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相撲の座席の種類|溜席・枡席・イス席の違いと値段、4会場の席も比較

相撲の座席とは?種類・値段・見え方を国技館の座席表でわかりやすく解説

相撲の座席は、土俵周りの溜席(タマリ席)、その外側の枡席(マス席)、2階のイス席の3種類です。国技館では土俵に近い列ほど値段が高く、1人2,500円から20,000円まで開きがあります。国技館だけでなく、大阪・名古屋・福岡の席の違いと、令和9年一月場所から変わる席の種類も扱います。

※席種・列・料金は、日本相撲協会の公式ページを2026年9月22日に確認したものです(1人あたり・税込)。東京場所は令和8年九月場所、福岡は令和8年十一月場所の料金表で、令和9年一月場所から東京と大阪の料金が改定されます。

この記事でわかること

  • 溜席・枡席・イス席の3種類が、位置・座り方・買う単位でどう違うか
  • いちばん高い席といちばん安い席の値段(1人あたりと1区画の総額)
  • 溜席の決まり(16歳以上・飲食禁止・撮影禁止)と、維持員席に充てられる溜席の数
  • 正面・向正面・東・西で何が見えるか(協会の説明どおり)
  • 国技館・大阪・名古屋・福岡で席の種類がどう違うか
  • 令和9年一月場所からのマスSS席の新設で何が変わるか
目次

相撲の座席とは?3系統と値段の早わかり

相撲の座席は溜席・枡席・イス席の3系統で、国技館の1人あたりは2,500円から20,000円です。

3つの違いは、土俵からの距離と座り方にあります。溜席は土俵のすぐ下に1人ずつ座布団を並べた席、枡席は鉄パイプで四角く仕切った枠に座布団を敷く席、イス席は2階の椅子の席です。同じ3種類でも、席の中はさらに列で細かく等級が分かれていて、国技館では1階にマスS・A・B・C、2階にイスS・A・B・C・Dがあります。

席種場所(国技館)座り方・単位1人あたり 土日祝1人あたり 平日
溜席(タマリ席)1階・土俵周り座布団に1人ずつ20,000円20,000円
枡席(マス席)1階・マスS〜C(1〜15列目)1.3m四方の枠に座布団。マス単位で買う9,500〜15,000円8,500〜14,000円
イス席2階・イスS〜D(1〜14列目)椅子に1人ずつ2,500〜9,500円2,500〜9,000円
日本相撲協会「料金表(東京・令和8年九月場所)」「お座席について(東京)」を2026年9月22日に確認。車イス席は別枠
土俵に近い順(両国国技館)土俵タマリ席 土俵周り・座布団1枚マスS席 1〜4列目マスA席 5〜8列目マスB席 9〜12列目マスC席 13〜15列目1階2階イスS席 2階 1〜3列目イスA席 2階 4〜6列目イスB席 2階 7〜11列目イスC席 2階 12〜13列目イスD席 2階 14列目列の区分は日本相撲協会「お座席について(東京)」2026年9月22日確認
図1 土俵に近いほど席の等級と値段が上がる

図1のとおり、土俵から外側の列へ行くほど等級が下がり、いくつかの列がまとまって1つの等級になります。どの扉からどの列に入るかといった座席の配置は国技館の座席表の記事で図にしています。

座席の種類と値段一覧|溜席・マス席・イス席

国技館(東京場所)の席は、タマリ席・マスS〜C席・イスS〜D席・車イス席の11種類です。

席の名前は、日本相撲協会の料金表ではカタカナで「タマリ席」「マスS席」「イスS席」と書かれます。漢字の「溜席」「枡席(升席)」は昔からの呼び方で、指している席は同じです。下の表は料金表(東京・令和8年九月場所)とお座席について(東京)から写した、令和8年九月場所の料金です。

