相撲レファレンスとは、有志が運営する大相撲の非公式データベースサイト「Sumo Reference」(sumodb.sumogames.de)の日本語版サイト名です。力士プロフィール・番付・取組結果・決まり手統計を江戸期まで遡って収録しており、大相撲ファン・研究者・メディアが広く活用するデータ参照サービスとして知られています。
「大相撲レファレンス」「相撲リファレンス」「大相撲リファレンス」「sumodb」「相撲db」など呼び方はさまざまですが、いずれも同じサイトを指します。この記事では、相撲レファレンスの概要・調べられること・使い方・日本相撲協会公式サイトとの違いに加えて、「開かない」「見れない」ときの対処までまとめて解説します。
この記事でわかること
- 相撲レファレンスの正体と、呼び方が複数ある理由
- 力士・番付・取組・対戦成績の具体的な調べ方
- 日本語表示への切り替え方とスマホでの使い方
- サイトが見れないときの切り分けと、代わりに使えるサービス
相撲レファレンスとは
相撲レファレンスは、海外の相撲ファンコミュニティが自発的に構築した非公式の大相撲データベースです。英語版「Sumo Reference」が原版で、日本語表示にも対応しています。現在はドイツのドメイン(sumogames.de)で運営されており、日本相撲協会とは無関係のファンサイトです。
サイトは sumodb.sumogames.de です。2026年8月時点でも稼働しており、トップページには令和8年名古屋場所(2026年7月)までのデータが反映されています。
場所中はリアルタイムで星取・取組結果が更新されており、速報性と網羅性を両立しています。データの収録範囲は江戸期の番付にまで遡るため、過去のあらゆる記録を調べたいときに多くのファンが最初に訪れるサービスです。ウィキペディアの大相撲関連記事でも外部リンク・参照先として広く使われており(ウィキデータには「相撲レファレンス識別子」というプロパティも用意されています)、ファンコミュニティのなかで事実上の標準として扱われています。
「相撲リファレンス」「sumodb」…呼び方が複数ある理由
呼び方が割れているのは、英語の原名「Sumo Reference」をどうカタカナにするか、ドメイン名で呼ぶか、で表記が分かれているためです。どれで検索しても行き着く先は同じサイトです。
| 呼び方 | 由来 | よく使う人 |
|---|---|---|
| 相撲レファレンス | サイト自身の日本語表記 | 日本語圏で最も多い呼び方 |
| 相撲リファレンス/大相撲リファレンス | Reference を「リファレンス」と読んだもの | 日本語圏の少数派 |
| 大相撲レファレンス | 「大相撲」を足した言い方 | 日本語圏でよく検索される |
| sumodb/SumoDB/相撲db | ドメイン名 sumodb.sumogames.de から | 英語圏の定番表記 |
| Sumo Reference | 英語の正式名 | 英語版サイトの表記 |
非公式サイトであることの注意点
相撲レファレンスは有志が管理しているデータベースであり、一次情報源ではありません。過去番付の所属部屋や移籍時期、四股名の漢字表記などに誤りが指摘されることがあり、利用者が運営へ報告して直してもらう文化があります。
記事や資料で引用するときは「相撲レファレンス調べ」と出典を明示し、勝敗記録や番付など重要な数字は日本相撲協会公式サイトとの照合をおすすめします。
相撲レファレンスで調べられること
相撲レファレンスでは、以下のような幅広いデータを参照できます。
| 機能 | 調べられる内容 |
|---|---|
| 力士プロフィール | 四股名・本名・身長・体重の推移・所属部屋・出身地・初土俵・引退・生涯戦績 |
| 番付データ | 江戸期〜現在まで各場所の全番付。特定の場所・年代の番付を一覧で閲覧可能 |
| 取組結果 | 特定の場所・特定の日の全取組結果。決まり手・勝敗を一覧で確認可能 |
| 通算対戦成績 | 力士同士の全対戦履歴。勝敗・決まり手・場所ごとの詳細を抽出可能 |
| 優勝記録 | 各段・各場所の優勝力士一覧。年代別・場所別の優勝者を検索可能 |
| 三賞・年寄株 | 三賞の受賞歴、年寄株の一覧と保有者の推移。引退後の親方名との対応確認に有用 |
| 歴代力士・出世記録 | 歴代の横綱・大関の一覧と在位期間、力士の出世記録の検索 |
力士の体重推移や、特定の決まり手の出現統計など、公式サイトでは確認しにくいマニアックなデータまで対応しています。データ分析や記事執筆の参照元として、相撲記者・ブロガー・研究者にも広く利用されています。
相撲レファレンスの使い方
相撲レファレンスの主な検索機能は、サイト上部のメニューから利用できます。日本語表示のメニューは「力士」「番付」「取組」「優勝」「三賞」「株」「検索」の7つで、このほかに「歴代力士」「力士の出世記録検索」「取組検索」といった入口も用意されています。
