2026年(令和8年)の九州場所は、11月8日(日)に始まり11月22日(日)に終わる15日間の本場所で、会場は福岡市博多区の福岡国際センターです。日本相撲協会はこの場所の入場券について「入場券は完売しました」と告知しており、いま協会が案内している入手の手段は定価リセールです。番付発表は10月26日(月)で、九州場所を戦う顔ぶれはその日に決まります。
※本記事の日程・料金・販売状況は、日本相撲協会が「令和八年十一月場所(福岡)」として公表している内容(2026年10月5日に確認)に基づきます。前年(令和7年)の情報と書いた箇所は、その旨を明記しています。
この記事でわかること
- 2026年九州場所の初日・千秋楽・番付発表日と、日ごとの開場時刻
- 九州場所・十一月場所・福岡場所が同じ15日間を指すこと
- 博多駅・天神から福岡国際センターへ行く西鉄バスの乗り場と系統
- 席の並びと料金、らくらく2人マスC席・キッズ/シニア席の中身
- 完売後に使える定価リセールと、当日券・自由席の扱い
- 相撲部屋の宿舎の探し方と、九州場所の歴史・優勝者
九州場所とは|毎年11月、福岡国際センターで開く本場所
九州場所は、毎年11月に福岡国際センターで15日間開かれる大相撲の本場所で、年6場所のうち九州で開く唯一の場所です。
本場所について、デジタル大辞泉は「力士の地位・給金を決定する番付作成の基準となる正式の場所」と説明し、11月の九州場所(福岡)を年6回のうちの1つに挙げています。福岡で、番付に響く取組を見られるのは、この11月の15日間です。
本場所のほかに、力士が各地を回る巡業もあります。世界大百科事典は「11月場所後は九州から四国を回る」と書いており、九州場所が終わったあとの巡業は勝ち負けが番付に関わらない興行です。本場所と巡業の違いは「大相撲の巡業とは」にまとめています。
九州場所・十一月場所・福岡場所は同じ15日間
日本相撲協会の正式な場所名は「十一月場所」で、九州場所・福岡場所はどちらも同じ15日間を指す呼び名です。
協会の入場券ページの見出しは「令和八年十一月場所(福岡)入場券情報」です。この記事で引いた時事通信・日本経済新聞・西日本スポーツの記事は「九州場所」と書いています。検索では「福岡場所」「大相撲 福岡場所」という言い方も使われています。当サイトがGoogle広告のキーワードデータで調べたところ(2026年10月5日取得・直近12か月の月平均)、「福岡場所」の月間平均検索数は1,600、「大相撲 福岡場所」は590でした。どの名前で調べても、指している場所は1つです。
年6場所のなかの九州場所
九州場所は年6場所の最後に開く11月の場所です。1年の締めくくりで、ここでの成績が翌年1月場所の番付のもとになります。
| 場所の正式名 | 呼び名 | 月 | 会場(令和8年) |
|---|---|---|---|
| 一月場所 | 初場所 | 1月 | 国技館 |
| 三月場所 | 春場所・大阪場所 | 3月 | エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) |
| 五月場所 | 夏場所 | 5月 | 国技館 |
| 七月場所 | 名古屋場所 | 7月 | IGアリーナ |
| 九月場所 | 秋場所 | 9月 | 国技館 |
| 十一月場所 | 九州場所・福岡場所 | 11月 | 福岡国際センター |
会場の名前は日本相撲協会の「本場所・巡業日程」の令和8年の表によります。6場所の呼び名と月の決まり方は「本場所とは?」、3月の場所は「大阪場所はいつ?」で詳しく扱っています。
九州場所2026の日程|初日11月8日、千秋楽11月22日
2026年の九州場所は11月8日(日)が初日、11月22日(日)が千秋楽の15日間です。前売りは9月19日(土)に始まりました。