席種列土日祝(1人)平日(1人)
タマリ席土俵周り20,000円20,000円
マスS席1〜4列目15,000円14,000円
マスA席5〜8列目13,000円12,000円
マスB席9〜12列目10,500円10,000円
マスC席13〜15列目9,500円8,500円
イスS席2階 1〜3列目9,500円9,000円
イスA席2階 4〜6列目8,500円8,000円
イスB席2階 7〜11列目5,500円5,000円
イスC席2階 12〜13列目4,000円3,500円
イスD席2階 14列目大人2,500円/子供500円同左
車イス席―8,000円(利用者1名+付添人1名分)同左
マス席は1人あたりに直した額。子供=4歳以上15歳まで。出典:日本相撲協会「料金表(東京)」2026年9月22日確認

料金表そのものの見方や、発売日と買い方の手順は大相撲チケットの買い方ガイドにまとめています。

いちばん高い席といちばん安い席

「いちばん高い席」は、1人あたりで見るか1区画の総額で見るかで答えが変わります。

問い答え(東京・現行)中身
1人あたりでいちばん高い席タマリ席 20,000円土日祝・平日とも同額
1区画の総額でいちばん高い席マスA席の6人マス 土日祝78,000円8列目。平日は72,000円
いちばん前の席タマリ席 20,000円土俵周りの最前列
いちばん安い席イスD席 大人2,500円2階14列目。子供(4歳以上15歳まで)は500円

いちばん前の席、つまり土俵にいちばん近いのはタマリ席で、1人20,000円です。いちばん安いイスD席は2階のいちばん後ろの14列目で、子供料金が設定されているのもこの席だけです。

マス席は何人マスかで総額が変わる

国技館のマス席は、1人マスから6人マスまでの6区分で、人数に応じて総額が変わります。

4人マスはマスS〜Cのどの等級にもあり、列の両端や特定の列に1人・2人・3人・5人・6人のマスが置かれています。

区分ある席種と位置(東京)総額の例(土日祝)
1人マスマスS 2〜4列目両端/マスA 5列目両端/マスB 12列目両端/マスC 13列目両端マスS 15,000円
2人マスマスS 1列目両端/マスB 10〜11列目両端/マスC 15列目両端マスS 30,000円
3人マスマスA 8列目両端/マスB 9列目両端/マスC 14列目両端マスA 39,000円
4人マスマスS〜Cの大半マスS 60,000円/マスC 38,000円
5人マスマスB 12列目マスB 52,500円
6人マスマスA 8列目/マスB 9〜11列目/マスC 13列目マスA 78,000円
出典:日本相撲協会「料金表(東京・令和8年九月場所)」。総額=1人あたり×人数

同じマスA席でも、1人マスなら13,000円、6人マスなら78,000円です。人数に合うマスが無い列もあるので、何人で行くかを先に決めてから席種を選びます。

溜席(砂かぶり)とは?土俵下の席と決まり

溜席とは、土俵周りに1人ずつ座布団を並べた最前の席で、通称は砂かぶり、1人20,000円です。

協会の座席案内は、タマリ席を「通称『砂かぶり』と呼ばれるお席」と説明し、土俵周りでお一人様ずつ座布団に座って観戦する席としています。4会場とも、土俵にいちばん近いのがこの席です。

タマリ・砂かぶり・溜の呼び名

溜席は「タマリ席」の漢字表記で、通称が砂かぶり、語のもとは土俵下の「溜」です。

「溜」は、精選版 日本国語大辞典「溜」によると、相撲の土俵下の、審判委員・行司・力士などが控えるところを指す語です。その土俵下にある客席なので、溜席と呼ばれます。「砂かぶり」はブリタニカ国際大百科事典「砂かぶり」が、土俵に最も近い土俵下(たまり席)を指し、取組中に砂をかぶることがあるための呼び名だと説明しています。国語辞典に載っているのは「溜」「土俵溜」「砂かぶり」で、「溜席」という見出し語はありません。

16歳以上・飲食禁止などの決まり

溜席は16歳以上に限られ、飲食・土足・撮影・携帯電話の使用・声を出す応援が禁止されています。

決まりの主語はすべて日本相撲協会です。

決まり中身出典
年齢16歳以上だけが座れる協会の注意事項 2-7
飲食・土足・危険物持ち込み・行為とも禁止協会の注意事項 2-3
撮影・携帯電話カメラ等での撮影と携帯電話等の使用を禁止協会の座席案内
応援声を発する応援・声かけを禁止協会の注意事項 2-4
座椅子持ち込み・使用できない協会の座席案内(福岡)