以下の図は、相撲レファレンスの主要機能の構成を示したものです。
力士を調べる
メニューの「力士」から検索画面に入ります。入力・選択できるのは、四股名/部屋または出身地/場所/最高位(横綱〜序ノ口)/初土俵/入門時番付/引退(現役は Active を選択)/並び順です。四股名だけを入れて検索するのが最も手早い方法です。
検索結果から力士名をクリックすると、プロフィール・全星取表・通算成績・決まり手統計・対戦相手の一覧がまとめて表示されます。
四股名の入力でつまずかないコツ
力士検索は四股名の文字列で照合するため、入力の仕方で結果が変わります。次の3点を押さえておくと空振りが減ります。
- 姓の部分だけを入れる。「大の里泰輝」ではなく「大の里」で検索する
- 改名した力士は、調べたい時期の四股名で入れる。旧四股名でも別名としてヒットすることがある
- 漢字が出ないときは部屋や出身地、最高位から絞り込んで一覧から探す
番付を調べる
メニューの「番付」から、年と場所を指定して過去の番付を閲覧できます。表示される列は位置(東西)・階級・四股名・成績で、部屋、出身地、生年月日、初土俵、出身大学、身長体重、最高位、星取表、通算成績、先場所・翌場所の地位と成績まで表示項目を切り替えられます。
「この場所に誰がどの地位にいたか」「その力士は翌場所どこまで上がったか」を横並びで追えるのが、公式サイトにはない強みです。
番付を追っていると、気になる力士を土俵で見たくなるものです。現在の顔ぶれは力士一覧と幕内力士一覧にまとめています。実際に観に行くなら、席種ごとの見え方は国技館の座席表、値段と発売日は大相撲チケットの買い方が参考になります。
取組・対戦成績を調べる
メニューの「取組」および「取組検索」から、特定の場所の特定の日の全取組結果を確認できます。決まり手・勝敗が一覧形式で表示されるため、ある日の土俵全体の流れを把握するのに便利です。
力士同士の通算対戦成績を見たいときは、力士プロフィールページの対戦相手欄から全対戦履歴を開きます。通算勝敗・決まり手の内訳まで確認できるため、ライバル関係の分析に多く活用されています。
なお相撲レファレンスは記録のデータベースなので、取組の映像は収録されていません。実際の一番を見たいときは大相撲の動画はどこで見られる?で視聴方法を確認してください。
日本語表示に切り替える
英語で表示されたときは、URLの末尾に ?l=j を付けると日本語表示になります。日本語版トップページのURLは次のとおりです。
このURLをブックマークしておくと、次回から日本語のまま開けます。
スマホで使うときのポイント
相撲レファレンスはスマートフォン向けの最適化がされていないため、番付表や星取表は横に長い表のまま表示されます。観戦中にスマホで見る場合は、横向き(ランドスケープ)にしてブラウザのピンチ操作で拡大するのが現実的です。
表の一部だけを見たいときは、力士ページから入って必要な項目に絞ったほうが読みやすくなります。
相撲レファレンスが見れないときの原因と対処
相撲レファレンスは有志が運営するサイトのため、数か月おきに一時的なアクセス障害やサーバーダウンが発生する傾向があります。X(旧Twitter)でも「開けない」「Service Unavailable が出る」という報告が定期的に投稿されており、場所期間中に重なることもあります。
多くは一時的なもので、サイトが閉鎖されたわけではありません。次の順番で切り分けてください。
まずURLの打ち間違いを疑ってください。ドメインは sumodb.sumogames.de で、末尾は .com ではなく .de です。次に別の回線や端末で開いてみて、どこでも開けないならサイト側の一時停止と考えられます。その場合は数時間から数日で復旧することが多いため、時間を置いてから再訪してください。
開けないあいだの代替
すぐにデータが必要なときは、次のサービスで代用できます。
- 日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp):最新の番付・取組・結果を調べるならこちらが確実です。過去の成績・番付を検索するページも用意されています
- Sumostats(sumostats.com):番付・取組結果・力士・部屋のデータを扱う英語のデータサイトです。表示は英語のみですが、番付や結果を追うだけなら十分に使えます
- 当サイトの記事:現役力士の顔ぶれや四股名の見方は力士一覧完全ガイド、今場所の幕内の番付は幕内力士一覧で確認できます
ただし、江戸期まで遡る過去番付や通算対戦成績のような深いデータを完全に代替できるサービスは現状ありません。復旧を待つのが確実です。
日本相撲協会公式サイトとの違い
相撲レファレンスと日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp)は目的が異なります。どちらを使うべきか迷ったときの参考にしてください。