日本相撲協会の「本場所・巡業日程」には、令和8年十一月場所について4つの日付が載っています。前売り開始が9月19日(土)、番付発表が10月26日(月)、初日が11月8日(日)、千秋楽が11月22日(日)です。会場の欄は福岡国際センターです。
15日間のうち土曜・日曜にあたるのは、初日(8日)、7日目(14日)、中日(15日)、14日目(21日)、千秋楽(22日)の5日です。会期中に祝日はありません。マス席とイス席は平日と土日祝で料金が違うので、日を選ぶときは曜日も見ておくと料金の見当がつきます。
番付発表は10月26日、顔ぶれはその日に決まる
九州場所の番付は10月26日(月)に発表されます。2026年10月5日時点で、協会の番付表に出ているのは九月場所のものです。
番付は前の場所の成績をもとに編成され、発表されるまで公表されません。協会の番付表のデータは、2026年10月5日に確かめた時点で九月場所の番付を返しており、十一月場所の番付はまだありません。秋場所の成績から地位の上がり下がりを見通した記事は「大相撲の番付予想【2026年九州場所】」、発表後の番付は「大相撲の番付表・最新版」で確かめられます。
15日間の曜日と開場時刻
開場は初日から12日目までが8時45分、13日目と14日目が10時30分、千秋楽が10時00分です(協会の日程表)。
| 日目 | 日付 | 曜日 | 開場 |
|---|---|---|---|
| 初日 | 11月8日 | 日 | 8:45 |
| 2日目 | 11月9日 | 月 | 8:45 |
| 3日目 | 11月10日 | 火 | 8:45 |
| 4日目 | 11月11日 | 水 | 8:45 |
| 5日目 | 11月12日 | 木 | 8:45 |
| 6日目 | 11月13日 | 金 | 8:45 |
| 7日目 | 11月14日 | 土 | 8:45 |
| 中日(8日目) | 11月15日 | 日 | 8:45 |
| 9日目 | 11月16日 | 月 | 8:45 |
| 10日目 | 11月17日 | 火 | 8:45 |
| 11日目 | 11月18日 | 水 | 8:45 |
| 12日目 | 11月19日 | 木 | 8:45 |
| 13日目 | 11月20日 | 金 | 10:30 |
| 14日目 | 11月21日 | 土 | 10:30 |
| 千秋楽 | 11月22日 | 日 | 10:00 |
日付と開場時刻は協会の「令和八年十一月場所(福岡)入場券情報」の日程表によります。序ノ口から始まる取組の時刻や幕内土俵入りの時刻は、協会の九州場所のページには載っていません。1日の進み方の目安は「大相撲の一日のスケジュール完全ガイド」にまとめています。
2027年は11月14日〜28日、前売りは9月18日
2027年(令和9年)の九州場所は11月14日(日)〜28日(日)の予定で、前売りの開始は9月18日(土)です。
協会の同じ日程表には、翌年の令和9年十一月場所も載っています。番付発表は11月1日(月)、会場は福岡国際センターです。2026年の場所に行けなかった人は、まずこの前売り開始日を目安にできます。
会場は福岡国際センター|博多駅・天神から西鉄バスで行く
会場の福岡国際センターは福岡市博多区築港本町2の2にあり、協会は博多駅・天神からの西鉄バスで行き方を案内しています。
日本相撲協会の九州場所の観戦ガイド(アクセス)に載っている行き方は、次の西鉄バスです。鉄道の駅からの徒歩経路は、協会のアクセス案内には書かれていません。
| 出発 | 乗り場 | 系統(行き先) | 降りるバス停 |
|---|---|---|---|
| 博多駅 | 福岡センタービル前Fのりば | 88番(中央ふ頭行) | 国際会議場・サンパレス前 |
| 博多駅 | 福岡センタービル前Fのりば | 99番(博多ふ頭行) | 国際センター・サンパレス前 |
| 天神 | 天神ソラリアステージ前2Aのりば | 80番(中央ふ頭行) | 国際センター・サンパレス前 |