協会の入場券および観戦に関する詳細および注意事項は、溜席(維持員席充当分を含む)について「溜席の利用は年齢16歳以上の者のみとする」と定め、土足・飲食行為・危険物等の持ち込みを禁止しています。協会の座席案内では、カメラ等での撮影と携帯電話等の使用も禁止されています。子供連れや、食事をしながら見たい人は、はじめから枡席かイス席を選ぶことになります。服装と持ち物の細かな決まりは相撲観戦の持ち物と服装にまとめています。

維持員席に充てられる溜席

溜席のうち東京・名古屋300席、大阪305席、福岡250席が維持員席に充てられます。

協会の「維持員制度について」は「『維持員席』には土俵下の溜席を充てることとなります」とし、席数を東京・名古屋地区300席、大阪地区305席、福岡地区250席と定めています。

協会は溜席の総数を公表していないため、溜席のうち何割が維持員席かは公式の数字からは出せません。維持員と、その席に座る人たちについては東西会の記事で扱っています。

枡席(マス席)とは?1.3m四方の座敷席

枡席とは、四角く仕切った枠の中に座布団を敷く席で、国技館ではマス単位で買い、1人9,500円からです。

協会の座席案内では、1マスは1.3m四方を鉄パイプで囲み、その中に座布団を敷いた席です。精選版 日本国語大辞典「升席・枡席」も、升席・枡席を芝居小屋や相撲場などの方形に仕切った見物席と説明しています。溜席の外側に並び、国技館では1階の1〜15列目がすべて枡席です。

マスS・A・B・Cは列で決まる

国技館のマス席は、土俵から数えた列でマスS・A・B・Cの4つの等級に分かれます。

マス席列(東京)土日祝(1人)平日(1人)
マスS席1〜4列目15,000円14,000円
マスA席5〜8列目13,000円12,000円
マスB席9〜12列目10,500円10,000円
マスC席13〜15列目9,500円8,500円
列の区分は正面・向正面・東・西の4方面とも同じ(協会「お座席について(東京)」)

土日祝のマスS席とマスC席では1人5,500円の差があります。同じ等級の中では方角による値段の差はありません。

枡席の決まり

枡席では、土足・定員を超えた利用・仕切りを越えた移動が協会の決まりで禁止です。

注意事項は「土足での利用、定員数を超えた利用は禁止する」とし、桝席の仕切りを越えての利用や、隣の桝席への立ち入り・移動もできないと定めています。

座椅子は、協会の座席案内の質問への答えで「後方のお客様の観戦の妨げになる場合は、使用できません」とされています。脱いだ靴は、自分の席の後方にある収納スペースに置きます。枡席には溜席のような飲食禁止の条項はありません。相撲案内所では、お土産の付いた枡席も扱っています。お土産付きの枡席の中身と値段は相撲のお土産セットの中身と値段で並べています。

溜席と枡席の違い

溜席と枡席は、どちらも1階の座布団の席ですが、位置・買う単位・年齢・飲食の決まりが違います。

くらべる点溜席(タマリ席)枡席(マス席)
位置土俵周り(最前)溜席の外側。1〜15列目
座り方座布団に1人ずつ並ぶ1.3m四方の枠の中に座布団
買う単位1人ずつマス単位(1人マス〜6人マス)
年齢16歳以上年齢の条項は無い(4歳以上は1人分のチケットが要る)
飲食禁止溜席のような飲食禁止の条項は無い
1人あたり(東京・土日祝)20,000円9,500〜15,000円
出典:協会「入場券および観戦に関する詳細および注意事項」「お座席について(東京)」「料金表(東京)」

いちばん大きな違いは、溜席が「1人ずつ・16歳以上・飲食できない」席で、枡席が「マス単位・年齢の条項が無い・飲食の禁止条項が無い」席だという点です。土俵との距離を取るか、仲間と過ごす時間を取るかで選び分けます。

