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金峰山とは?読み方・本名・年齢と成績|カザフスタン出身初の関取、秋場所は朝乃山に敗れ3敗

金峰山とは?読み方・本名・年齢と成績|カザフスタン出身初の関取、秋場所は朝乃山に敗れ3敗

金峰山晴樹(きんぼうざん はるき)は、木瀬部屋に所属するカザフスタン・アルマティ出身の幕内力士です。1997年6月24日生まれの29歳で、194.0cm・181.0kg。本名はバルタグル・イェルシンといいます。母国では柔道に打ち込み、中日スポーツによると相撲を始めたのは来日した18歳から(協会公式の力士アンケートでは19歳と回答)。日本大学を経て2021年11月場所に三段目付出で初土俵を踏み、カザフスタン出身で初めての関取になりました。2026年9月の秋場所は西前頭十枚目で10日目まで8勝2敗と優勝争いに加わっていましたが、11日目に朝乃山に寄り切られて3敗目を喫し、首位の横綱・大の里と2差に開きました。この記事では、協会公式プロフィールの数字、しこ名の由来、日大から関取になるまでの道のり、2025年初場所の優勝決定ともえ戦、そして秋場所の星の流れを出典付きで整理します。

この記事の数字について

この記事の成績・番付は、日本相撲協会公式プロフィールの令和8年(2026年)九月場所 十一日目時点の値(2026年9月23日取得)と、11日目(9月23日)までの報道にもとづいています。秋場所は開催中のため、12日目以降の勝敗はこの記事では扱いません。日々の決まり手はYahoo!スポーツナビの取組結果で照合しました。

この記事でわかること

  • 金峰山の読み方・本名・年齢・身長体重と、力士アンケートで答えた素顔
  • しこ名の由来(師匠の故郷・熊本の山と、宮本武蔵の縁)
  • 2026年秋場所の星の流れと、11日目に朝乃山に敗れて3敗になった一番
  • 柔道から来日後に相撲を始め、入門5場所で十両になるまでの道のり
  • 2025年初場所の優勝決定ともえ戦と、幕内での番付の上下
目次

金峰山とは|読み方・本名・年齢・身長体重の基本プロフィール

金峰山は「きんぼうざん」と読み、本名はバルタグル・イェルシン、木瀬部屋の西前頭十枚目で29歳です。

しこ名は金峰山晴樹と書きます。出身地はカザフスタンのアルマティで、2026年9月場所の番付は西前頭十枚目。日本相撲協会の公式プロフィールに載っている基本情報は次のとおりです。和暦で書かれている日付は西暦に直しています。

項目内容
しこ名金峰山 晴樹(きんぼうざん はるき)
本名バルタグル・イェルシン
生年月日1997年(平成9年)6月24日(29歳)
出身地カザフスタン・アルマティ
身長・体重194.0cm・181.0kg
所属部屋木瀬部屋
得意技突き・押し
初土俵2021年(令和3年)11月場所(三段目百枚目格付出)
新十両2022年(令和4年)9月場所
新入幕2023年(令和5年)3月場所
最高位前頭三枚目
2026年9月場所の番付西前頭十枚目

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール「金峰山 晴樹」(令和8年九月場所 十一日目時点、2026年9月23日取得)

ほかの関取の読み方や所属部屋とあわせて見るなら、現役力士一覧にまとめています。

しこ名の由来|師匠の故郷・熊本の「金峰山」

しこ名は、師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)の地元である熊本の名山「金峰山」から取られました。

中日スポーツ(2025年1月18日)によると、金峰山の山麓には、宮本武蔵が晩年に「五輪書」を記したと伝わる洞窟があります。本人は五輪書を読んだことはないものの、侍には好感を抱いていると話し、「どんな時でも落ち着いている印象」と語っています。2023年の九州場所前には初めて実際の山へ足を運び、標高665メートルと知って拍子抜けしたことを、良い思い出として振り返っています。

※出典:中日スポーツ「金峰山、”宮本武蔵パワー”で7連勝」(2025年1月18日)