| 天神 | 天神ソラリアステージ前2Aのりば | 90番(博多ふ頭行) | 博多ふ頭入口 |
| 天神 | 天神ソラリアステージ前2Aのりば | 25番(貝塚駅行) | 博多ふ頭入口または石城町 |
バス停の名前は系統によって違います。乗る前に、自分の系統がどのバス停に止まるかを確かめておくと降り損ねません。会場の近くで宿を取るなら「九州場所の会場周辺ホテル」に、博多駅・天神・中洲ごとの宿の選び方を載せています。
駐車場は無く、再入場は17時まで
協会の観戦ガイドによると会場に駐車場は無く、再入場は17時までなら何度でもできます(令和7年10月25日現在の情報)。
同じ観戦ガイドには「座席での飲食は可能です。ただしタマリ席は不可。」ともあります。団体向けの案内でも「福岡国際センターにはバスの駐車場はございません」と書かれているので、車で行く予定の人は公共交通に切り替える前提で計画を立てる必要があります。座布団に長く座るマス席の服装や持ち物は「相撲観戦の持ち物リストと服装」が参考になります。
大相撲のときの席数は約7,000
福岡市の議会向け資料は、福岡国際センターの大相撲での収容人数を約7,000人としています。数字は出典ごとに少し違います。
| 出典 | 書かれている数字 | 何の数字か |
|---|---|---|
| 福岡市 経済観光文化局の報告資料(2026年9月) | 約7,000人 | 大相撲のときの収容人数 |
| Wikipedia「本場所」 | 6,976人(2022年) | 九州場所の定員 |
| フクリパ(2025年11月) | 6,976人 | 九州場所の定員 |
| Wikipedia「福岡国際センター」 | 最大10,000人 | 施設全体の最大(1階仮設6,000・2階可動2,500・3階固定1,500) |
最大10,000人は、催しに合わせて仮設席を組んだときの施設全体の数字です。大相撲で使う席の数を指しているのは、約7,000人と6,976人のほうです。
九州場所の席と料金|タマリ席20,000円からイスC席2,000円まで
1人あたりの料金は、いちばん高いタマリ席が20,000円、いちばん安いイスC席が平日2,000円です(税込み)。
| 席種 | 場所(列) | 人数 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|---|---|
| タマリ席 | 1階・土俵のまわり | 1人用 | 20,000円 | 20,000円 |
| マスS席 | 1階(1〜4列目) | 4人用 | 52,000円 | 56,000円 |
| マスS席 | 1階(1〜4列目) | 2人用 | 26,000円 | 28,000円 |
| マスA席 | 1〜2階(5〜8列目) | 4人用 | 44,000円 | 52,000円 |
| マスA席 | 1〜2階(5〜8列目) | 3人用 | 33,000円 | 39,000円 |
| マスA席 | 1〜2階(5〜8列目) | 2人用 | 22,000円 | 26,000円 |
| マスB席 | 2階(9〜10列目) | 4人用 | 38,000円 | 40,000円 |
| マスB席 | 2階(9〜10列目) | 2人用 | 19,000円 | 20,000円 |
| マスC席 | 2階(11列目) | 4人用 | 32,000円 | 34,000円 |
| マスC席 | 2階(11列目) | 3人用 | 24,000円 | 25,500円 |
| らくらく2人マスC席 | 2階(12〜13列目) | 2人用 | 19,000円 | 19,000円 |
| テーブル付きペアシート | 2階(14列目) | 2人用 | 19,000円 | 19,000円 |
| イスS席 | 3階・正面 | 1人用 | 5,500円 | 6,000円 |