イス席とは?国技館は2階・列で等級が決まる

イス席とは、国技館2階の椅子の席で、1人単位で買え、イスSからイスDまで5つの等級があります。

協会の座席案内は、イス席を「国技館の2階にある、お席になります」とし、「席の種類ごとにお席のシートが異なります」と説明しています。1階のマス席と同じく、土俵に近い前の列ほど等級が上がります。

イスS〜Dの列と料金

イス席は2階の1〜14列目にあり、土日祝でイスS席9,500円からイスD席2,500円までです。

イス席列(2階)土日祝平日
イスS席1〜3列目9,500円9,000円
イスA席4〜6列目8,500円8,000円
イスB席7〜11列目5,500円5,000円
イスC席12〜13列目4,000円3,500円
イスD席14列目大人2,500円/子供500円同左
子供=4歳以上15歳まで。出典:日本相撲協会「料金表(東京)」「お座席について(東京)」

イスS席の土日祝9,500円は、マスC席の1人あたり9,500円と同じ額です。同じ予算で、1階のいちばん後ろの座布団の席を取るか、2階のいちばん前の椅子の席を取るかを比べられます。

子供料金はイスD席だけ

国技館で子供料金があるのはイスD席だけで、4歳以上15歳までが500円です。

協会の注意事項は「正規入場券は、1枚につき1人員とし、年齢4歳以上を1人員とする」と定めているので、4歳以上の子供はほかの席でも大人と同じ1人分のチケットが要ります。子供と一緒にマス席に座るときは、子供も人数に数えてマスの大きさを選びます。

席選びの前に知る「方角」と見え方|正面・向正面・東・西

正面はテレビで見るのと同じ向き、向正面はその逆で、行司の背中が見える側です。

国技館の座席は、正面・向正面・東・西の4方面に分かれています。協会の座席案内は、4方面それぞれの見え方を説明しています。

土俵向正面(南)テレビと逆の向き・行司の背中が見える正面(北)テレビで見るのと同じ向き東東の力士の後ろ姿が見える西西の力士の後ろ姿が見える正面の側から土俵を見た向きで描いています(見え方は日本相撲協会「お座席について」)
図2 4方面と見え方
方面協会の説明(見え方)辞書の方角
正面テレビで見るのと同じ方向土俵の北側
向正面テレビと逆の方向。行司の背中が見える土俵の南側
東東の力士の後ろ姿が見える―
西西の力士の後ろ姿が見える―
見え方:協会「お座席について(東京)」/方角:デジタル大辞泉「正面」・精選版 日本国語大辞典「向正面」

国語辞典の方角では、デジタル大辞泉「正面」が土俵の北側、精選版 日本国語大辞典「向正面」がその南側です。東の席からは東の力士の後ろ姿が見えるので、ひいきの力士の顔の側を見たいなら、その力士と反対の方面を選びます。

4会場で席の種類はどう違う?|国技館・大阪・名古屋・福岡

溜席・枡席・イス席の3種類は4会場とも共通ですが、福岡はイス席が3階で方角で等級が決まり、大阪と名古屋にはイスSS席があります。

本場所は、一月・五月・九月が東京の両国国技館、三月が大阪、七月が名古屋、十一月が福岡国際センターで開かれます。場所ごとの日程は本場所の日程とチケットの記事で確認できます。

次の九州場所(福岡国際センター)の席

次の本場所は令和8年十一月場所で、福岡国際センターで2026年11月8日に初日を迎えます。

前売りは2026年9月19日に始まっています。料金表(福岡・令和8年十一月場所)とお座席について(福岡)の内容は次のとおりです。

階席種列・方角土日祝(1人)平日(1人)
1階タマリ席土俵周り20,000円20,000円
1階マスS席1〜4列目14,000円13,000円
1〜2階マスA席5〜8列目13,000円11,000円
2階マスB席9〜10列目10,000円9,500円
2階マスC席11列目8,500円8,000円
2階らくらく2人マスC席12〜13列目9,500円9,500円
2階テーブル付きペアシート14列目9,500円9,500円
3階イスS席正面・1〜4列目6,000円5,500円
3階イスA席向正面・1〜4列目5,000円4,500円
3階イスB席東・西・1〜4列目3,000円2,500円
3階イスC席東・西・1〜4列目2,500円2,000円
出典:日本相撲協会「料金表(福岡・令和8年十一月場所)」「お座席について(福岡)」2026年9月22日確認