力士アンケートでわかる素顔|座右の銘は「まぁまぁね」

協会公式の力士アンケートでは、相撲を始めた年齢を19歳、好きな食べ物を寿司、趣味をサウナと答えています。

好きな映画には「ワイルド・スピード」、応援しているスポーツには総合格闘技の「UFC」を挙げました。座右の銘は「まぁまぁね」です。なお、相撲を始めた年齢は公式アンケートでは19歳、中日スポーツの記事では「来日した18歳から」となっており、数え方が1年ずれています。この記事では両方をそのまま載せています。

質問金峰山の答え
相撲を始めた年齢19歳
好きな食べ物寿司
趣味・マイブームサウナ
好きな漫画・アニメ・映画ワイルド・スピード
応援しているチーム・選手UFC
座右の銘・好きな言葉まぁまぁね

アンケートの答えは短いものが多く、土俵の外での素顔は、報道で語られた言葉とあわせて読むと見えてきます。

2026年秋場所の金峰山|11日目に朝乃山に敗れて3敗、首位と2差に

金峰山は秋場所11日目に朝乃山に寄り切られて8勝3敗となり、1敗の大の里との差が2に開きました。

11日目を終えて2敗の力士はいなくなり、1敗は横綱・大の里ただ一人です。3敗には安青錦、熱海富士、藤ノ川、美ノ海、朝乃山、金峰山の6人が並びました(スポーツ報知・読売新聞オンライン)。初日からの星の流れは次のとおりです。

日対戦相手勝敗決まり手通算
初日王鵬○寄り切り1勝0敗
2日目若元春○押し出し2勝0敗
3日目獅司●寄り切り2勝1敗
4日目正代○寄り切り3勝1敗
5日目朝白龍●寄り切り3勝2敗
6日目朝紅龍○送り出し4勝2敗
7日目阿炎○押し出し5勝2敗
8日目藤青雲○寄り切り6勝2敗
9日目千代翔馬○押し倒し7勝2敗
10日目寿之富士○下手投げ8勝2敗
11日目朝乃山●寄り切り8勝3敗
12日目安青錦(大関)―――

※出典:日本相撲協会公式 力士プロフィール(星取表)、Yahoo!スポーツナビ 秋場所の取組結果(初日〜11日目、2026年9月23日取得)

表のとおり、5日目までは3勝2敗と星が伸びませんでしたが、6日目から10日目まで5連勝して優勝争いに加わりました。8つの白星のうち寄り切りが3つ、押し出しが2つで、前に出る相撲で白星を重ねてきた場所です。

11日目の朝乃山戦|左上手を取ったが一気に寄り切られた

金峰山は右をのぞかせて左上手を取りましたが、一気に出てきた朝乃山の勢いを止められず寄り切られました。

スポーツ報知は「完敗」と伝え、昨年初場所の優勝決定ともえ戦で逃した初賜杯の雪辱を果たしたかったが「一歩後退となった」と書いています。勝った朝乃山は8勝目で2場所連続の勝ち越しを決め、取組後に「相手は優勝争いに絡んでいたし、突き押しを警戒した。しっかり踏み込めたからこそ、相手に圧力をかけられて自分の形になった」と話しました(東スポWEB)。

2人の対戦成績について、日刊スポーツは取組前の時点で「過去5度の対戦で1勝4敗」、スポーツ報知は「過去1勝3敗」と伝えており、数字が食い違っています。協会公式プロフィールの過去の星取表では、2023年1月場所(十両)、2024年1月場所、2026年1月・3月・5月場所の5場所で対戦が組まれています。朝乃山の経歴や大関からの二度の転落と復活は、朝乃山の力士ページで詳しく解説しています。

※出典:スポーツ報知「金峰山が3敗目 朝乃山に敗れ、優勝争いから後退」(2026年9月23日)、東スポWEB(2026年9月23日)、日刊スポーツ(2026年9月22日)

10日目は寿之富士を下手投げ|5連勝で2場所連続の勝ち越し

10日目は新入幕の寿之富士を下手投げで破り、6日目からの5連勝で2場所連続の勝ち越しを決めました。

194センチの金峰山と195センチの寿之富士は初対戦で、左下手を深く取ってそのまま投げました(サンケイスポーツ)。平幕では勝ち越し一番乗りで、首位と1差を守りました(東スポWEB)。取組後は「体が動いてよかった。うれしいです」(スポーツ報知)と話し、優勝争いについては「それよりも勝ち越したことが一番」「考え過ぎても相手が負けてくれるわけではないので」(日刊スポーツ)と自然体を強調しています。新入幕の相手については「ちょっと手をつくのが遅いなと思って。自分の相撲、下から持っていくようにしました」(東スポWEB)と振り返りました。