| イスA席 | 3階・向正面 | 1人用 | 4,500円 | 5,000円 |
| イスB席 | 3階・東西 | 1人用 | 2,500円 | 3,000円 |
| イスC席 | 3階・東西 | 1人用 | 2,000円 | 2,500円 |
料金は日本相撲協会の十一月場所の入場料金によります。マス席はマス単位の販売で、表の金額は1マスの料金です。国技館・大阪・名古屋と並べた値段の比較や、席種ごとの買い方は「大相撲チケットの値段一覧」で扱っています。
座席の並び|1階・2階がマス席、3階がイス席
土俵のまわりの1階にタマリ席とマスS席、1〜2階にマスA席、2階にマスB・C席など、3階にイス席が並びます。
協会の座席の説明では、1マスは「1.3m四方に鉄パイプで囲んだ中に座布団を敷いたお座席」です。座席は正面・向正面・東・西の4方面に分かれ、正面はテレビ中継と同じ向き、向正面はその逆で行司の背中が見え、東・西は力士の後ろ姿が見える位置になります。イス席は「福岡国際センターの3階にある」席で、イスS席が正面、イスA席が向正面、イスB・C席が東西です。
協会は座席図をPDFでも出しています(福岡国際センター 座席図)。タマリ席・マス席・イス席の違いを会場をまたいで比べるなら「相撲の座席の種類」、国技館の列の数え方は「国技館の座席表」が参考になります。
らくらく2人マスC席は4人用の広さを2人で使う席
らくらく2人マスC席は、4人用サイズのマス席を2人で使う席で、料金は曜日を問わず19,000円です。
協会のお得なチケットのページは「4人用サイズのマス席を、2人用で贅沢にお使いいただけます!」と説明し、場所は「マスC席の12~13列目」としています。料金表のなかには「(通常2人用)」と書かれた欄もありますが、席の説明ページは4人用サイズと明記しています。1マス1.3m四方に4人で座ると窮屈ではないか、と気になる2人組が選ぶ席です。
すぐ後ろの14列目には、テーブル付きペアシートがあります。協会の説明は「お2人用のテーブル付きイス席」で、料金は同じ19,000円、飲食物は料金に含まれません。座布団より椅子のほうが楽な人に向く席です。
子どもとシニアの席
観戦日に4歳以上の人はチケットが必要で、タマリ席は16歳以上しか使えません。子ども連れ向けの割安なマス席もあります。
| 席種 | 料金(1マス) | 1人あたり | 対象 |
|---|---|---|---|
| 4人キッズ/シニアマスB席 | 24,000円 | 6,000円 | 15歳以下か60歳を超えた人がグループにいる |
| 4人キッズ/シニアマスC席 | 20,000円 | 5,000円 | 同上 |
どちらも平日・土日祝で同じ料金で、対象は全15日間です。協会は「先行抽選での受付はございません」「どの販売所でも、座席選択はできません」と書いています。3歳以下の子どもは通常入場券なしで入れますが、協会は「3歳以下のお子様1人+大人の方」の組み合わせでは、3歳以下の子どももキッズ席のチケットが必要としています。2026年は入場券が完売しているので、これらの席は来年以降に向けた目安として見てください。
2027年1月の値上げは九州は対象外
報道では、2027年1月からの入場料金の値上げは東京と大阪が対象で、九州場所の料金は改定されません。
東京スポーツ(2026年7月30日)は、2027年1月からの料金改定は東京・大阪だけで、名古屋と九州は「改定しない」と報じました。2027年の九州場所の料金は、前売りの前に協会の料金表で確かめてください。
2026年の入場券は完売|いま使えるのは定価リセール
協会は2026年の九州場所の入場券について「入場券は完売しました」と告知し、定価リセールサービスを案内しています。
協会の「令和八年十一月場所(福岡)入場券情報」の告知は「入場券は完売しました。定価リセールサービスは」と続き、リセールの案内へ進む作りです。定価リセールは、名前のとおり券を定価で売り買いする仕組みで、受付はチケット大相撲の定価リセールの案内にまとまっています。協会が2026年の九州場所で案内している入手の手段は、この定価リセールです。