国技館との違いは4つあります。1つ目は、マス席が1階から2階にまたがっていることです。2つ目は、イス席が3階にあり、列ではなく方角で等級が決まることです。イスS席が正面、イスA席が向正面、イスB席とイスC席が東西で、列はどれも1〜4列目です。3つ目は、らくらく2人マスC席とテーブル付きペアシートという、2人で使う席があることです。4つ目は、イスD席が無く、最安がイスC席の平日2,000円になることです。福岡のタマリ席も「飲食は禁止です」「座椅子や正座イスの持ち込み、ご使用はできません」とされ、16歳以上に限られます。宿の探し方は九州場所の会場周辺のホテルにまとめています。

大阪・名古屋の席

大阪と名古屋にはイスSS席があり、大阪にはテーブル付2人マスもあります。

席種と料金は、協会の本場所入場料金表(PDF)から写しています。

席種大阪(土日祝/平日)名古屋(土日祝/平日)
タマリ20,000円20,000円
マスS15,000円/14,000円15,000円
マスA13,000円/12,000円13,000円/12,000円
マスB10,500円/10,000円11,000円/10,000円
マスC9,500円/8,500円10,000円/9,000円
テーブル付2人マス11,000円―
イスSS11,000円11,000円/10,000円
イスS9,000円/8,000円10,000円/9,000円
イスA7,000円/6,500円8,000円/7,000円
イスB5,500円/5,000円7,000円/6,000円
イスC4,500円/4,000円5,000円/4,500円
イスD3,500円4,000円/3,500円
1人あたり・現行料金。出典:日本相撲協会「本場所入場料金(PDF)」。大阪は令和9年から改定、名古屋は据え置き

イスSS席は、国技館と福岡には無い席種です。協会の場所ごとのページは開催が終わると次の場所の内容に置き換わるため、両会場のイスSS席が何階の何列目にあるかは、公式で確かめられる形で残っていません。この記事では位置を書かずにおきます。大阪場所の日程は大阪場所の記事、名古屋場所の宿は名古屋場所の会場周辺のホテルで扱っています。

4会場の早見表

4会場の席を、1人あたりの最高・最安と、その会場にしかない席でくらべます。

会場(場所)1人あたりの最高1人あたりの最安その会場にある席
両国国技館(一月・五月・九月場所)タマリ 20,000円イスD 大人2,500円・子供500円1人マス〜6人マス/イス席は2階
大阪(三月場所)タマリ 20,000円イスD 3,500円イスSS/テーブル付2人マス
名古屋(七月場所)タマリ 20,000円イスD 平日3,500円イスSS
福岡国際センター(十一月場所)タマリ 20,000円イスC 平日2,000円イス席は3階で方角が等級/らくらく2人マスC/ペアシート/イスDは無い
現行料金(2026年9月22日時点)。出典は各節の公式ページと本場所入場料金PDF

1人あたりの最高額は、4会場ともタマリ席の20,000円です。最安は福岡のイスC席の平日2,000円で、国技館のイスD席の大人2,500円がそれに続きます。

2027年から席の種類が変わる|マスSS席の新設

令和9年一月場所から、国技館に1〜2列目のマスSS席が新しくでき、マスS席は3〜4列目になります。

日本相撲協会は「本場所入場料金の改定について」で、「令和9年一月場所より、本場所入場料金を改定いたします」と発表しました。東京と大阪は改定、名古屋と九州は据え置きです。公式PDFには「マスSS(1〜2列目)を新規設定」「14日目、千秋楽料金を新規設定」と書かれています。

