が初日にも横綱・大の里から金星を挙げている点です。つまり名古屋場所の3日間で、二人の横綱から金星を奪ったことになり、今場所2個目の金星となりました。下位の力士が上位陣に土をつける展開は、場所を盛り上げる大きな要素です。
一方の豊昇龍は、これで通算2勝1敗。土俵際で詰めを欠いた一番となり、SNS上でも「勝ち急いだ」「土俵際が不安」といった声が見られました。(※SNS上の一部の反応です。)横綱としての安定感を取り戻せるか、こちらも中盤戦が正念場となります。
3日目終了時点の優勝争いの行方
3日目を終えて、無敗で先頭に立つのは大関・霧島です。上位陣で唯一星を落としていない霧島が、優勝争いと綱取りの両面で主役に立つ展開となっています。3日目終了時点の主な上位力士の成績を整理します。
| 力士(番付) | 通算成績 | 状況 |
|---|---|---|
| 霧島(大関) | 3勝0敗 | 唯一の全勝。綱取りへ視界良好 |
| 豊昇龍(横綱) | 2勝1敗 | 3日目に金星を許す |
| 琴櫻(大関) | 2勝1敗 | かど番、白星先行 |
| 大の里(横綱) | 1勝2敗 | 連敗ストップ、巻き返しへ |
序盤3日間は霧島の好調が際立つ一方、二人の横綱が黒星を喫する波乱含みの展開となりました。上位対戦が本格化する中盤以降、霧島がこの勢いを保てるか、そして横綱陣が立て直せるかが、優勝争いの焦点になります。
名古屋場所 序盤のよくある質問
最後に、名古屋場所の序盤についてよく検索される疑問に答えます。
Q. 大の里はなぜ序盤に連敗していたのですか?
A. 大の里は休場明けでこの名古屋場所に臨んでおり、初日に前頭・藤ノ川に金星を許すなど、本来の相撲を出し切れない状態が続いていました。3日目に隆の勝を破って、ようやく今場所初白星を挙げています。
Q. 霧島が横綱に昇進するには何が必要ですか?
A. 横綱昇進は数字だけで自動的に決まるものではなく、場所での成績(優勝や優勝に準ずる成績)と相撲内容をもとに、横綱審議委員会の議論などを経て総合的に判断されます。霧島にとっては、この名古屋場所での終盤までの戦いぶりが重要になります。
3日目までの熱戦は、名古屋場所がいよいよ本格化していくことを予感させる内容でした。中盤以降の上位対戦から、引き続き目が離せません。
参考情報
- 日本相撲協会公式サイト(星取表・取組結果)
- dメニュースポーツ「大相撲 取組速報(2026年7月場所 3日目)」
- 北國新聞「大の里と炎鵬が初白星 大相撲名古屋場所」