販売はファンクラブ先行から一般発売まで5段階
2026年の九州場所は、ファンクラブの先行抽選2回と販売サイトの先行抽選2回を経て、9月19日に一般発売されました。
協会の十一月場所のチケットの購入方法によると、一般発売の窓口はチケット大相撲、チケットぴあ(Web)、セブン-イレブン店頭、電話予約受付の4つでした。協会は「ローソン、ミニストップ、ファミリーマートでの販売はございません」と書いており、コンビニで買えるのはセブン-イレブンだけです。タマリ席は「チケットぴあ(Web)では販売いたしません」とされています。
当日券は売らない、自由席も無い
協会は「前売りで完売した場合、当日の販売はございません」としており、2026年の九州場所は自由席も販売しません。
購入方法のページには「※当日券販売は未定です」とあり、続けて「前売りで完売した場合、当日の販売はございません。」と書かれています。2026年は前売りで完売しているので、この条件に当たります。料金表にも「※令和8年十一月場所での自由席販売はございません。」とあり、券を持たずに会場へ行っても入れる席はありません。
来年に向けて覚えておく日付
2027年の九州場所の前売り開始は9月18日(土)です。2026年は、その約5週間前にファンクラブの先行抽選が始まりました。
2026年の流れでは、ファンクラブの一次先行抽選の受付が8月14日(金)に始まり、一般発売の9月19日までに4回の抽選がありました。2027年も同じ順番になるかは協会の発表を待つ必要があるので、夏に入ったら協会の十一月場所の入場券情報を確認するのが確実です。宿と観戦券を一緒に手配したい人は、旅行会社のパックを扱った「大相撲観戦ツアーとは?」も参考になります。
チケットがなくても楽しめる会場前の広場
令和7年(2025年)の九州場所では、会場前広場のキッチンカーを入場券がなくても使えました。2026年の内容はまだ載っていません。
協会の九州場所の観戦ガイド(会場で楽しむ)は、冒頭に「※掲載情報は令和7年十一月場所の情報です」と断ったうえで、次の催しを載せています。
| 催し(令和7年の情報) | 場所・時間 | 料金・条件 |
|---|---|---|
| キッチンカー | 会場前広場・11:00〜17:00(千秋楽は15:30まで) | 入場券がなくても利用できる |
| 九州観光と物産展 | 1階正面外・10:00〜17:00(千秋楽は15:30まで) | 記載なし |
| 梅ヶ枝餅の実演販売 | 記載なし | 1個180円 |
| お荷物預かり | 記載なし | 1,000円 |
| 大相撲九州場所パノラマ新聞(特別号外) | 場内 | 来場者全員に配布 |
令和8年の催しは、この記事の確認時点(2026年10月5日)ではまだ公表されていません。会場の楽しみ方全体は「大相撲観戦の楽しみ方」にまとめています。
相撲部屋の宿舎|福岡県内の寺社などに部屋ごとに置かれる
相撲部屋は九州場所の間、福岡県内などの寺社に宿舎を置きます。協会のサイトに宿舎の一覧は見当たりません。
2026年10月5日時点で、宿舎の場所をまとめているのは民間のサイトです。o-sumo.site の「九州場所・宿舎一覧(2025年)」は44部屋を住所と確認時期つきで、はてなブログの「2025年大相撲九州場所宿舎一覧」は45部屋を部屋のSNSや報道を根拠に載せています。下の表は、そのうち寺社に宿舎を置いた例です。どれも2025年時点の民間の一覧によるもので、2026年の宿舎ではありません。
| 部屋 | 宿舎(2025年時点) | 所在地 |
|---|---|---|
| 伊勢ヶ濱部屋 | 太宰府天満宮 | 太宰府市 |
| 九重部屋 | 鳥飼八幡宮 | 福岡市中央区 |