席種現行(令和8年九月場所までの東京場所)令和9年一月場所(2027年1月10日初日)から
タマリ席全日程20,000円平日25,000円/土日祝27,500円/14日目・千秋楽30,000円
マスSS席(新設)―1〜2列目。平日22,500円/土日祝24,000円/14日目・千秋楽25,000円
マスS席1〜4列目。土日祝15,000円3〜4列目へ。平日18,000円/土日祝20,000円
マスA〜C席土日祝9,500〜13,000円平日9,500〜15,000円/土日祝10,500〜16,500円
イスS〜D席2,500〜9,500円3,000〜12,000円(14日目・千秋楽は3,000〜13,000円)
東京場所・1人あたり。出典:日本相撲協会「本場所入場料金の改定について」「本場所入場料金(PDF)」

令和8年九月場所までの東京のマスS席(1〜4列目)のうち、前の2列がマスSS席として切り分けられる形です。タマリ席もこれまでの全日程同額から、平日・土日祝・14日目と千秋楽の3段階に分かれます。

次の九州場所(2026年11月)は据え置きの対象で、この記事の九州の表の料金のままです。改定が最初にかかる国技館の場所は、2027年1月10日初日の令和9年一月場所です。大阪は、次の三月場所(2027年3月14日初日)から新料金になります。座席表がどう変わるかは国技館の座席表の記事で図にしています。

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観戦に行くなら、宿とツアーを先に押さえる

チケットが取れたら、次は宿です。九州場所(令和8年11月8日〜22日)は会場の徒歩圏の宿が少なく、先に埋まります。チケット付きの観戦ツアーなら、席と案内をまとめて押さえる方法もあります。

九州場所の会場周辺の宿を見る(楽天トラベル)相撲の観戦・体験ツアーを見る(KKday)両国国技館周辺の宿を見る(楽天トラベル)

宿の選び方は九州場所の会場周辺ホテル・両国国技館周辺のホテル、ツアーは大相撲観戦ツアーの選び方にまとめています。

目的別・座席の選び方|人数・時間・列と方角で選ぶ

席は、何人で行くか、何時間座るか、どの列とどの方角から見るかの3つで決まります。

目的合う席理由
土俵の迫力を最前で見たい(16歳以上)タマリ席土俵周りの1列。飲食・撮影ができない前提で選ぶ
家族や仲間と飲み食いしながら見たいマス席(人数に合うマス)マス単位で占有できる。4人マスを2〜3人で使う手もある
子供と行くマス席かイス席溜席は16歳以上。子供料金は東京のイスD席だけ
1人で行く1人マス/イス席1人マスは列の両端にある。イス席は1人単位
長い時間座るイス席座布団に長く座るのがつらい人向き。1人単位で買える
ひいきの力士の顔の側を見たいその力士と反対の方面(東の力士なら西)協会は東の席から東の力士の後ろ姿が見えると説明している

協会の決まりで禁止されているのは定員を超えて使うことなので、2人で4人マスを買って使うこともできます。時間では、本場所は午前中から夕方の打ち出しまで続くので、座布団で長く過ごせるかを考えます。

協会の令和7年度 事業報告書(PDF)は令和7年度に年6場所・全90日間の入場券が完売したと記し、日本経済新聞(共同通信配信・2026年9月12日)は令和8年九月場所の入場券が開幕前に完売したと報じました。第1希望の席が取れなかったときのために、同じ予算で選べる別の席種を1つ決めておくと迷いません。会場で相撲を見る人たちの様子は大相撲の観客の記事にまとめています。

相撲の座席についてよくある質問

Q. 相撲でいちばん高い席はいくら?

A. 1人あたりではタマリ席(溜席)の20,000円がいちばん高い席です。

1区画の総額では、国技館のマスA席の6人マスが土日祝78,000円でいちばん高くなります。福岡のマス席は最大4人用なので、4会場で見ても区画の総額はこれが最高です。2026年9月22日時点の東京場所の料金です。令和9年一月場所からはタマリ席が平日25,000円・土日祝27,500円・14日目と千秋楽30,000円に上がります。