| 比較項目 | 相撲レファレンス | 日本相撲協会公式サイト |
|---|---|---|
| 運営 | 有志(非公式) | 日本相撲協会(公式) |
| データ収録期間 | 江戸期〜現在 | 近年の本場所ぶんが中心 |
| 対象階級 | 全階級(序ノ口〜幕内) | 主に幕内・十両 |
| 取組動画 | なし | あり(アプリ中心) |
| 言語 | 日本語・英語 | 日本語・英語 |
| 安定性 | 一時的な障害が起きることがある | 安定している |
| 向いている用途 | 歴史的記録の調査・通算対戦成績・番付の過去データ | 最新情報・チケット・公式プロフィール・動画 |
実際の活用場面では「場所中の速報や公式動画は日本相撲協会、過去の戦績調査やデータ抽出には相撲レファレンス」と使い分けるファンが多いです。相撲レファレンスは非公式サイトのため、重要な一次情報は日本相撲協会公式サイトとの照合を推奨します。
そのほかの大相撲データ参照サービス
相撲レファレンス以外にも、目的に応じて活用できるデータサービスがあります。
日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp) 公式データを一次情報として閲覧できます。現役力士のプロフィール・番付・取組結果・決まり手の公式定義まで網羅しており、正確性では最も信頼できるサービスです。
Sumostats(sumostats.com) 番付・取組結果・力士・部屋のデータを扱う英語のデータサイトです。相撲レファレンスが開けないときの補完として使われることが増えています。
相撲デジタル研究所(立命館大学ARC) 江戸・明治期の番付・相撲絵・古文献をデジタル化した学術的データベースです。歴史的資料の参照に特化しており、研究・教育目的での活用に向いています。
o-sumo API(GitHub) オープンソースの大相撲データAPIで、番付・星取・取組予定・結果データをプログラムで取得できます。データ分析やアプリ開発を行うエンジニア向けのツールです。
よくある質問(FAQ)
Q. 相撲レファレンスとは何ですか?
A. 有志が運営する大相撲の非公式データベースサイト「Sumo Reference」(sumodb.sumogames.de)の日本語版サイト名です。江戸期から現在までの力士・番付・取組結果を網羅しており、大相撲ファン・研究者が広く活用しています。
Q. 「sumodb」「相撲リファレンス」「大相撲リファレンス」は別のサイトですか?
A. すべて同じサイトを指す呼び方です。英語の原名が「Sumo Reference」、ドメインが sumodb.sumogames.de であることから表記が分かれています。
Q. 相撲レファレンスは日本相撲協会が運営していますか?
A. いいえ、日本相撲協会とは無関係の非公式ファンサイトです。海外の相撲ファンコミュニティが自発的に構築・運営しており、現在はドイツのドメインで稼働しています。
Q. 相撲レファレンスでどんなデータが調べられますか?
A. 力士プロフィール・番付・取組結果・通算対戦成績・優勝記録・三賞・年寄株・歴代横綱一覧などが調べられます。特定の力士同士の全対戦履歴や、決まり手の統計抽出など、公式サイトでは確認しにくいデータにも対応しています。
Q. 相撲レファレンスが見れないときはどうすればいいですか?
A. まずURLの末尾が .de になっているかを確認し、別の回線や端末でも開けないならサイト側の一時的な障害と考えられます。数時間から数日で復旧することが多いため時間を置いて再訪し、急ぐ場合は日本相撲協会公式サイトや Sumostats で代用してください。
Q. 相撲レファレンスは日本語で使えますか?
A. はい、日本語・英語の両方に対応しています。英語で表示されたときは、URLの末尾に ?l=j を付けると日本語表示に切り替わります。
Q. 相撲の公式データはどこで見られますか?
A. 日本相撲協会公式サイト(sumo.or.jp)で公式の番付・取組結果・力士プロフィールが閲覧できます。決まり手の公式定義も掲載されており、一次情報の確認に最適です。
まとめ
相撲レファレンス(sumodb.sumogames.de)は、江戸期から現在までの大相撲データを網羅した非公式データベースです。力士プロフィール・番付・取組結果・通算対戦成績など幅広い情報を無料で参照でき、ウィキペディアの参照先としても使われるほどファンに定着した大相撲データベースです。
一方で有志運営ゆえに一時的なアクセス障害が起きることがあり、データの誤りが指摘されることもあります。開けないときは時間を置くか公式サイトなどで代用し、重要な数字は日本相撲協会公式サイトと照合する。この使い分けを覚えておけば、大相撲の記録調査がより確実になります。
記録を追ったら、次は土俵で
データで力士を追いかけると、実際の取組を見たくなります。初めての観戦でつまずきやすいのは、席の選び方と当日の持ち物です。