| 浅香山部屋 | 筑前國一之宮 住吉神社 | 福岡市博多区 |
| 安治川部屋 | 水天宮總本宮 | 久留米市 |
| 高砂部屋 | 成道寺 | 福岡市中央区唐人町 |
| 阿武松部屋 | 古賀神社 | 古賀市 |
| 時津風部屋 | 岩崎神社 | 志免町 |
| 玉ノ井部屋 | 道林寺 | 須恵町 |
| 木瀬部屋 | 瀧光徳寺 | 佐賀県基山町 |
宿舎は年によって変わることがあります。2026年の宿舎は、各部屋のホームページやSNSの告知で確かめてください。木瀬部屋のように福岡県の外に置く部屋もあります。
朝稽古の見学は部屋ごとの告知で決まる
朝稽古を見学できるかどうかは部屋ごとに違い、日時や人数も各部屋や地元の告知で決まります。
一例として、2025年11月3日には浅香山部屋が宿舎の住吉神社で朝稽古の見学会と交流会を開きました。地域の情報サイト「博多の街」の告知では、7時〜9時が自由見学、9時から交流会で、交流会は定員30人・無料でした。見学を考えている人は、場所の前に部屋の告知を追うのが確実です。
九州場所の歩み|1957年に本場所へ、会場は3か所目
九州場所は1955年からの2年間の準場所を経て、1957年に本場所になりました。会場は今の福岡国際センターで3か所目です。
| 年 | できごと | 出典 |
|---|---|---|
| 1930年10月 | 九州で初めての大相撲の本場所が福岡市で開かれる | Wikipedia「本場所」・フクリパ |
| 1955〜1956年 | 準場所として開かれる | Wikipedia「本場所」 |
| 1957年 | 本場所に昇格。会場は福岡スポーツセンター(〜1973年) | 世界大百科事典・Wikipedia「本場所」 |
| 1974年 | 九州電力記念体育館へ移る(〜1980年) | Wikipedia「本場所」 |
| 1981年 | 福岡国際センター(1981年10月開業)で開くようになる | Wikipedia「福岡国際センター」 |
| 2020年 | 11月場所を両国国技館で開く | 相撲レファレンス |
| 2026年9月 | 福岡市が福岡国際センターの建て替えの方向での検討を報告 | 福岡市議会の報告資料 |
世界大百科事典は、地方の本場所が「1953年に大阪,57年に九州福岡,58年に名古屋」に置かれたと書いています。福岡の民間メディアのフクリパは、福岡国際センターを「大相撲九州場所のために建設された施設」と紹介しています。
2022年の札止め1日から、2024年・2025年の満員札止めへ
西日本スポーツによると、2022年の札止めは千秋楽の1日だけでしたが、2024年は全15日が札止め、2025年も満員札止めでした。
| 年 | 札止め・満員御礼 | 出典 |
|---|---|---|
| 2017年 | 札止め14日 | 西日本スポーツ(2023年11月) |
| 2018年 | 札止め8日 | 同上 |
| 2019年 | 札止め6日 | 同上 |
| 2022年 | 札止めは千秋楽の1日、満員御礼3日 | 同上 |
| 2023年 | 4年ぶりに全15日満員御礼、札止めは5日 | 同上 |
| 2024年 | 場所前に15日間の入場券が完売、28年ぶり | 読売新聞・日本経済新聞(2024年11月) |
| 2025年 | 「2年連続で満員札止め」(日数の記載なし) | 西日本スポーツ(2025年11月) |
日本経済新聞は2024年について、年6場所の90日すべてが札止めになるのは1996年以来28年ぶりと報じました。2025年は、九州場所担当の浅香山親方が「2年連続で満員札止め」と報告しています。2026年も前売りで完売しました。
九州場所の優勝者|直近10年と最多の9回
九州場所の最多優勝は白鵬と千代の富士の9回です。2025年は関脇の安青錦が決定戦を制して初優勝しました。