Q. 相撲でいちばん安い席はいくら?

A. 国技館ではイスD席の大人2,500円で、子供(4歳以上15歳まで)は500円です。

福岡国際センターではイスC席の平日2,000円が最安です。国技館のイスD席は令和9年一月場所から3,000円に上がり、14日目と千秋楽も同じ3,000円です。東京にも九州にも自由席はありません。福岡の公式は「自由席の販売はございません」と明記しています。

Q. 溜席と砂かぶりは同じ席?

A. 同じ席です。日本相撲協会の表記は「タマリ席」で、通称が「砂かぶり」です。

「溜」は土俵下の控えの場所を指す語で、砂かぶりは取組中に砂をかぶることがあることからの呼び名です。チケットや料金表に漢字の「溜席」は出てこないので、探すときはカタカナの「タマリ席」で探します。

Q. 溜席と枡席の違いは?

A. 溜席は土俵周りに1人ずつ座る最前の席、枡席はその外側の1.3m四方の枠をマス単位で買う席です。

溜席は16歳以上に限られ飲食が禁止され、枡席には溜席のような年齢と飲食の条項がありません。1人あたりの値段がいちばん近いのは国技館のマスS席(土日祝15,000円)で、タマリ席との差は5,000円です。

Q. 枡席は1人や2人でも買える?

A. 買えます。国技館には1人マスと2人マスがあり、1人マスはマスS 2〜4列目の両端などに設定されています。

2人マスはマスS 1列目両端・マスB 10〜11列目両端・マスC 15列目両端です。ただし国技館のインターネットの座席選択で選べるのは4名用・5名用・6名用に限られます。福岡にはらくらく2人マスC席とテーブル付きペアシートがあります。

Q. 溜席で飲食や撮影はできる?

A. できません。協会の注意事項は溜席の飲食を禁止し、協会の座席案内ではカメラ等での撮影を禁止しています。

携帯電話等の使用、声を発する応援、座椅子の使用もできません。維持員席に充てられた溜席も同じで、協会の注意事項は「維持員席充当分含む」と明記しています。

Q. 子供は何歳からチケットが必要?

A. 4歳以上です。協会の注意事項は「年齢4歳以上を1人員とする」と定めています。

年齢は観戦する日で数え、福岡の料金表は「観戦日に4歳以上となる方はチケットが必要です」と注記しています。子供料金があるのは国技館のイスD席だけで、4歳以上15歳までが500円です。

Q. 九州場所の席は国技館と同じ?

A. 溜席・枡席・イス席の3種類は同じですが、作りが違います。福岡のイス席は3階にあり、方角で等級が決まります。

イスS席が正面、イスA席が向正面、イスB・C席が東西です。福岡のマス席は2人用・3人用・4人用で、国技館のような5人マス・6人マスはありません。

まとめ

相撲の座席は溜席・枡席・イス席の3種類で、国技館では土俵に近い列ほど値段が上がります。

  • 相撲の座席は、土俵周りの溜席(タマリ席)、その外側の枡席(マス席)、2階(福岡は3階)のイス席の3種類
  • 国技館の1人あたりは、タマリ席20,000円がいちばん高く、イスD席の大人2,500円(子供は4歳以上15歳まで500円)がいちばん安い。1区画ではマスA席の6人マス土日祝78,000円が最高
  • 溜席は16歳以上に限られ、協会の決まりで飲食が禁止され、協会の座席案内では撮影も禁止されている。維持員席に充てられるのは東京・名古屋300席、大阪305席、福岡250席
  • 正面はテレビと同じ向き、向正面はその逆で行司の背中が見える側。東・西からはその方面の力士の後ろ姿が見える
  • 福岡はイス席が3階で方角で等級が決まり、イスD席が無い。大阪と名古屋にはイスSS席がある。令和9年一月場所から国技館にマスSS席ができる

席の種類が決まったら、次は座席表で位置を、チケットの記事で買い方を確かめます。会場への行き方は両国国技館へのアクセスで扱っています。

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