同じ木瀬部屋では、美ノ海と宇良も10日目の時点で3敗で踏ん張っていました。幕内の3人が白星を重ねる状況に、金峰山は「うれしいです。親方も喜んでいると思います」と口にしています(日刊スポーツ)。

※出典:サンケイスポーツ(2026年9月22日)、スポーツ報知(2026年9月22日)、東スポWEB(2026年9月22日)

12日目は大関・安青錦戦|割を崩して結び前の一番に

12日目は割を崩して、結び前で大関・安青錦と対戦することが決まっています。

日刊スポーツによると、10日目を終えて8勝2敗だった金峰山に、優勝争いに加わる中で上位との一番が組まれました。11日目に3敗となったことで、安青錦とは同じ3敗どうしの対戦になります。結びは大の里と熱海富士の一番です。場所中の番付と顔ぶれは最新の番付表、その日の勝敗は取組結果速報から確認できます。

※出典:日刊スポーツ「結びは大の里と熱海富士 12日目取組発表」(2026年9月23日)

金峰山の経歴|柔道から来日後に相撲、入門5場所で十両に

金峰山は母国で柔道に打ち込み、来日後に相撲を始めて日大で力をつけ、入門5場所で十両に上がりました。

下の図で、初土俵から新入幕までの歩みをまとめます。

図解:金峰山の出世の歩み(初土俵〜新入幕)

2021年11月
初土俵(三段目付出)
7戦全勝で優勝
→2022年3月
幕下優勝(7戦全勝)
→2022年9月
新十両
→2023年3月
新入幕・敢闘賞

※日本相撲協会公式プロフィールの過去の星取表から作成

図のとおり、初土俵から9場所目で新入幕を果たしました。ここからは、その各段階を順に見ていきます。

日本大学で相撲部に|全日本選手権で準優勝

金峰山は日本大学スポーツ科学部で相撲部に所属し、3年生で全日本選手権個人戦の準優勝を果たしました。

日本大学新聞によると、4年生のときには東日本学生選手権の個人戦で優勝しています。日大相撲部の木崎孝之助監督は「19歳でゼロから相撲を始めて関取までこれた彼を、これからも応援してほしい」と話しました。中日スポーツは、日大時代に全国大会の決勝で大の里に勝ったことがあると伝えています。卒業後は、日大OBが師匠を務める木瀬部屋に入門しました。

※出典:日本大学新聞「金峰山関、新十両昇進 スポーツ科出身で初の関取」(2022年9月26日)

三段目付出から5場所で十両|カザフスタン出身初の関取

2021年11月場所に三段目百枚目格付出でデビューし、入門からわずか5場所で十両昇進を決めました。

デビュー場所で7戦全勝の三段目優勝、2022年3月場所では7戦全勝で幕下優勝を果たしています。西幕下筆頭で迎えた2022年7月場所を6勝1敗で勝ち越し、十両昇進を決めました。日本大学新聞は、カザフスタン出身として初の関取で、日大スポーツ科学部の卒業生としても初めてだと伝えています。本人は「出身地、出身学部の二つで初めてになれたのはうれしい」と話しました。

新入幕の2023年3月場所で11勝、敢闘賞

2023年3月場所で新入幕を果たし、東前頭十四枚目で11勝4敗の成績を挙げて敢闘賞を受けました。

中日スポーツによると、カザフスタン出身力士で初の新入幕でした。番付発表の会見では「自分がもっと強くなって、若い人がもっと(日本の相撲界に)来てほしい」と話しています。

※出典:中日スポーツ「金峰山がカザフスタン出身力士では初の関取に」(2023年2月27日)

2025年初場所の優勝決定ともえ戦|12勝で賜杯に届かず

金峰山は2025年初場所に西前頭十四枚目で12勝3敗を挙げ、優勝決定ともえ戦に進みましたが賜杯は逃しました。

スポーツ報知によると、12勝2敗で優勝争いのトップに立って千秋楽を迎えたものの、本割で王鵬に敗れました。日刊スポーツは、豊昇龍、王鵬との優勝決定ともえ戦を経験したと伝えています。結果は優勝同点で、敢闘賞を受賞しました(東スポWEB)。今場所も優勝争いに加わっていたため、11日目の敗戦は「雪辱を果たしたかったが、一歩後退」と報じられました。