| 年 | 優勝力士 | 地位 | 成績 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年 | 鶴竜 | 横綱 | 14勝1敗 | |
| 2017年 | 白鵬 | 横綱 | 14勝1敗 | |
| 2018年 | 貴景勝 | 小結 | 13勝2敗 | |
| 2019年 | 白鵬 | 横綱 | 14勝1敗 | |
| 2020年 | 貴景勝 | 大関 | 13勝2敗 | 両国国技館で開催。照ノ富士との決定戦 |
| 2021年 | 照ノ富士 | 横綱 | 15戦全勝 | |
| 2022年 | 阿炎 | 前頭9枚目 | 12勝3敗 | 高安・貴景勝との巴戦で2連勝 |
| 2023年 | 霧島 | 大関 | 13勝2敗 | |
| 2024年 | 琴櫻 | 大関 | 14勝1敗 | |
| 2025年 | 安青錦 | 関脇 | 12勝3敗 | 豊昇龍との決定戦 |
表は相撲レファレンスの幕内優勝の一覧によります。同じ一覧で1957年から2025年の11月場所69回を数えると、優勝回数は白鵬(2007〜2012年・2014年・2017年・2019年)と千代の富士(1981〜1988年・1990年)が9回で並び、大鵬が7回、朝青龍が4回、武蔵丸・曙・輪島が3回です。
2025年の安青錦は、時事通信によると千秋楽の本割で大関琴櫻を破り、12勝3敗で並んだ横綱豊昇龍との決定戦を制しました。日本相撲協会は場所後の2025年11月26日、安青錦の大関昇進を発表しています。
福岡国際センターは建て替えの検討が始まった
福岡市は2026年9月の市議会委員会への報告で、福岡国際センターを移転の可能性も含めて建て替える方向で検討すると示しました。
福岡市経済観光文化局の経済振興委員会への報告資料は、福岡国際センターについて「既存施設の改修のみでは抜本的な課題解決が困難な状況にあることから、建替えの方向で検討を進めていく。」と書き、「移転の可能性を含め検討を進めていく。」としています。開業は1981年10月で、資料は福岡サンパレスとあわせて「供用後45年を迎える」と説明しています。
完成の時期、費用、移転先は、この資料と報道で確認できる範囲では示されていません。2026年と2027年の九州場所は、協会の日程表で福岡国際センターが会場です。
2026年九州場所を見る前に押さえる秋場所の結果
直前の2026年秋場所は、横綱大の里が12勝3敗で6度目の優勝を果たしました。九州場所の番付はこの結果をもとに作られます。
日本経済新聞によると、大の里は千秋楽に大関安青錦との相星決戦を制しました。安青錦は11勝で、2場所連続の優勝はなりませんでした。日本相撲協会の発表では、三賞は敢闘賞が新関脇の藤ノ川(11勝4敗)と前頭三枚目の美ノ海(10勝5敗)で、殊勲賞と技能賞は該当なし、十両優勝は北の若(11勝4敗)です。
秋場所千秋楽の取組と三賞は「秋場所千秋楽の結果」で振り返れます。この結果が九州場所の番付にどう映るかは、10月26日の番付発表で確定します。
よくある質問
Q. 福岡場所と九州場所は違う場所ですか?
A. 同じ場所です。日本相撲協会の正式名は「十一月場所」なので、協会のサイトで日程や入場券を探すときは「十一月場所(福岡)」の表記を目印にすると見つけやすくなります。
Q. 2026年の九州場所に当日券はありますか?
A. ありません。協会は「前売りで完売した場合、当日の販売はございません」としており、2026年は前売りで完売しています。12名以上の団体向けの前売りも、協会の団体のページで「全日程全席満席の為、申込受付終了しました」となっています。
Q. 子どもにもチケットは要りますか?
A. 観戦日に4歳以上なら必要です。3歳以下は通常入場券なしで入れますが、「3歳以下の子ども1人と大人」の組み合わせではキッズ席のチケットが必要です。4歳〜18歳の学生向けの特別割引の案内は、協会の十一月場所の団体申込のページに載っています。