この場所の前は、首の不安から十両に落ちていました。中日スポーツによると、首の不安は連日1時間半近いストレッチで解消し、2場所ぶりに戻った幕内の土俵で初日から7連勝しています。前の場所の2024年11月場所は西十両筆頭で12勝3敗を挙げ、十両優勝を果たしていました。

金峰山の番付の上下|最高位は前頭三枚目

金峰山の幕内での最高位は前頭三枚目で、21場所で150勝159敗2休(11日目時点)です。

幕内では11勝以上の場所が2度ある一方、4勝11敗の場所も5度記録しています。主な場所の番付と成績を、協会公式プロフィールからまとめました。

場所番付成績
2023年3月東前頭十四枚目(新入幕)11勝4敗・敢闘賞
2023年5月東前頭五枚目4勝11敗
2024年3月東前頭七枚目6勝7敗2休
2024年9月西前頭十二枚目4勝11敗
2024年11月西十両筆頭12勝3敗・十両優勝
2025年1月西前頭十四枚目12勝3敗・敢闘賞
2025年5月西前頭八枚目10勝5敗
2025年7月西前頭三枚目(最高位)4勝11敗
2026年1月西前頭八枚目4勝11敗
2026年3月西前頭十六枚目9勝6敗
2026年5月西前頭十一枚目6勝9敗
2026年7月東前頭十四枚目9勝6敗
2026年9月西前頭十枚目8勝3敗(11日目時点)

表は主な場所を抜き出したもので、全場所の成績は協会公式プロフィールの「過去の星取表」で見られます。受賞歴は十両優勝1回・幕下優勝1回・三段目優勝1回・敢闘賞2回で、金星はまだありません。

決まり手の傾向|寄り切りが35%

公式プロフィールでは、過去6場所の決まり手の35%が寄り切りで、上手投げと叩き込みが12%ずつです。

得意技は「突き・押し」と登録されていますが、過去6場所の87取組・43勝のうち、いちばん多い決まり手は寄り切りでした。今場所も8つの白星のうち3つが寄り切りで、10日目には下手投げも決めています。なお、11日目に対戦した朝乃山は取組後、「突き押しを警戒した」と話しています(東スポWEB)。

金峰山についてよくある質問

Q. 金峰山の読み方は?「きんぽうざん」ではない?

A. 日本相撲協会の公式プロフィールでは「きんぼうざん はるき」と表記されています。熊本の山の名前としては「きんぽうざん」とも読まれますが、しこ名としての読みは「きんぼうざん」です。

Q. 金峰山の本名と出身は?

A. 本名はバルタグル・イェルシンで、出身はカザフスタンのアルマティです。カザフスタン出身として初めての関取で、初めての幕内力士でもあります。

Q. 金峰山は何歳で、身長と体重は?

A. 1997年6月24日生まれの29歳です。協会公式の値で身長194.0cm・体重181.0kg。2022年の新十両のころは192センチ・176キロと報じられていました。

Q. 2026年秋場所で金峰山はまだ優勝できる?

A. 11日目を終えて8勝3敗で、1敗の大の里と2差です。残り4日を金峰山が全勝しても、大の里が2つ負けなければ並べません。12日目は大関・安青錦と対戦します。

まとめ|金峰山は29歳、柔道からカザフスタン初の幕内力士へ

金峰山は、柔道から来日後に相撲へ転じ、日大を経てカザフスタン出身初の関取・幕内力士になった29歳です。

しこ名は師匠の木瀬親方の故郷・熊本の山から取られ、初土俵から9場所目で幕内に上がりました。2025年初場所には優勝決定ともえ戦に進み、今場所も10日目まで8勝2敗で優勝争いに加わっていましたが、11日目に朝乃山に寄り切られて3敗目を喫し、首位の大の里とは2差になりました。12日目は大関・安青錦との一番です。

この記事は11日目(2026年9月23日)までの情報です。12日目の安青錦戦からあとの勝敗は、取組結果速報で毎日確認できます。本人が「考え過ぎても相手が負けてくれるわけではない」と話すとおり、残りの4日間も一番ずつの勝負になります。

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