Q. タマリ席で飲食や写真撮影はできますか?
A. できません。協会の座席の説明では、タマリ席は飲食禁止で、カメラ等での撮影と携帯電話等の使用も禁止です。座椅子や正座イスの持ち込みもできず、利用は16歳以上に限られます。
Q. マス席に座椅子は使えますか?靴はどこに置きますか?
A. 座椅子は、後ろの席の人の観戦の妨げになる場合は使えません。靴は自分の席の後方に収納スペースがあると協会は説明しています。車イスに乗ったままのマス席での観戦はできません。
Q. 九州場所の間に相撲部屋の朝稽古は見られますか?
A. 部屋によります。2025年には浅香山部屋が宿舎の住吉神社で見学会を開きましたが、どの部屋でも見られるわけではありません。2026年の宿舎と見学の可否は、場所の前に出る各部屋の告知で確かめてください。
Q. 記念撮影やお酒が付いた席はありますか?
A. 令和8年の料金表には企画付きの席が2種類あります。関取と記念撮影ができる「赤ちゃん抱っこ撮影付4人マスA席」(平日44,000円)と、缶ビール4本の引換券が付く「オリオンビール飲めマスB席」(平日38,000円)で、どちらも2日目〜6日目が対象です。2026年は入場券が完売しています。
まとめ|九州場所へ行く前に押さえる4つ
九州場所2026は11月8日〜22日、福岡国際センターで開かれ、入場券は完売しています。行く前に押さえるのは次の4つです。
- 日程は11月8日(日)〜22日(日)。番付発表は10月26日(月)、開場は日によって8:45・10:30・10:00
- 会場へは博多駅(Fのりば)・天神(2Aのりば)から西鉄バス。駐車場は無い
- 入場券は完売。当日券・自由席は無く、協会が案内する手段は定価リセール
- 2027年は11月14日〜28日で、前売りは9月18日(土)から
席種と値段を他の会場と比べるなら「大相撲チケットの値段一覧」、6場所の日程を通して見るなら「大相撲の場所とチケット完全ガイド」が次の一歩になります。
参考情報
- 日本相撲協会「本場所・巡業日程」
- 日本相撲協会「令和八年十一月場所(福岡)入場券情報」
- 日本相撲協会 十一月場所の入場料金
- 日本相撲協会 十一月場所の座席の説明
- 日本相撲協会 十一月場所のお得なチケット
- 日本相撲協会 十一月場所のチケットの購入方法
- 日本相撲協会 九州場所の観戦ガイド(アクセス)
- 日本相撲協会 九州場所の観戦ガイド(観戦の注意)
- 日本相撲協会 九州場所の観戦ガイド(会場で楽しむ)
- 日本相撲協会 優勝力士・三賞の一覧
- チケット大相撲 定価リセールの案内
- 福岡市 経済観光文化局 経済振興委員会への報告資料(2026年9月)
- コトバンク「本場所」(デジタル大辞泉)
- コトバンク「相撲」(改訂新版 世界大百科事典)
- Wikipedia「本場所」
- Wikipedia「福岡国際センター」
- 相撲レファレンス 幕内優勝の一覧
- フクリパ(2025年11月8日の記事)
- 時事通信(2025年11月24日)
- 日本相撲協会 安青錦の大関昇進のお知らせ(2025年11月26日)
- 読売新聞(2024年11月3日)
- 日本経済新聞(2024年11月2日)
- 西日本スポーツ(2023年11月26日)
- 西日本スポーツ(2025年11月25日)
- 東京スポーツ(2026年7月30日)
- 日本経済新聞(2026年9月27日)
- o-sumo.site「九州場所・宿舎一覧(2025年)」
- はてなブログ「2025年大相撲九州場所宿舎一覧」
- 博多の街(浅香山部屋の朝稽古見学会の告知)

